昨今「お葬式仏教」と呼ばれながらお寺さんとのつながりがすごく薄くなってきています。
その中で葬儀社もお寺さんとの関わりを考えねばならない時代がより強くなりました。
まず、このポッドキャストエピソードでは、深掘りをしていないと「防衛線」を張ります。
なぜなら深掘りをすればするだけ、この話題は論文が書けるからです。
今回の目的はそこではありませんので。
さて、今回はBGMの始まり方を変えました!
今日は比較的雨が降って寒い日でした。
今回はお葬式についてお寺さんも葬儀屋さんも困っている時代に突入。
お葬式とお寺は切っても切れない縁です。
とくに日本の文化では、盆暮れ彼岸などは必ずお寺と関係がある文化と生活があります。
今、コロナ禍で葬儀が簡素化されただけではなく、小規模になりました。
実際、昔からそうしたいという人たちがおりました。
「葬式仏教」というのは実は70年代からこの用語があったみたいです。
「葬儀は要らない」という文言も最近ではありません。
島田裕巳(ポッドキャストでは「ヒロユキ」さんと言ってしまいました(失礼いたしました)が葬式が要らないと言う本まで出しています(私もその本を持っています)。
お寺さんの知恵というのをより多く取り入れることが大切です。
伊達に修行しているわけではないのです。
まず、お葬式仏教はお寺さんに対して失礼かなと思います。
この言葉だけが勝手に独り歩きして、凶暴な牙を向けているなと。
葬式は要らないというのは、今までの形式的なお葬式は要らない時代になったのだろうと。
死(不幸)に対しておカネをいただくという抵抗感があるのかなと。
では、そこをどう払拭する必要があるのか。
お布施というのは何かと明確にする必要があるだろうと。
葬儀では儀式をしているのと祭壇の大きさ、棺(燃やしますが)の立派さが見える。
しかし、お経は見えない。
だからこそ、ここを明確にしないといけない時代になってきているのだろうと。
お寺は昔は寺子屋があり、勉強をする場所でもありました。
大切なことは知恵あるものが知恵なきものに知恵を分け合うことです。
つまり、上から目線ではなく、ともに分け合い、助け合うことが望ましいのですが、なかなかそれを受け入れてくれる人がいない。
その仕組を作り上げるのが今のお寺の役割の一つなのではと考えます。
そこは葬儀社も一緒なんです。
お経の意味とかはいいんです。
お経を読んで、ありがたみを感じる人はいません。
しかし、お寺さんの知恵を分けてもらうことはすごく大切なことだと思います。
葬儀屋さんもお寺さんも、変わらねばならない時代です。
葬儀屋さんはお寺さんとタイアップし、文化と知恵を伝える勉強会をする必要があると。
そこの出口戦略とはなにか?
家と家族の違いを伝えねばならない。
家墓と個人墓があり、どうやってこれを継承していくか。
お家制度をどう崩し、どう継承していくか。
そこで伝える必要があるのは儀式だろうと。
やらねばならないのは「新しい世界」を伝える必要がると。
今、AIにて京都大学の熊谷誠慈先生とやり取りをしています。
そもそも、私はAI開発をしている会社の営業顧問をしています。
ブッダのAIを開発しました。
これがどのようなことをするのか未知数ですが、人類の癒やしになるのか、導きになるのか・・・
今、大切なのは、多くの人に迷いがある。
その迷いは煩悩でもあり、心の病でもあります。
しきたり、ルール、法律、戒律などの多くが交差する中で、葬送文化をどのように伝えていくか改めて考える必要がある時代ではと。そこには葬儀屋さんだけではできない。お寺さんだけでもできない。
お互い持ち合わせていないところを融合しなければならないだろうと。
あまりにも今回は抽象的な話で申し訳ないのですが(本来なら番外編くらいにしないといけない内容ですが)。
今日のお話はここまでです。
葬儀社というのは地場産業。
地域密着がもっとも大切な職業の一つでもあります。
八百屋さんやスーパーマーケットと変わらないです。
葬儀社の社員、一人ひとりが会社の広告塔です。
人材は宝です。
宝をより価値あるものにするのも、価値なきものにするのも社長の判断次第です。
さらに大切なことは、葬儀社もマーケティングする時代です。
マーケティングは、単なるホームページを作ったり、チラシを配ったりするだけではありません。
色々なSNS使うことも大切です。
試して、自分に合うのを使い続けることがいいでしょうか。
そして、ネットで集客するに必要なのは「ランディングページ」です。
当社ではランディングページの作り方の講習会なども行っております。
そして最近、人気が上がってきたのがこのような音声媒体を利用したポッドキャストです。
クラブハウスからの影響もあるかと思いますが、やはりスマホの普及でいつどこでも聞けるということが大きいでしょう。
今日のテーマは「お葬式仏教と葬儀屋さん」でした。
ぜひポッドキャストのご登録を。
AppleのiTunes、Googleのポッドキャストでjfuneralとyeyshonanで検索可能です。
最後に少し私の本の宣伝を。
「死神と呼ばれた男」の本はアマゾン CO.JPで絶賛発売中です
英語版も出版しました。
FCCJ 外国人記者クラブにて先月9月29日に本の発表を行いました。
緊急事態宣言中、約50名の方々がお集まりいただき、更にネットからも見て頂いた方々もおりました。
会見につきましてはFCCJ公式YouTubeチャンネルで配信されますので、ぜひご覧くださいませ。
サムネイルで「死に方改革®」と「旅のデザイナー®」が表示されています。
次回もお楽しみください。
お届けは今のところ、日本でたった一人の葬儀・葬送ビジネス・ポッドキャスターの和田でした。
ご清聴ありがとうございました。
[…] なぜなら、前回のエピソードで語ったように「お葬式仏教」と言われてしまっているからです。 […]