Podcast jFuneral Season 3 Episode 04 「いずれ客は戻ってくる」(アイデアを形にする)

葬儀・葬送ビジネス マーケティング ポッドキャスト シーズン3 Episiode 4 「いずれ客は戻ってくる」

こんにちは、今のところ、日本でたった一人の葬儀・葬送ビジネス及びマーケティングポッドキャスター 有限会社ワイ・イー・ワイの和田です
死に方改革® 研究者 及び 旅のデザイナー® 、あの世への旅です。
葬儀社以外に一般の人へもアイデアを形にするお手伝いのポッドキャストです

今日のお話は「いずれ客は戻ってくる」

ハッキリ言えば、この考えはNOです
一度離れた客は21世紀のこのご時世では二度と戻ってきません。
戻ってくる理由がないからです。

戻らない理由は選択肢が多くなったから、よほど選択肢がない場合を除いて、またつらい思いをしてまでそこに留まる理由がなくなったからです。

Podcast jFuneral Season 3 が始まりました

 今、ロシアは天然ガスを、ドイツを中心としてヨーロッパに売っています。
日本もサハリン(樺太)経由で入ってきています。
ヨーロッパもそろそろ愛想をつかすころだろうと。
しかし、ここには次の選択肢がないというジレンマがあります。

さて、築地本願寺で、何が起きたかご存知でしょうか?
実は、多くの僧侶たちは、どんなことがあっても寺は安泰だと思っていました。
そもそも、築地本願寺に所属するのはみんな他のお寺の僧侶(自分の出身の寺がある人たちです)。

当時(10年くらい前)、そういう人たちが多く、昔ながらの生ぬるい檀家制度に浸かっている人たちが多く、今の世の中で起きている本当にシビアなことを知らない人たちも多かったそうです。

そこで、今の代表役員・宗務長(お寺の社長)である安永雄彦氏は危機感を憶え、築地本願寺の改革に挑みました。

そこには少子化の危機もありました。

LEGO社も同様でした。
特許が切れて、他の遊びの選択肢も出てきました。

一つは想定外のTVゲーム(ファミコン)や今ではケータイのゲームもあります。

そして、想像力を豊かにするようなマインクラフトのようなアプリまで出てきて、子どもから大人まで虜にしました。

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「いずれ子どもたちは戻ってくる」ということはなくなりました。
代替品がある世の中になったからです。

今まで戻ってくると思っていたのは、考え方におごりがあったからとも言えるでしょう。

何度もいいますが、離れた客は今は戻る要素がありません。

原因の一つはお寺と葬儀の世界に存在する「少子化の危機」が存在したからです。
築地本願寺は、それが取り掛かるテーマでした。

つまり、商品には2つの「テーマ」があります

「問題」と「解決策」のテーマがあり、そこには戦略と戦術が存在します。

葬儀社の「テーマ」は「葬儀」という人生最大のイベントです。
しかも、自分が主役でありながら、自分は意識がない。
自分が死んでいるからです。

ちなみに、お香典が非課税なのは差し上げている主役が、亡くなった故人であり、葬儀を主催している喪主に差し上げているのではないからという習慣として、税務署は目をつむっています。
これがン千万円とかになりますと別問題になりますが。


さて、ここで一般の職業ならどうやってテーマを決めればよいのでしょうか?

「テーマ」というのは一つ前のポッドキャストの「会社の軸」です。

これを把握する必要があります。

LEGO社はレゴブロックが軸です。
そこに色々なキャラクターが最近ではつくられました。
一つはスター・ウォーズ。今では車とかもあります。
いいのか、それで?という疑問が当時は浮かばなかったとのことです。

「テーマ」には「賞味期限」があることも知ってほしいです。

いらすとやさん

「流行り廃り」が存在します。
ユニバーサルスタジオやディズニーランドを見てもらえばわかるはずです。
同じものばかりだと人は飽きてしまいます。
もっともそれが顕著に表れているのがラスベガスのホテル。
今のところ、このポッドキャストをリリースしている時点では、日本にはカジノはないが、パチンコはあります。
パチンコは色々なキャラを変えて同じことをしています。
ラスベガスは実はカジノで儲けているのではなく、カジノ以外の客(家族)で儲けています。
だからこそホテル側が飽きないように乗り物やショーのアトラクションのテーマを変えて運営しています。

八百屋さんのテーマは新鮮な野菜を毎日売り切ることです。
しかも、毎日違う商品の特売日をやることがテーマに沿った戦術です。
つまりテーマ(軸)が近所のスーパーに対抗し、仕入れた新鮮な野菜を売り切る方法が戦略であり、特売が戦術であります。

企業にはそれが必要である。
とくに小売業。

ちなみに、葬儀屋さんの戦略が葬儀を売る手段だとしたら、戦術はお線香を安く売ることではなく、効率よく広告を打つ、つまりマーケティングすることにあります。

サービス業の戦術は効率よくマーケティングすることです。

本日もご清聴いただきありがとうございました。


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葬儀社というのは地場産業。
地域密着がもっとも大切な職業の一つでもあります。

八百屋さんやスーパーマーケットと変わらないです。

葬儀社の社員、一人ひとりが会社の広告塔です。
人材は宝です。

さらに大切なことは、葬儀社もマーケティングする時代です。
マーケティングは、単なるホームページを作ったり、チラシを配ったりするだけではありません。

色々なSNSを使うことも大切ですが、もっとも重要なのは口コミです。
もちろんSNSを色々試して、自分に合うものを使い続けることがいいでしょう。

そして、ネットで集客するのに必要なのは「ランディングページ」です。
当社ではランディングページの作り方の講習会なども行っております。
ランディングページは会社や組織の責任者が作ることが大切です。
そしてランディングページはターゲットによって変える必要があります。

更に、アップルのガレージバンドやAnchor.FMを利用してポッドキャストの作り方の講習会も行っております。

そしてWordpressとAnchor.FMを使えば、ポッドキャストは簡単に作れるようになります。


最近、人気が上がってきたのがこのような音声媒体を利用したポッドキャストです。

やはりスマホの普及でいつどこでも聞けるということが大きいでしょう。
大切なことは、アーカイブがあることです。

2022年4月からシーズン3です。
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日本外国特派員協会 FCCJ にて昨年9月29日に本の公式発表を行いました。
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次回もお楽しみください。
お届けは今のところ、日本でたった一人の葬儀・葬送ビジネス・ポッドキャスターの和田でございました。

最後までお読みいただきありがとうございました。