日本石材工業新聞さんに寄稿いたしました

日本葬送文化学会からの繋がりで通称その筋?の人たちには「仙人」と呼ばれています内藤理恵子さんのご紹介により米国と日本の遺影とお墓についての内容で執筆いたしました。

日本石材工業新聞 2021年3月15日 2239号

日本の墓石は遺影がありません。
欧米の墓石は遺影があったりします。
この差はなぜでしょうか?

ズバリ「家族墓」と「個人墓」の違いです。

遺影はそもそも日本の文化とも言えます。
もちろん海外でもポートレート撮影がありますが、「遺影」とまではいきません。
有名人が亡くなったときに、その人のポートレート写真をプラカードに持つことがありますが、日本はそれはないですよね。

その中で、お墓が家族墓である日本は抽象的なイメージでしかなく(もちろん大物政治家などは「個人墓」がありますが)、「先祖代々の墓」はそのときの主以外に子孫も入るのであまり個人的な墓は存在しないですよね。

そこで最後はペットです。
ペットは家族。
とても大切であるがゆえにいつまでも思い出を残したいから「個人墓」になります。

ここにはビジネスが生じますね!