お葬式は「個人」なんですよ。
この「個人」は「個人」「法人」のPersonalの意味の個人です。
亡くなった人の「故人」でもありますが、社葬以外はPersonalの個人なんです。
普通、広告を出すときは「人を対象にピンポイント・ターゲット」をします。
これは、「誰に」ということを意識しないと成功しないから。
最近、目に入った電車の中の吊り広告。
AC、公共広告機構です。
11年前の「ポロロロ〜ン」を思い出しますよね。
あの音でどれだけの人がトラウマになったか。
その最近の吊り広告で「助かるはずの命を、助かるはずだった命にしない」と。
こちらが例のビデオです:
https://www.ad-c.or.jp/campaign/support/video/01.mp4?20180702
こんなところ、感情に訴えても訴求がないんだよね。
なぜなら、個人的メッセージでないからピン!って来ないんです。
マーケティングで大切なことは、いつも言いますが「誰に、何を、どうやって」の三拍子です。
こんにちは、今のところ、日本でたった一人の葬儀・葬送ビジネス及びマーケティング ポッドキャスター 有限会社ワイイーワイの和田です
死に方改革® 研究者 及び 旅のデザイナー® 、あの世への旅です。今回は、葬儀社以外に一般の人へもアイデアを形にするお手伝いのポッドキャストです
いつものイントロ
さて、お葬式はPersonal(個人)でと冒頭に言いました。
お葬式だけではなく、すべてです。
大通りで「みなさ〜〜〜〜ん!」って叫んでも振り向きますが、誰しもその後に注意を払いませんよね。
「そこの青いカバンを持ったカッコいいお兄さん!」とか「白髪(はくはつ)のオジサン!」って呼べばその人は立ち止まりますよね。
まして「佐藤XXさん!」って叫べば、たぶん「さとうさん」「かとうさん」「さいとうさん」は呼ばれたかなって思い、立ち止まり振り向きます。
つぎに「はい、佐藤さん!お久しぶりで〜す!」って会話のスタート(知らない人でも!)
わー、怖い!!!
さて、会社宛てのセールスレターは通常「肩書」に宛てて書けと言われます。
CEOなんだろうが、社長だろうが。
なぜなら、部署の移動や担当者の変更などがあり、変わっていることが多いからだと。
「斎藤さま」宛に送っても担当が「加藤さま」に変わっていたら、その手紙は即行でゴミ箱行きになる。
もしかして届かないかも(笑)
そうなると、パーソナルという領域を逸脱している。
先ほどは、個人宛にとピンポイントで送れと、そして今回は役職(肩書)に送れと。
矛盾が生じてますよね。
実は、これはビジネスレターだけのことだ。
EMAILSによるダイレクトメールは出来るだけ「個人」宛にして欲しい。
だって、その人のメルアドと名前が紐付いているんでしょ!
それなのに、「各位」はあり得んわなって。
つまり、先ほどのACの広告、本当はプロが作っているんですよ。
ACのホームページを見ると、これらの作品の二次利用はナンと電通が管理しているんです(おい!って言いたくなりますよね)
私なりに、工夫するなら「山手線にお乗りで、毎日お疲れの管理職の皆さま」「ウクライナで砲弾で怪我したエリザベートさんがあなたの支援を必要としています」とかナンとなく入れたいですよね。
もちろん、吊り広告はあまり見ない(多くがスマホを見ている)ので、普段から気にしている人以外は目に入らないかも知れないけど、「誰が、誰に」「何を」「どうやって」を訴求しない限り、効果がないです。
B2Bで営業していても、肩書の人へ送る。
しかし、特定しているなら、個人へ。
なぜなら、個人に訴求して、上司に決済許可をもらう必要があるからです。
その時、ちゃんとその担当者が上司に説明できるような案内も入れるといいでしょう。
不特定多数に送るにしても、ある程度、業界を視野を絞ったほうがヒット数は上がります。
- 「スポーツカーに乗ってみたいと思うあなた」
- 「ゴルフスコアが-10したいあなた!」
- 「本当はカッコいいスパイになりたかったあなた」
え?ちょっと煽り過ぎかな?
あっ、スパイは地味でないとダメですよ。
目立ってはならない職業だから(先入観か?)
私のポッドキャストも「葬儀社以外に・・・」いやいや、もっと個人的にピンポイントで訴求しろよってツッコみが入ってきますけど(笑)
それなら、「今日は全国でPR活動、広告やマーケティングをしている加藤さん、佐藤さん、斎藤さん、そして田中さん!あなたです!」って言う感じで終わらしたいと思います。
今日のお話は、案内は個人的に送るという内容でした。
本日も最後までご清聴いただき、ありがとうございました。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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次回もお楽しみください。
お届けは今のところ、日本でたった一人の葬儀・葬送ビジネス・ポッドキャスターの和田でございました。
最後までお読みいただきありがとうございました