Podcast 2021年度 エピソード20 葬儀社はどのような情報を提供するか

葬儀・葬送ビジネスポッドキャスト エピソード20 「葬儀社はどのような情報を提供するか」

こんにちは、今のところ、日本でたった一人の葬儀・葬送ビジネスポッドキャスター 有限会社ワイ・イー・ワイの和田です

死に方改革® 研究者 及び 旅のデザイナー® 、あの世への旅です。

今日は 2021年10月23日 です。

葬儀・葬送ビジネスポッドキャスター

久しぶりの正式な更新です
前回2回は番外編でしたが今日はきちんとした内容です。
なので、きちんと書き起こしをしております。

さて、今日の20年前に何があったかご存知でしょうか?

2001年10月23日です。

はい、iPodが発売された日です。

以前からこのポッドキャストの最後で案内していましたね。
iPodがあるからこそ、今のポッドキャストがあると言っても過言ではありませんね。

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さて、前回は葬儀社のビジネスモデルのお話でした。
簡単に説明しますと、お葬式の違い。
直葬、家族葬、一日葬、一般葬、社葬、そしてゼロ葬。


今日のお話は「葬儀屋さんの情報提供」についてです。

葬儀屋さん、あなたはお客様にどのような情報を提供していますか?

広告を見直したことがありますか?

だいたい、提供する情報はご葬儀の規模とお値段ですよね。
これが前回、10月5日のエピソード19の内容でした。

さて、今回はもう少し頭を捻りましょう。

お客様に有益な情報を与えていますか?

そこでお客様に有益な情報とは何かを考える必要があります。

まず、地域や葬儀屋さんの規模によってお客さんに与える情報が異なってくるかと思います。

斎場を持っている葬儀屋さん、1式場なのか多数なのか、しかも上場企業である燦ホールディングスさんみたいに50以上も式場を持っているところなのかで大違いです。

あなたの会社がお客様に与えれる有益な情報は何かを考える必要があります。

これを直接出すと、同業者が真似をするだろうと。
確かにそうです。

それなら、来ていただいたお客様にだけ有益な情報を出せばよい。

では、どうやって、お客様に来ていただけるかを考えねばなりません。

まずは、業界の常識と世間の非常識などがいいのでは?

業界の常識の一つとしてはGoogle検索でトップに上がってくるのはポータルであり、葬儀屋さんではないことだと。

意外と一般は知っていません。
ひどいでしょ!

よくあるのがコールセンターでミスをして、葬儀屋さんのせいにされるとか、引き継ぎがうまく行ってなかったりのあるあるですよね!

そんなことを言ったら、干されるか!(笑)

しかし、お客様が求めているのは「へ〜」という内容です。

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目的は自社で施行できる葬儀につながることが大切です。

すなわち、売れるための情報

そして、何を売るか

葬儀、仏壇、位牌、生花、ランクアップ、何でも良いのです。
ちなみに「互助会」の場合、ランクアップはご法度(ほとんど黒に近いグレー)ですよ。

つまり、商品の使い方なども大切です。

お客様が地域で葬儀をどう感じているのかを調べるのが大切です。

まず、葬儀を中心に考えすぎていると見えてこないことも多いです。

では、お寺を中心に考えてみたらどうか。

例えば、葬儀をせねばならない檀家のことなど。
お寺さんを呼ばないとどうなるのかとか。

つまり間接的にためになる情報を提供する。

しかし、お布施の内容はご法度!

それはどこの葬儀屋さんも言わなくてもわかっているはず。

そして、伝えるときは直球を投げてはならない

人間は心理的に、買え!って投げると拒む。
誰でもそうだと思います。

ではどうやって?


他人の評価がすごく有効的なのをご存知ですか?

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だからこそ食べログやGoogleやAmazonの評価が見られる
しかも、見るところはいいところと最悪なところ。

いいことは嘘八百が書かれていることが多いから。

では、葬儀屋さんのアピール度は何か?

今、ポータルと呼ばれるネットブローカーが牛耳っているわけです

ネットで検索すると、最初にここが出てきます。

お客様はそこに電話してしまいます。

「広告」と出ていても、それを見落とします。
それが普通の人たちです。

そういうところを「正す?」必要があるのでは。

ポータルから仕事が入るより、直で仕事が入ったほうが手数料を取られなくて済みますよね。
まして、ポータルのコールセンターが引き継ぎミスをした場合、葬儀屋さんのせいにされます。

こういうのは一般人は知らないことなのです。
お客様が求めている情報は何か?

つまり欲しくない葬儀というよりも、欲しい「今でしょ」のつながる情報を提供することが大切です。

これが極意なのかも知れませんね。

今日のお話はここまでです。


葬儀社というのは地場産業。
地域密着がもっとも大切な職業の一つでもあります。

八百屋さんやスーパーマーケットと変わらないです。

葬儀社の社員、一人ひとりが会社の広告塔です。
人材は宝です。

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宝をより価値あるものにするのも、価値なきものにするのも社長の判断次第です。
さらに大切なことは、葬儀社もマーケティングする時代です。

マーケティングは、単なるホームページを作ったり、チラシを配ったりするだけではありません。

色々なSNS使うことも大切です。
試して、自分に合うのを使い続けることがいいでしょうか。

そして、ネットで集客するに必要なのは「ランディングページ」です。

当社ではランディングページの作り方の講習会なども行っております。


そして最近、人気が上がってきたのがこのような音声媒体を利用したポッドキャストです。

クラブハウスからの影響もあるかと思いますが、やはりスマホの普及でいつどこでも聞けるということが大きいでしょう。

今日のテーマは「葬儀社はどのような情報を提供するか」でした。

ぜひポッドキャストのご登録を。

AppleのiTunes、Googleのポッドキャストでjfuneralとyeyshonanで検索可能です。


最後に少し私の本の宣伝を。

「死神と呼ばれた男」の本はアマゾン CO.JPで絶賛発売中です
英語版も出版しました。

FCCJ 外国人記者クラブにて先月9月29日に本の発表を行いました。
緊急事態宣言中、約50名の方々がお集まりいただき、更にネットからも見て頂いた方々もおりました。

久しぶりに会場を満席にいたしまして、とても心地よかったです。

Curtesy of FCCJ

会見につきましてはFCCJ公式YouTubeチャンネルで配信されますので、ぜひご覧くださいませ。

サムネイルで「死に方改革®」と「旅のデザイナー®」が表示されています。

次回もお楽しみください。

お届けは今のところ、日本でたった一人の葬儀・葬送ビジネス・ポッドキャスターの和田でした。

ご清聴ありがとうございました。