今までならこの投稿は yeyshonan.com に投稿していましたが、今回からこちらに投稿。
しかも、yeyshonan.com ではもっと技術寄りの話にする予定です
先週三日間、エンディング産業展 ENDEXにご参加された皆様、3日間お疲れ様でした。
総来場者数が12,019(初日が4343、2日目4090、3日目が3586)人
過去と比べて、全体的に参加者数は少なかったですし、出店者数も少なかったです。
次になぜこうなったか考えてみたいです
今年で第9回目でした(実際1年飛ばしたはずなので始まってから10年目です)。
綜合ユニコムのフューネラルビジネスフェアが6月です。
その間が2ヶ月しか経っておらず、今回は初日が友引、友引明けと次の日。
幸い今年は月を跨がらなかったけどまたもや月末だった上に友引前にではなかったので葬儀屋さんにはめちゃくちゃ厳しいスケジュールでした。
TSOから引き継いだ東京博善のスケジューリングが最悪(実際、東京ビッグサイトの問題–昨年は急遽東京ビッグサイトから日程の変更を余儀なくされた)。
更に目新しいものがないし、アンチ東京博善が多かったから出展を取りやめた会社が多かった。
第1回目から3回目くらいまでB2Cでしたが、それ以降はずっとB2Bです・
初年度はかなり盛り上がりましたが、綜合ユニコムの6月のイベントと代わり映えがなくなってしまい、出展するほうも疲弊してしまいました。
これが11月ころにあれば、参加者数は大きく増えるかとも思いますが、どうなんだろう。
葬儀屋さんも11月は忙しいというけど、12月はどの業界も年末なのでイヤですが、11月初旬ならもっと参加者数が増えそうな気もします。
大阪でも開催されましたが、インテックス大阪という場所が悪すぎる。
福岡や北海道の人は東京に来たがっているんです。
来年も8月28日、29日の月末で・・・これが最悪だって理解していないんですよ
つまり東京博善も火葬場なので巷の葬儀屋さんの苦労を理解していないって証拠です。
ただ、2日間だけで、且つ友引前と友引の日ですが、根本的にフューネラルビジネスフェアと被っている内容。
再来年はエンディング産業展はもうないんじゃないかって思っています(笑)
来年はわたしなどうかな、参加するかどうかも。
今年はCNNの記者さんを業界関係者につなぐお手伝いをしたので、行きましたけど。
ちなみに、この記者さんは旧Twitterからのつながりだったんです。
タイミングよく、お葬式と「遺体ホテル」の特集を組もうと。
その中でエンディング産業ってどういうものなのかもっと詳しく知りたく、私のところにきました。
もう一つは朝日新聞社の記事の妥当性、ウソとヤラセも多いのではという疑問があったからです。
事実と現状を知りたかったのです。
そもそも、ネイティブレベルで英語ができる葬儀屋さんって私と私の兄弟以外、他にどれだけいるのと?
しかも文化とビジネスの両方が理解がある人は、たぶん私一人かも。
伊達に学会の副会長(7月5日に退会しましたけど)、こういう人は皆無なんです。
そんなところで今回のエンディング産業展は幕を引きました。
私としては友人のCNN記者さんを初日に案内できたということだけで満足でした。
最後にもう一つ言うと、今回のエンディング産業展は東京博善に対する嫌がらせではなく、政治的な背景が出展に影響したのは確かであり、疑心暗鬼もあり(もちろん火葬料や部屋代の値上げで腹が立っているところもあり、東京博善だけが値上げできる一人勝ちの妬みもあるだろうが)、数字だけを見ると今回は友引から始まって人が来ないだろうという前提でも12000人は参加は成功だっただろうと。
まして、好評ではなかったセミナーもそこそこ人が入っていたと思います。
某フリーの記者(新聞社の人ではないですよ)によるとほとんどのセミナーがろくでもないと言う中で、私からしたら葬儀屋さんのレベルは大学で教えている内容は一切理解できないので、その程度でいいと思っています。
そして、出展者数がコロナ前の300+から107に落ちた今年、それで12000人を叩き出したというのは立派かなと。
一番の課題は出展料が高すぎる(ITのイベントの数倍している)のは床面積と出展者数で割るとそうなるのが仕方ない。
東京博善にエールを送りたいと思った。
来年はまた8月の下旬だが、再来年は11月初旬にして欲しいと願うばかり。
そしてB2Cに戻して、もっと出展社を増やせば来客数も増えるだろうと思う。
綜合ユニコム主催のB2Bフューネラルビジネスフェアとは違う路線で東京博善の火葬料値上げの事情をきちんと説明したほうがウケがいいかと思うんだけどね → 東京博善の和田社長さんへ
以上です