こんにちは、今のところ、日本でたった一人の葬儀・葬送ビジネスポッドキャスター 有限会社ワイ・イー・ワイの和田です
死に方改革® 研究者 及び 旅のデザイナー® 、あの世への旅です。
今日は 2021年8月9日 で、台風11号と10号がやっと通過したと思ったら、9号が後ろからジェットストリームアタック。
エピソード14は「葬儀社のターゲット」でした。
ターゲットを絞ることが大切。
そして、買わない理由を取り除くことを忘れてはならない。
さて、今日のお話はマーケティングから少しズレまして、「旅のデザイナー」としてのテーマの
「遺言を書くには相続を知る必要がある」です
葬儀屋さんがマーケティング、つまり種蒔きはエンディングノートなどを使います。
その他、会員制度とかも。
終活が周囲に一番身近な内容かと思いますが、これは種を蒔いてからすぐには目を出しません。
終活とは、エンディングを意識して準備をすることですが、いつも言っているように、楽しく暮らすためであり、生きることを目標にしないといけません。
そして安心していつでも逝けるようにと(笑っていいのだか・・・)
これが死に方改革®の基本です
今回の内容は、葬儀屋さんの豆知識として活用していただきたいです。
昔、遺言を書きましょう!とやりました。
あれからすでに10年に以上も経っています。
実はIGON株式会社(現在、有限会社ワイ・イー・ワイで事業承継しています )で「遺言ツアー」をやりまして、弁護士、司法書士、税理士、フィナンシャル・プランナーと一級葬祭専門士である妻を入れて初島のあわしま 淡島ホテルでツアーを企画ました。
それがテレビ局の目に留まり、「たけしのニッポンのミカタ」、2011年10月28日の番組で紹介されました。
今回は、まず人が亡くなったら、どうなるかというお話です。
この内容は葬儀屋さんだけではなく、一般の人にも大切なことなので、去年(2020年)の3月2日にここのPodcastで公開した内容のおさらいでもあります。
相続は誰にでもあります。
相続人と被相続人というのは何かということを知って欲しいです。
相続において、死亡した人を「被相続人」といい、
引き継ぐ人が「相続人」です
では、相続とはなんだろう?
人が死亡するとおカネがある、なし関係なく自動的に発生します。
会社組織(株式だろうが、社団だろうが財団だろうが)会社には相続は発生しません。
しかし、個人事業主が死亡した場合、個人なので個人資産とまとめて相続対象資産として遺産分割協議にかけられます。なので、引き継ぐ場合は、新たに個人事業主として登録が必要です。
そういう場合、やはり会社組織にしておくほうが楽ではあります。
あと、ましてペットにも相続は発生しません。
昔、ゆうちょの管理が甘かったときに、かなりペット名義で口座を作っていた人がいました。
今はもうできません。
事業など無形資産を引き継いだ場合は「承継」といって、
土地やお金といった形のある財産を「継承」といいます。
財産の引き継ぎを相続といいます。
相続には借金も含まれることを忘れてはならないです。
つまり借金で相続税が相殺されることも忘れずに。
家族を幸せにすることが大切であり、
人がどうやって財産を引き継ぐかが課題です。
日本の相続税法は3代ですっからかんにしてしまう仕組みです。
だからこそ「長者三代」ということわざすらありまして、今でも同様。
今の相続税法をどうやって上手く活用するかが課題です。
大切なことはヨボヨボになる前にきちんと準備をしておくこと。
ボケてからだと成年後見人が入り、自分の意志とは違う方向へ行ってしまうことすらあります。
つまり、体が動くうちに!
筋肉は「金」(沈黙は金だろうけど)
亡くなってからだと遅いこともあるのでお忘れなく。
現在、私は全国展開しているオーシャングループの一般社団法人あんしん財産管理支援機構を紹介しております。
生前対策についてサポートしてくれます。
https://www.seizentaisaku.com/
ここの組織で身元保証の仕組みを作っております。
もし何かございましたら、ワイ・イー・ワイの和田からの紹介だと言っていただければよりよく対応してくださるはずです。私が120%信頼をしているところなので。
ちなみにここから一切、バックはもらっていませんのでご安心ください。
その分、皆様へ還元して欲しいからです。
そして最後は遺品回収につながります。
私が尊敬する社長の一人、Keepers 吉田太一社長を紹介いたします。
吉田社長は日本で一番最初に遺品回収業というのを分野を約20年くらい前に始めたました。
今の同業者はほぼみんなキーパーズの下請けが独立した会社だと言っても過言ではありません。
吉田社長は葬儀を終えた、1万人を超える大勢のご家庭に出向いて遺品を回収しております。
そこで、気づいたことが:
1) 準備は大切。
2) 終活は元気なうちにやっておく。
3) そして、大切なことは家族との相談。
4) 亡くなってから、エンディングノートとかを発見してケンカになることも。
なぜそうなるかというと、亡くなった本人は「こうして欲しい」と書いたが、残された人たちが納得できるか、できないかで家族間トラブルが起こります。
つまり、エンディングノートの内容をそのまま尊重するか、しないとかと。
エンディングノートというのはあくまでもガイダンスであり、遺言ではありません。
まして遺言でもモメることもあります。
今回は吉田社長の本もご紹介します。
吉田社長は20冊以上もご執筆されており、日本ペンクラブにも所属されているとのことです。
本の題名は「葬儀・相続・遺言の万全ガイド」です
葬儀屋さん、この本をお読みになられて、知恵をつけていただきたいです。
今日のお話はここまでです
最後に少し私の本の宣伝を。
「死神と呼ばれた男」の本はアマゾン CO.JPで絶賛発売中です
英語版も出版予定です。
FCCJ 外国人記者クラブより9月29日に本の発表を行います。
乞うご期待!
葬儀社というのは地場産業。
地域密着がもっとも大切な職業の一つでもあります。
八百屋さんやスーパーマーケットと変わらないです。
葬儀社の社員、一人ひとりが会社の広告塔です。
人材は宝です。
宝をより価値あるものにするのも、価値なきものにするのも社長の判断次第です。
さらに大切なことは、葬儀社もマーケティングする時代です。
マーケティングは、単なるホームページを作ったり、チラシを配ったりするだけではありません。
色々なSNS使うことも大切です。
試して、自分に合うのを使い続けてみることがいいでしょうか。
そして、ネットで集客するに必要なのはランディングページです。
当社でランディングページの作り方の講習会なども行っております。
そして最近、人気が上がってきたのがこのような音声媒体を利用したポッドキャストです。
クラブハウスからの影響もあるかと思いますが、やはりスマホの普及でいつどこでも聞けるということが大きいでしょう。
今日のテーマは「遺言を書くには相続を知る必要がある」でした。
ぜひポッドキャストのご登録を。AppleのiTunes、Googleのポッドキャストでjfuneralとyeyshonanで検索可能です。
次回もお楽しみください。
お届けは今のところ、日本でたった一人の葬儀・葬送ビジネス・ポッドキャスターの和田でした。
ご清聴ありがとうございました。