月曜と火曜日にて綜合ユニコム社の恒例のイベント(今年で第21回目)、フューネラルビジネスフェアがパシフィコ横浜にて開催されました。
今年は展示社が少ないなと思いながら初日のみ参加し観察ましたが、大差がなかったと。
しかし2015年よりも減っていたと。
すでにブログにも書きましたが、結果的にエンディング産業展とで出展社の奪い合いだなと。
昔のビジネス・ショーとエレクロニクス・ショーなんかと一緒な感じがします。
線引が出来ない時代になってきた。
実際、エンディング産業展は亡くなる前からの人も含めるし、まして終活フェアは亡くなるためにある仕組み(ド素人の出展社が多いので問題があるが)主催者は変わっているが、見に来る人たちはほぼ一緒。
こう見ると葬儀業界って儲かるビジネスなのか?と思われがちだが、実際は二極化している。
おカネがある人と無い人ではなく、おカネがあっても葬儀には使わない人(ミニマリスト)がいて、それがおカネがない人で葬儀を小さくする人たちの部類に入ってきている。
しかし、おカネがある人でミニマリストは葬儀に関してどこにおカネを掛けて欲しいのか、そしてどうしたいのかがきちんと把握しているので、葬儀社としてもおカネを掛けてないがきちんとした葬儀の提案が可能である。
逆におカネがない人達は葬儀を必要ないと思っているので、極端な話、棺も要らない、霊柩車も要らないと言わんばかりである。そこは説明しても理解されない(葬儀社の説明力が足らないことも多い)こともある。
さて、フューネラルビジネスフェアと言うのは一時、一般の人たちにも開放した(最初から入場料は徴収していないが)ことがあり、混乱を招いた。あれは数年前に假屋崎省吾さんが花祭壇を飾った年とその前の年だったか。葬儀と言うのを一般の人たちに見せて(綜合ユニコム社は出版社なので本を売りたい)開放したが、結局購読数は伸びなかったかと(業者向けの記事だけだかったら一般人が興味を示すような内容ではない)。
これは個人的な意見だが、葬儀社のシステムを表にさらけ出してしまったのもあり、あまり葬儀社から良い顔もされなかったのだろうと感じるところもある。
さて、当社としてみたら、これから作るものがあるので、これこそ一般も含む葬儀社への対応もせねばならない時代になってきた。原価率と言うのがあり、家電なんか見ると、だいだい何でも30%くらいで、そこから量販店で3割、4割引きされる。その中では営業利益を出す必要があり、その他保証も兼ねたりする必要がある。これがメーカの課題である。
当社も例外ではない。
ご葬儀や相続に関わるご相談は承っておりますのでぜひコンタクトページよりお気軽にご連絡ください。