Podcast 2021年度 エピソード11 フューネラル・ビジネス・フェア 2021

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こんにちは、今のところ、日本でたった一人の葬送ビジネスポッドキャスター 有限会社ワイ・イー・ワイの和田です

死に方改革研究者 及び 旅のデザイナー 、あの世への旅です。

今日は 2021年6月26日 です

jFuneral 葬送ビジネスポッドキャスト
葬送ビジネスポッドキャスター

(ちょっとビデオを入れ込んでみましたw)


前回のお話、エピソード10は「葬儀屋さんの自己紹介」

自己紹介をするのにただ「葬儀屋です」ではなく「葬儀社のナニナニ企画担当です」とか言ったほうがカッコいいよね。

それが自己ブランディングにもつながります。

今日のお話は二年ぶりの「フューネラル・ビジネス・フェア」です。


すでに「yeyshonan.com」でも速報をアップしましたが、こちらではまとめみたいなのをお話いたします。

パシフィコ横浜展示ホールBとCにて開催

まだ主催の「綜合ユニコム」社からの参加人数の正式発表はありませんが、二日間のイベントで2週間前(まだ緊急事態宣言中)のエンディング産業展よりも人出は多く感じました。

しかし、二日目の15時をすぎるとだんだんと人が減ってきてしまったのもあります。

でも、かなり活気はあったかと思います。

私としては、同窓会みたいな感じでもありました。

業者さん目線で言えば何がいいかというと、二日間なんです。

エンディング産業展は三日間で、友引前、友引と前後どちらかの1日が追加されます。
出店者としては、マジに疲れます。

私の勘と偏見ですが、今後、こっちにまた戻るのではと。
東京に来るのが怖いと思う人達が多いけど、来年のエンディング産業展は10月31日から三日間@東京ビッグサイト(本館のほう)になりますから、なおさら不便かなと。

今回のエンディング産業展は苦肉の策でAとBに分かれて密を避けた要因もありましたが、来年は例年のように西棟かな。ゴチャ交ぜイベントが多かったから「エンディング」の意味合いが薄れてしまったのもありました。

フォーシーズンズさんの作品

さて、本題のフューネラル・ビジネス・フェアですが、恐らくここも例年の半数。
前日に全葬連のミーティングがあったらしいのでそこに参加した業者さんもあり、前泊して初日だけ見て帰った人もいたそうです。私も実家で昔は全葬連に所属して色々とお手伝いをしていたけど、昨今の全葬連は誰から聞いても評判がよろしくないな〜って。勉強会もしないし、ナンのための組織だろうと。

フューネラル・ビジネス・フェアですが、今年は大手SIerさんたちが全滅。
墓石関係、仏壇関係もほぼ皆無。
みんなそっぽ向いているのか?って思いましたが、ちょっと違うんだなって。
ネタがないんですよ!!!

新規のところも入ってきて、これは面白い!っていうのもありました。

熊本の家具職人、ART TANAKAさんのペット仏壇

私はAIと相続とバーチャル墓地とリアル墓地(供養墓)の関係を見ながら調査していました。
いくつかは目ぼしいところがありました。

やはり自動化、配信、ワンストップ、その他はエコを考えたものにシフトしているのかな?って。

もう一つ気になったのが大手のメーカさんたちが同業者を調査していないんだなっていうのもつくづく感じました。裏を返せば、調査するまでもないのかという気持ちも現れているのですが。

今の葬祭業の仕事の多く(都内では6割以上、下手したら8割弱)が火葬のみや小さい葬儀。
まして、お通夜なんかもしない、下手したら火葬場で立ち会いでチャンチャン。
そんな中、葬儀もお墓も要らないと言われてしまったらどうするのか。
配信もないわ、なにもない。

霊安室に直行して(下手したら業者や火葬場の冷蔵庫)、そのまま火葬。
ありゃりゃ!これはアカン。

東京都は今年の1月1日から火葬料が1.5万円アップ。
これも仕方ないことではある。

東京都の葬儀社の組合も値上げ反対と騒ぎましたが、東京博善も背に腹は代えられない状況で値上げを断行。そして、現在は落ち着いてしまった。


やはりどこの葬儀屋さんもエンバーミングを施せるような仕事になっていないのかな?って。
多くの仕事が火葬のみとか直葬、しかも「ポータル」と呼ばれるネットブローカーから仕事が大半だから、すでに金額の上限は決まっている。それ以上のことは出来ないことはないけど、ネットブローカーでの評判を落とすことになるだけだし、下手したらこちらの持ち出しになるのでやらない。

葬儀屋さんがやらねばならないのは自己ブランディングの強化だろうとつくづく感じた。

私が敬愛するいつでもコール24の佐々木悦子社長

元船井総研でコンサルティングをされていた前田さんが「つむぎ」という会社を立ち上げて、会社だけではなく、社員にフォーカスし、モラル向上と一人ひとりのブランディングに力を入れるような会社を立ち上げていて、出展されていた。これにより、人と組織の強化を図っている。

だが、これをしたからと言って、件数アップは直接は関係ないが、風通しのよい会社になり、モラル向上につながればという願いがある。そして、「供養文化は日本を幸せに」という思いもあるとのことだ。

今、世界中で労働人口が減っている。

減っている理由は人口が減っているからだ。
そして、多くがステイホームで在宅になり、もう普通に会社の通勤に戻りたくない気持ちもあるのだろう。
日本人は在宅に慣れておらず、できたら会社へ戻りたい(住宅事情もあるだろうから)という人も少なくない。しかし、今までの日本の最低賃金が30年前と変わらないことを考えたらよりよい方向へみんな転職したいと思うだろう。だからこそ、6月はかなり転職率も上がっている。

葬祭業もそうだろうなと。
パーソナルブランディングをしていかないと良い社員がどんどん引き抜かれてしまうだろうと。

岐阜のメモリアホールディングスがエンディング産業展に続き、こちらでもトレーラーハウス式場を展示してくれていた。
ローコスト出店戦略と名付けていた。
トレーラーハウスの課題はいくつもあるがメリットも大きい。
メリットとしては移動できる(トレーラーの後部だから)、そしてどこにでも設置できる。

たとえ調整区域でも。

しかし、待った!調整区域のことを調べたら、トレーラーハウスでも規制があると判明。

なぜなら、調整区域そのものの課題があるからだ。
それを回避する方法も存在する。

葬祭業の課題は、業界が縮小しているところだろう。

松岡会長がいうには、選択肢は3つある。

  1. 諦める
  2. 日和見(ただ指を加えて見ている)
  3. 新しい競争を仕掛ける

1と2は諦めか悟りの違いだろう。

3は自己資金があれば競争を仕掛けることができるが、相手の陣地に攻めに行くことになる。
果たしてそれはよいことなのかは結果次第。
まして単価アップも難しい時代だが、お客がよろこぶような役務を提供しながら単価アップならまだしも、どこかの誰かみたいに、ただ単価だけをべらぼうにアップして売上げアップ戦略だとヤバい。

今は大きい葬儀場を維持するだけでも苦しい時代だ。
これを改装する方法もあるが、やはりコストもかかるが、普通に大きな式場をもつ会社なら、これが一番費用の掛からない葬儀場を活かす選択肢だろう。しかし、改装中はすべてが止まることを理解していねばならない。

これからは小さい葬儀場建設ブームが再来するかも知れない。
だが、死者数が増えてもビジネスが大きくならないだろうから、注視したい。

今回のフューネラル・ビジネス・フェアは今までとは違い、新規参入者も何社かいたけど、明らかに葬儀業界を理解していない素人コンサルティング会社も何社かいた。

これからはネットで集客時代だが、ホームページとランディングページの違いすらわからず「ホームページ作成業務」といいながら葬儀業界のマーケットも知らない、ユニクエストもよりそうも知らない経営コンサルティング会社がいて、こんなのは誰も相手にしないだろうな〜って。

こんなところに引っかかるような葬儀屋さんはおめでたいわ。トライアル&エラーの連続で、潰れるよ。

いつも言うけど、世の中、商品を売るにはストーリーが必要。

同じものを売った場合、ストーリーを伝えたほうをお客はそれを買う。

人間は感情で動くから感情に訴える必要がある。

スティーブジョブスが天才的に上手でした。

これが葬儀会社の生き残り戦略。


最後に少し私の本の宣伝を。

「死神と呼ばれた男」の本はアマゾンで絶賛発売中です
英語版も出版予定で、すでに、翻訳を書き終えてあり、月曜日に新たに表紙の撮影を行う予定です。

日本語版とはちょっと違うテイストで出版予定です。

乞うご期待!

今日のお話はいかがでございましたでしょうか?
葬儀社の社員、一人ひとりが会社の広告塔です。
人材は宝です。宝をより価値あるものにすることも、ゴミにするのも社長の判断です。
さらに大切なことは、葬儀社もマーケティングする時代です。

マーケティングは、単なるホームページを作ったり、チラシを配ったりするだけではありません。

SNSもありふれていますが、全てを使いこなしている人はおりません。
どれでも試して、自分に会うのを使い続けてみるのがいいでしょう。


最近、人気が上がってきたのがこのような音声媒体を利用したポッドキャストです。

クラブハウスからの影響もあるかと思います。

今日のテーマは「フューネラル・ビジネス・フェア2021」でした。

次回をお楽しみください。

お届けは今のところ、日本でたった一人の葬送ビジネス・ポッドキャスターの和田でした。

ご清聴ありがとうございました。