お寺がお布施で電気代を払えない時代

さて、この状態はどういうことなのか?

過疎地にあるお寺は非常に経営が難しいのです。
そういうところで、何ができるか。
他のお寺の檀家さん(ご門徒さん)を奪うことはできない。
まして、すごく閉鎖的な社会でもある。

私が聞いているポッドキャストの一つで「Temple Morning Radio」というのがあります。

ぜひ、このエピソードを聞いていただきたい。

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/temple-morning-radio/id1522648631?i=1000546365277

鳥取県八頭町の浄土真宗本願寺派 光澤寺の住職が苦し紛れで宿坊を作ったお話です。

日本で決済権を持っている人が60代、70代です。
こういう人たちが未だに牛耳っていて、日本以外世界が変わっているけど、日本の社会が気づいていない。最近、デジタル庁や法務省で著作権違反をしているくらいです。それだけ意識が低い。

檀家制度がすでに田舎では崩壊しています。
私の友人も滋賀県で経営に苦労されている住職がおります。
中にはヨガをやったり、朝活をやったり、色々と試されているお寺も少なくありません。

田舎では納骨堂を建てるにも融資をもらえないところもある。
宗教法人には投資ができない銀行もあったりする(実際はできるのですけど)。
そういう意味では、経営者である住職が何らかの経営努力をせねばならないが、人がいない。

田舎では道路工事を盛んにしている。
この財源は特定財源から得ている。
その特定財源は、自動車税やガソリン税。

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ガソリン税・・・これから電気自動車になるんですよ。
税源なくなるよ、どうするの?
そういう話です。


私自身も今、葬儀のマーケティング、エンジニアであったために人工知能、ブロックチェーン技術、量子コンピュータ、原子力やエネルギーの営業もしている。
逆に電気自動車が増えたら発電所も10倍近く必要だとも言われている。
日本は火力がメイン(石炭、天然ガス、石油で80%くらい)。
CO2排出も多いというけど、実は、日本の火力発電所は海外に比べるとものすごく効率がよいらしい。
しかし、それでも賄えなくなるだろうと。
その代替品の研究と営業をしています。

日本は葬儀も含めて、改めて何が大切なのか考える必要があるかと。
コロナにてだいぶ葬儀の仕組みが変わったのも言うまでもありません。
ネット配信が盛んになるかと思ったけど、そこまで行かなかったのも事実です。
しかし、人と人とのつながりを否定すると、文化の衰退どころか、人間そのものが自己否定するようになるので、上手く社会が機能しなくなるでしょう。

あなたならどうしますか?