葬儀・葬送ビジネスポッドキャスト エピソード28 「ハイブリッド商品は葬儀でもあるのか」
こんにちは、今のところ、日本でたった一人の葬儀・葬送ビジネスポッドキャスター 有限会社ワイ・イー・ワイの和田です
死に方改革® 研究者 及び 旅のデザイナー® 、あの世への旅です。
今日は 2022年3月17日で昨夜23時半に大きな地震がありました。
皆さん、ご無事でございましたでしょうか。
前回は2月22日、スーパー猫の日でした。
そのエピソード27ではお葬式のマーケティングの難しさについてお話をいたしました。
結論、難しいです。
たぶん、このエピソードが最後の葬送ビジネスマーケティングの内容になるかと思います。
次回は、来期の4月からのエピソードの内容をお話いたします。
更に、最近はこのポッドキャストをYEYの公式YouTubeアカウントにも少しずつ転送しております。
YouTubeの課題はRSSフィードがないので、プレイリストを作って管理しております。
更にnoteでも一部、書き起こし配信をしておりますが、すべてが整っているのはjFuneral.comのサイトです。
さて、今日のお話は「ハイブリッド商品は葬儀でもあるのか」という内容です。
ハイブリッドというのは最近バズワードに近いです。
車や会議でON/OFFにて使われております。
今回は山崎製パンが生んだハイブリッド商品のご紹介をします。
これを葬儀業界にどう当てはめるかのお話をしたいと思います。
実は、このポッドキャストのエピソードは3月5日から書き始めております。
考案は2月末からスタートいたしましたが、落とし所に苦労して、やっと収録まで結びつきました矢先に昨夜の大地震。
皆様、被害でおケガはありませんでしたか。
いち早く通常の生活に戻れることをお祈り致しております。
まずはこの記事です(パン屋だから生地とも言える)
2019/02/01 平成もあとわずか!ヒット商品から「平成」の時代を振り返る<後篇>
さて、山崎製パンは食品ロスを考えて、今まで捨てるしかなかったパンの耳をどう活かせるか考えていました。
そこでヒットしたのがハイブリッド商品と呼ばれるモノ:
近年のハイブリット商品はエコ意識から生まれたのがこのパンです。
2009年に発売された「チョコの山」は、チョコレートがしみこんだパンの耳を再利用した商品です。
このザクザクとした食感が人気の商品で、実は、これは「ランチパック」の製造過程で生じるパンの耳を再利用したものでした。この商品も別のヒット商品である“ランチパックの耳を活用したい”というエコ意識の中から生まれたものです。
そこで、葬儀でハイブリッドはあるのか? Hybrid Funeral?
ハイブリッド商品とはなにかと考えてみたいです。
定義として、複数の異なる機能や要素を1つの商品やサービスにまとめることで、商品の質や消費者の利便性を向上するというのが「ハイブリッド商品」です
この定義でいうと、2つの商品が合体したということになります。
そして、消費者の利便性を向上することで価値が上がるわけです。
そうでなければハイブリッドとは言わないし、言えないでしょう。
では、ハイブリッドの意味は何なのか? (What is “hybrid”?)
生物学的に言えば、異なる種族や品種が人工的にかけ合わせて出来た交雑種です。
馬とロバをかけ合わせてラバになるが、ラバは異種交配となり生殖能力が欠けている。
ライオンとトラのライガーも同様。すべてがそうではありませんが、動物ではこのような課題があります。
産業的に言えばエンジンとモーターをかけ合わせたハイブリッドカーの存在があります。
その他、チョコを棒状のクラッカーにコーティングしたことでポッキーみたいな商品ではなかろうか。
万年筆で言えばパーカー第5世代の5thもハイブリッド製品の一つである。
時計なら、アナログとデジタルの「デジアナ」で針が見えることで時間の認識率が向上し、更にデジタル的にタイマーなども活用できることで使い買ってがよくなりました。
ではお葬式は?
単なるオンラインとオフラインの葬儀をハイブリッド葬儀と呼ぶには情けないと思います。
これなら普通のハイブリッド会議(リアルとオンライン同時参加可能の記者会見)と変わらないですよね。
ハイブリッドワークというのもある。
つまり、オンラインで自宅やサードプレイスと、オフィス出勤の両方をする。
ある意味、効率的ではあるのは、多様な働き方を尊重するからであります。
多様性を重視したことで仕事の効率があがったということです。
上記の定義でAとBを組み合わせて利便性を向上させた、交雑種にするにはどうしたらよいかを考えてみます。
では、ハイブリッド葬儀は?
冠婚葬祭で結婚式と葬儀を同時に行うというのでもありません。
私がいう、この葬儀は単なるオンラインとリアルの葬儀ではなく、極端な例で言えばキリスト教と仏教をかけ合わせた葬儀(この場合は宗教観念からすれば相反するものになるだろうが)。
クリスマスにろうそくではなく、線香を立てるのでもないし、葬儀で線香の代わりにろうそくを燃やすのではありません。
お経の代わりに賛美歌を歌うというのはどうだろうか?
ナムナムチンのお経よりも聖歌をみんなで歌い、お別れ(告別式)をするような感じです。
これはあくまでも極端な例ではあるが。
凡人には意味がわからないお経よりも、キリストではなくお釈迦様へ送る歌として、参列者がお焼香だけ済ませるのではなく、一緒に唱える(歌う)お葬式のほうがよくはないか?
創価学会の「友人葬」はみんなでお経を読むことをするが、学会員以外は参加できないデメリットがある。まして、お経は身近ではない。
代わりに賛美歌なら誰でも歌えるだろうと。
こんなのが21世紀に求められるハイブリッド葬儀ではなかろうか?
以上でございます。
ご清聴ありがとうございました。
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次回もお楽しみください。
お届けは今のところ、日本でたった一人の葬儀・葬送ビジネス・ポッドキャスターの和田でございました。
最後までご清聴ありがとうございました。
次回の配信は今後についてのお話になります。