2012年に私のメインのブログで極東産機さんの「おくりたたみ」を紹介した。
https://yeyshonan.wordpress.com/japanese-funeral/funeral-biz-fair-2012/
今回も7月の「Funeral Biz」と「エンディング産業展」で展示されていまて、お話を伺うことが出来ましたのでご紹介いたします。
極東産機さんは特殊畳のメーカーさんであり、体育館や公民館などで利用される畳を作っている会社です。特殊仕様だからこそ、この発想が浮かび上がったのかも。
徐々に葬儀社さんも増えているそうですが(敢えてここで年間の出荷量は書きません)、まだ思ったほど流通しているわけではないそうです。
商品としては棺の内側より少し小さいので、簡単に入れることが出来る。
固い棺の底にご遺体を置くよりも(棺布団は敷くが)、やはり畳の柔らかいところに置きたいのが人情だと思う。
パンフレットはこちらより(Dropboxへリンク)
http://bit.ly/2chPbId
それと、誰も触れていないが、ドライアイスを横に置いた時に結露した大気を染みこませるので、変に棺の底も結露しないはず。実は、棺を運んでいる時、この違和感はたまったものではない。
この映像は2011年にFuneral Bizフェアにての紹介したモノです。
日本人は古来から「畳の上で亡くなりたい」と言う思いがあり、またその思いが強くなっている状態です。現在、在宅ケアでお亡くなりになるお方が以前より増えているのは医療費削減の問題で、長らく病院に入院していることが出来なくなってきたから、必要以上に病院にいることが出来なくなった時代です。
昔は、また入退院を繰り返すので、親族の負担になるからずっと病院に預けっぱなしと言う状態でしたが、今はそれが出来ないので、緊急でなければ退院させられる、または、最後はご自宅で看取ってもらう形が増え始めてます。
これもまた、地域差があるので細かいことは書けないが、総務省統計局のデータとしては、徐々に自宅で亡くなる人が増えている。
統計局には2013年までのデータしかなかったので、これを紹介します。
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/Csvdl.do?sinfid=000027231499
そう言う意味で、需要は高まってきているとも言える。
[…] 残念ですが、極東産機さんの商品の中で「おくりたたみ」だけはありませんでした。 […]