マーケティングにおいて、誰に、何を、どうやってという順番があります。
これはどんな営業においても一緒である。
ナニを誰に売るかとなると、実はプロダクトアウト思考で、すでにモノが出来上がっていてどうやって売っていくかになる。
逆にマーケットイン思考だと市場が何を求めているのかを考えるわけです。
実際、製造業の場合は開発時間があるので、マーケットインを見越してプロダクトアウトでないと戦略が立てられないのは事実です。
しかし、サービス業においてはそうではない。
軌道修正をいつでもできます。
飲食は仕入れによって変わってきます。
寿司屋なんか「時価」という恐ろしいものすらあります。
大将にいくら?って聞かずに頼んだらどんなことになるやら。
葬儀社や寺院はどうなるだろうか?
とくに寺院は「誰に」って明確なのが「檀家・門徒」。
それ以外にどうやってアピールするか。
その「それ以外」はどういうターゲティングなのかを考える必要があります。
「不特定多数」では話にならない。
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こんにちは、今のところ、日本でたった一人の葬儀・葬送ビジネス及びマーケティング ポッドキャスター 有限会社ワイイーワイの和田です
死に方改革® 研究者 及び 旅のデザイナー® 、あの世への旅です。今回は、葬儀社以外に一般の人へもアイデアを形にするお手伝いのポッドキャストです
いつものイントロ
葬儀で「音」というのは大切です。
「音を感じる」、「音を聞く」、「音にそって唱える」ことをします。
お寺でも同様。
お寺には、なぜ大鈴や鐘がある?
なぜ鐘を鳴らすのか?
その他に、小さなスズもあれば木魚・木鐘もあります。
これらは葬儀場の備品でも準備してあります。
そして香りも大切です。
お線香を焚くというのはなぜだろうと考えたことがありますか?
言ってしまえば、大昔では腐敗するご遺体の死臭を消すことにも使われていたに違いない。
つまり、邪気を祓い、お清めをすることであり、供養につなげる意味も含まれています。
ちなみに、煙を頭に扇いでハゲが治るわけではありませんので、ご了承願います。
音は人々を魅了します。
オバマ前大統領がなぜあれだけ人を魅了したかご存知でしょうか?
彼の声はバリトーンなんです。
男性にも女性にも聞きやすく、耳障りではないのです。
実は英国のサッチャー元首相も覚えていらっしゃる方もいるでしょう。
そう、あのアイアン・メイデンと呼ばれた人でフォークランド紛争に突入させてしまった首相。
実はサッチャー氏の声はキンキン耳障りの声でボイストレーニングを受け、トーンを下げる訓練をしました。
その途端に人々は彼女の話を聞くようになりました。
どれだけ声の周波数帯が大切かおわかりいただけたかと思います。
葬儀屋さんもお寺さんも、ゆっくり、ちょっと低めの声でお話をされると実は人々は聞く耳を持つようになります。
あまり低い声ですと、逆に反感を買ってしまいますのでご注意。
マーケティングにおいても、人にゆっくりと説明する必要があります。
知識を一気に押し付けると人の脳は拒絶します。
オタク連中が早口なのは、実はものすごい情報量を持っていて、お互いオタクどおしだと早口で喋らないと喋りきれないというのもあり、それにより相手の技量もわかります。さらに素人に説明するのも早口なのは、限られた時間内で多くの説明をするには、やはり早口になってしまいます。
どの道、早口はよくありません。
では、お寺では?
そう、お寺では、聞くことを大切にしています。
我々はお経の意味はわかりません。
そもそもサンスクリット語から中国語になり、そのまま漢字となり日本読みになっているからですが、あのリズムが大切なわけです。
イスラム教のコーラン(クルアーン)も実は1文字変えても違う!とわかるくらいリズム感があるとのことです。
それだけ宗教では音が大切な要素になっています。
日本のお寺では「聞く」ことを大切にしているのは、我を出さずに受け入れるという悟りの法則があるからとも考えられます。そして、相手がどのような人なのかで、その対応を考えることができます。
あなたは自分の声をきいたことがありますか?
今では自撮りも増えてきましたし、会議の収録もかなりされるようになりました。
自分の声、喋り方、そしてどのようなクセがあるのか今一度調べてみてはいかがでしょうか?
当社ではポッドキャストの収録もやっております。
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