Podcast jFuneral Season 4 Episode 165
旅のデザイナーの旅と行ってもつらい旅とは思っていないのは、亡くなったら苦痛も感じないだろうから。
とは言っても、亡くなるまでの過程が苦しいわけです。
そんな中、6月末と8月末に葬儀業界に関係する2つの展示会が開催されました。
どっちもなんですが、未だに繋がったご縁の処理ができておらず、苦しい毎日を送っている状態の和田です。
久しぶりのポッドキャストの更新です。
本当に毎週更新したいけど、家の中が暑すぎて無理なんです。
暑すぎて、YouTubeの撮影もできないです。
そして今日のエピソードは2つの展示会の話です。
まず、6月のイベントは6月20日と21日にパシフィコ横浜で開催されました。
友引前と友引の日でした。今年が第24回目だったかも。
本当は1年飛ばしたので、コロナで1年中止になり、四半世紀、25年目の節目だったかも。
出展社数が160社で20日は6,813名、21日が5,002名で両日合わせて11,815名の参加者数でした。
まぁ、まぁの出席人数かなと。
ちなみに来年は5月末の29日と30日に開催予定です。
今までは梅雨時でしたが、来年は関東の梅雨入り宣言前に開催。
暑さでどうにもならないというのもあるのか、またはホールの都合か。
どの道、8月のイベントから遠ざかることは良いことです。
やはりこちらでは大手が参加。
ブースも大きく、皆さん盛大に出展していました。
アスカネットさんや萩原さん、大栄さんやイガラシさんなども大きく展開していました。
また神奈川コスモスの元社長の清水ご夫妻も別の会社を立ち上げて、葬儀社向けの経営マーケティング会社「プレアカ」という名前で出展していました。
成仏不動産のマークスさんは本社を東京と神田の間の日本橋本石町に引っ越して、更に拡大しつつあります。
社長の花原さんは、不幸で終わってしまった人たちの持ち家をできるだけ正当な価格で取引をしたいので、そのために「事故物件」と呼ばれるもののリノベーションをして価値を上げていきたいとのことです。
素晴らしい志を持った会社です。
業界ではやはり樹木葬が注目されているのかな?って。
樹木葬研究会の長谷川社長が講演で注目を集めていました。
さて、次に8月のエンディング産業展ですが、これが一波乱あるだろうと。
今年で第9回目でした。
私のYouTubeで1年スキップしたからと申し上げたけど、よく考えたら飛ばしていないんですよ。コロナ禍の年でも11月に開催していたのです。
今年の3日間のエンディング産業展の出席者数はコロナ前から比べると今回は107社まで半減していました。
初日の29日が4,343名、30日が4,090名、31日が3,586名で合計12,019名でした。
数字だけを見ると、失敗だと思われるだろうけど、出展社数も半減した中、そして主催が変わったところを考えると上出来だろうと。
その経営が今年から主催がTSO Internationalから東京の火葬場、9箇所のうちの6箇所を運営している東京博善に変わりました。
東京博善は言い方が悪いけど、最近なにかと火葬料金を釣り上げてきたり、待合室の費用を上げたりしてきました。
東京で6割以上のシェアを持つところで、たびたび国会でも東京の火葬料の価格が他の自治体より高いし、ほぼ独占であり、そんなことが許されるのかと。
さらに東京博善の親会社の廣済堂は、現在中国資本が入っています。
そこで釣り上げを余儀なくされているという見方です。
東京博善の肩を持つわけではないのですが、燃料費高騰化で電気代が高くなり、火葬料が上がるのは仕方ないことなんです。
そもそも、株式会社であり、利益を追求せねばならないということもあります。
実際、燃料費高騰化、火葬炉のメンテ、従業員の給料とか考えると「火葬料」だけを見たら仕方がないことなわけです。これ、トントンなはずです。
次にどこで利益を上げるかというと「待合室」なだけです。
そんな東京博善ですが、今回、私はCNNの記者さんを各社に紹介し歩き回ったので、広報の担当者や東京博善の和田社長(親戚ではありません)を通じてすごく対応をよくしてくれました。
他にはニチリョクさんもお墓の相談とかでブースを出しておりました。
アスカネットさんは参加されなかったので、ここは割り切りだと思いました。
成仏不動産のマークスさんは相変わらず元気でした。
DMMから終活ネットの顧客を全部引き継いだはずで、今まで気合を入れていたライフ・エンディング・テクノロジーさんの勢いが消えてしまった感じもします。
色々と内部事情が変わったのかなと。
来年の開催は2日間になりまして、やはり8月末の28日と29日です。
今年は中途半端に友引スタートで、友引前を外したから、葬儀屋さんもあまり来なかったんだろうと。
しかし、出展業者さんとしては6月末、8月末はつらい。
来年は5月末、8月末ですが、月末だと正直なところ中小零細企業の葬儀屋さんは支払いがあるから、権限ある社長は訪れることが出来ないんですよ。
そういう配慮が足らないな~って・・・
実際、展示会場の都合でもあるのもわかっています。
昨年は業界に通告してから、東京ビックサイトの都合で展示会の日程が変わり、8月と9月にまたがったわけです。
私は今年も三日間滞在しました。
何しろ、学会を7月5日に退会し、副会長、そして理事としても、そして事務局としても何もやらなくて済んだのですごく楽をしました。
実際、今年はやはり東京博善の都合を見ることにしたので、日本葬送文化学会も出展を取りやめました。
私としてはお会いできた会員の方々へご挨拶ができてよかったです。
ちょっと残念だったのが、私の友人が家庭の事情でインディーズ映画ですが、「ON STAGE」という映画を作成していて、業界関係者のスポンサーさんにエンディング産業展にて再度ご挨拶が出来なかったことです。
映画の制作は着々と進んでおりまして、そろそろ出来上がるころだと思います。
来年春に向けてロードショーを目指していて、正念場を迎えているところです。
今日のエピソードはこれで終わりにしたいと思います。
これも jFuneral.com に文章をアップしながら、そしてニュースレターにもして配信する予定です。
シーズン4
https://jfuneral.com/podcasts/podcast-jfuneral-season-4/
©有限会社 ワイ・イー・ワイ 代表取締役 和田裕助
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