Podcast jFuneral Season 3 Episode 05 「会社のイメージは他人が決める」(アイデアを形にする)

葬儀・葬送ビジネス マーケティング ポッドキャスト シーズン3 Episiode 5 「会社のイメージは他人が決める」

こんにちは、今のところ、日本でたった一人の葬儀・葬送ビジネス及びマーケティングポッドキャスター 有限会社ワイ・イー・ワイの和田です
死に方改革® 研究者 及び 旅のデザイナー® 、あの世への旅です。

葬儀社以外に一般の人へもアイデアを形にするお手伝いのポッドキャストです

今日のお話は「会社は大小限らず、他人からのイメージがあり、それを決めるのも他人だ」

自分で自分の会社のイメージを持っているのか?
では、このイメージは何か?
イメージにあった経営があるのか、それとも関係ないのか。

Podcast jFuneral Season 3 が始まりました

まずは「功罪」という言葉から
功罪の「功」と「罪」
功(いさお)は手柄、英語でメリット、
罪(つみ)は反する行為で、英語でデメリット
つまり、Good & Bad、Merit & Demerit と言うことになります

大きい会社の功罪は、その会社がもたらしてきた、良きことと、悪くなってしまったことを意味します。
今まで自社で築き上げてきた文化があったとしましょう。
それが地域に受け要られて、今では当然のごとくになってしまった。
意外とそういう文化は葬送文化に存在します。

私はそれはとても良いことだと思っています。
なぜなら、他社やほかの地域と違うことをやって、
それに価値を見いだせるようにした企業努力は素晴らしいことだと思っているからです。

私の仲のいい葬儀屋さんの話をしてみると、
浜松と名古屋で大きく展開する出雲殿(イズモ葬祭)さんです。
ここでは新盆では白提灯以外に、みんな大きな祭壇を飾る習慣があります。
これは企業努力で、そういう文化を何十年もかけて根付かせた結果で、
葬儀のあともきちんと死者を弔う
アフターフォローができる仕組みを作ってきたことでしょう。

普通の場合、お葬式前に飾った小さな三段くらいの祭壇で
葬儀のあとに利用する遺骨の安置用の祭壇を建てるくらいですが
出雲殿さんの地域では、みなさん立派な祭壇を建てて、弔いをします。

餅は餅屋に任せる

では、もしその企業が、すべてのことを自社でやろうとしたら、どう変化するだろう?
祭壇や提灯も、線香やろうそくも自分で作り出したら・・・
きっと企業内のリソースが足りなくなり、粗悪なモノが出来上がるでしょう

葬送文化というのはそういうものであります
だからこそ協力してくれる外注、つまり「協力外注」があります

実は、これはすべての企業に於いても同様である。
自社で、すべてを賄おうとすると、リソースが足りなくなり失敗します

会社の軸というのは何かを問うと、それ以外のことは
他社である協力外注に任せろという結論になり、
餅は餅屋に作らせろということです


お葬式で言えば、互助会は自分のところで食事まで提供するのは
レストラン部門があったりするからだが、
普通の葬儀屋さんにはそれがないから
仕出し屋さんやレストランを利用して食事を提供してもらいます

それにより仕事がない場合は、
活用していない資産のオーバーヘッドを削減することができます。
経営の初歩である固定費削減である

さて、企業イメージはどうだろう
自社で提供していた食事を外注に出した場合、
評判が上がるか下がるか

実はここは葬儀屋さんが中抜きしない限り質が上がるはず。
もし上がらない場合は、その料理を提供しているところに問題があり、
関係性を見直す必要性が生じます。

通常ならお通夜や繰り上げ初七日法要のあとの精進落しで
料理を提供している仕出し屋さんやレストランもよい結果を出すことができるが、
葬儀屋さんも紹介手数料を3割、4割を抜くことが業界の悪い慣例となっている。

そんなことだからこそ、「小さなお葬式」や「よりそう」などの紹介サイトが
3割、4割を請求するわけです。

身から出た錆である。

では、自社のイメージを調べることはできるのか?
多分、それは各々のユーザやクライアントからでないとわからないだろう。

そして、一番悪いことは、社員や同僚、関係者に聞くことです。

何故なら、その人たちは贔屓目があるのと、悪く思っても本当のことを伝えないからだろう。

注意しないといけないのは、成功した会社は経済学者のジム・コリンズの「ビジョナリー・カンパニー3 衰退の5段階」に書かれている内容に陥るです。

この5段階は:

  1. 成功による傲慢
  2. 規律なき拡大
  3. リスクと問題の否認
  4. 一発逆転の追求
  5. 屈服と凡庸な企業への転換か消滅

実はLEGO社も同様だった。

成功が続いたおかげで自分が見えなくなったのと、色々と手を広げすぎた。
一つはレゴランド事業で、接客のノウハウもない人たちを店頭に送り出して失敗しました。

社内で人材もノウハウもないにも関わらず、
色々な事業に手を出して苦しみました。
一発逆転はなく、消滅寸前まで行きましたが、
幸いこの失敗に気づいて方向転換することが出来ました。
ここは一発逆転ではなく、方向転換した結果でした。

現在、レゴランド事業はファンドが買い取って運営しています

ここで方向転換ができたのは強いリーダーシップがあったからだけではなく、
周囲に理解力があったからとも言えでしょう。
そして、自分たちのブランド・イメージが何かと気づいたからとも言えよう。

ワンマン経営で失敗するのは、外部のコンサルタントのいうことだけを聞き入れて、
社員のいうことに耳を貸さないところにあります。
そして、風通しが悪い社風が出来上がり、
誰も本当のことを言わなくなることでしょう。

結論としては、餅は餅屋に任せる。

ブランド・イメージを作り上げるには社員や取引先を大切にする。
メリットとデメリットをきちんと把握し、天秤にかける。
常に初心を忘れてはならない。
そして、早期発見こそ会社を守る特効薬だ。

つまり、がん細胞は1cmまで成長するのに10年以上掛かったりしますが、
1cmから2cmになるには1年くらいでなり、
大きくなる前に発見が大切だということです。

 本日も最後までご清聴いただきありがとうございました。


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次回もお楽しみください。
お届けは今のところ、日本でたった一人の葬儀・葬送ビジネス・ポッドキャスターの和田でございました。

最後までお読みいただきありがとうございました。