お墓にQRコード

実は、これは新しいことではありません。
私の知り合いで、同じ日本葬送文化学会の常任理事を務める山梨県甲府市の「石の声」社さんがすでに8年くらい前から実施しており、海外でのニュースにも掲載されました。

これが当時の wired さんの記事です
http://www.wired.com/2008/03/japanese-graves/

さて、Googleさんで検索しますと、意外とその後、海外でも多くのお墓にQRコードを埋め込みメモリアルスペースとしてサイバーエリアを提供している会社があると判明しました。
日本では本当に石の声さんと今回エンディング産業展で出展した株式会社アイシーザライト(川崎市)が提供しているくらいなのかも。

さて、今回ご紹介するのは、(株)アイシーザライトさんの商品。
ワンオフと言うことで「合掌なび」と言う商品で5万円(税別)がかかり、更に永代サーバーと呼ばれるクラウドにデータを保存する(現在はSakura Internet)仕組みを取り、ホームページと言うのか、弔いの場と言うのかのエリアを提供してくれるとのことです。これが内容によって価格が変動しますが、最低でも55,000円からとなります。

QRコードはガラスに焼き付けられて、後ろ側はシートがあるので、墓石が御影石であっても複雑なQRコードと干渉しないようにできている。本来なら、タイルに焼き付けてしまうのが良いのだろうが、敢えて高級感をもたらすためにガラスに焼き付けたようです。

私としては、「御社がなくなったら(組織編成など事業閉鎖)このデータはどうなるの?」と伺ったら、母体の親会社が引き継ぐようになっていますと返事を頂いた。そこで、その親会社を調べて見ましたら、同じ川崎市内のソフトウエア開発会社の株式会社シャインテックであった。ここも大きくないな〜(社員50名弱)で、取引先が主にリコーと株式会社PROーSPIRE。

事業としては大きくないだろうが、石の声さんが先駆者で、海外ではこのアイデアはブレイクしているが、日本では未だに認知度が低いサービス、ぜひ上手く立ち上がって欲しい。

PDF化パンフをDropboxに保存しましたので、こちらをご参照ください
合掌なび パンフ PDF

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です