お墓参りもバーチャルの時代

どのように追悼するか

Facebookが一般に利用されるようになって(日本では10年前はそうでもなかった)、追悼の儀式に変化が起きました。
それはそうでしょうね、亡くなったことを後から知った人はどこにお参りをするのかって悩んだことがあるかと思います。
年賀状のやり取りだけしか行っていない人たちなら、遺族の住んでいる場所すらわからないこともしばしば。

Facebookのアカウントは遺族が申請すれば「カノナイズ(canonize)」することができて、その時点で友達であった人以外にはアカウントが存在しないようにすることが可能である。
つまり、「天国へ連れて行き、聖人にする」と言う意味だ。

そこで「お墓参り」はどうなの?

今は21世紀、しかも日本のケータイ回線も100Mbpsを超えるところあるし(逆にちょっとしたWiFiのほうが遅い!)、自宅にも1Gbpsの光ファイバーが張り巡らされていることもある。
我が家なんか1GB x2(Nuro)が入っており、固定は私が使い、DHCPは子供が大学の授業を受けるために利用していて、回線を使い分けている。

お墓参りだってわざわざ行く必要もなくなってきた時代だ。
私の友人の石材店(山梨県甲府市「石の声」)が平成20年(2008年)に墓石にQRコードを入れてネット上にて故人の写真やビデオを流れるような仕組みを紹介し日本外国特派員協会の会報誌にまで取り上げられた。
QRコードはタイルに焼いて墓石に貼り付けた。

http://ishinokoe.co.jp/00012/002qr/

FCCJの会誌の記事はすでにアーカイブにも残っておらず(システムの再構築で失われました)、紹介することが出来ないのが残念です。

ところで、みなさんはお墓参りには行かれますか?

私は行くんですよ

実際、もう墓守りもう行く必要もないのですが、 先祖供養と思ってやっています(笑)

できたら3ヶ月に一度は墓の掃除、草抜きとかしに行ってキレイにしてきます。
要するに盆暮れ正月と彼岸ですね


私が提唱する 死に方改革®の一つなんですね。
ちなみに「死に方改革」は うちの登録商標なんですよ

人間の死だけは確実なので、 死ぬことを前提として楽しく生きていこうということです。
それにはきちんと始末をつけながら 生きていくことが大切だということです。

さて、このお墓参りには 作法があるのか?
実は、コレだ! という作法はないんです。

中には、 派手な服装を控えるべしとかいう人たちも いらっしゃいます。
それは、それで 尊敬に値いします。

お墓参りで大切なのは掃除です!
本当に 服が汚れます。
手と手を合わせることでお参りは言うまでもなく前提ですよ。

私なんか奥のくさ抜き、膝まついてまで掃除しています。

一張羅なんか着て なんかできません。
それに夏の墓苑は蚊も多く出てきますので、防虫スプレーしたりで汚れてもいい服装で墓参りに「挑みます」

はい、「挑みます」

では、お墓参りで何が必要か

お花、線香、ライター(マッチはオススメしません)、ゴミ袋、ビニール手袋、ホウキやチリトリ、墓石を掃除し、コケを落とするなら亀の子タワシや 天然成分由来の石鹸(合成洗剤はダメ)くらいかな。

確実に汚れるでしょ!

・・・

私はだいたい一人でお墓参りをするので、

お花はちょっと割高だけど

お墓の墓苑事務所で 仕入れたりします。

もちろん、持ち込んだほうが 安くあがるし、

同価格なら もっとゴージャスなお花が 飾れるでしょう


なぜお墓参りの話をしているかというと、先月末に行われたエンディング産業展のイベントで、とある会社さんに出会いました。

ここ、 バーチャルお墓参りをしています。
ビジネスとしては、遺族の了承のもとで 

お墓の掃除も引き受けて、お墓をネットで公開し、誰でもお墓参りができる仕組みを作り上げているわけです。

つまり 墓地へ行って、お墓を掃除し、人に見せられるようにまでしたり、ドローンで撮影したり、動画を撮影したりして、お線香をバーチャルであげれる仕組みを 作ったわけです。

その会社の名前は「ジャムコム」さん

横浜の会社で「セレモニー・モバイル事業」、

https://jamcom.jp/ceremobi.php

つまり「セレモビ」で検索されると 出てきます。

今、クラウドファンディングにて出資者(お客様)などを集めています。
ジャムコムさんのお問い合わせはこちら:

https://jamcom.jp/contact.php

よろしければ「和田からの紹介です」とひと言付け加えていただけるとありがたいです。