我々、葬祭業者や関係者が一番必要なのは人の感情を正確に理解できるツールです。
もちろんトレーニングを受けた人たち(FBIの交渉人など)は、そんなツールは必要ないです。
しかし、ツールがあるからこそ、隔たりがなく解析できるわけです。
大切なことは、人の目を見ながら話をすることですが、なかなかできない。
私たちもお葬式の打ち合わせをするとき、お客さんが何を求めているのかを一瞬で読み取る必要があります。
おカネのことなのか、お墓のことなのか、家族や親戚のことなのか、お寺とのつながりのことなのか、社会へのメンツのことなのかなどがたくさんあります。
今、日本は高齢化社会です。4人に1人が65歳以上。
65歳が高齢者なのかというと・・・まぁ、とりあえず定年という線引があるので(ちなみに二昔前は55歳でしたからね!コント55ってそこから名前が来ているって裏話を聞いたことがあります)
さて、そのテクノロジーがあっても使いこなせないことが多い。
まだまだスマホを使えない人たちも少なくないです。
だが、孫とお話をしたい、孫にお小遣いを上げたい(いいおじいちゃん、おばあちゃんだw)、などでスマホを使うのが一番。
さらにボケ防止や映画などを見るにも、本を読むにもスマホやタブレットがあると便利です。
ChatGPT4ではコンテキストも理解できますが、人との会話みたいに理解ができるかというと、ちょっと違います。
なぜなら、一つ前とかスタックに残っている入力(会話)しか情報を得ていないから、対話をしている相手人とまだ結びついていないからです。
今日のAさんと先月のAさんが同じであることを理解していないから、Aさんのデータが薄れてしまっているか、多くの場合はAさんが同一人物であると理解していないからです。
つまりコンテキストの窓(容量)は人間の脳と違い、有限なのです。
トークンがあるときにしか意力が発揮しません。
しかし、ニューラルネットワーク中にある程度の情報が詰まっていけば、それなりの対応が可能になってきます。
SDGs ってのがあります。
持続性って何か?
江戸時代、日本は持続性社会でしたが、経済発展でどんどん消費社会になりました。だからこそ豊かな暮らしができるのも事実です。
しかし、お葬式に関しては今も昔も、さらに大昔から変わらないことが一つあります。
これは人として亡くなった人を弔うことです。
これがおもてなしにつながります。
2020年オリンピック誘致のときの「お・も・て・な・し」のフレーズを思い出す人もいらっしゃるでしょうけど。
海外から日本の高齢者産業に目を向けています。
日本人の品質重視感覚は外国人にはわからないところが多々あります。
たぶん、日本ほど商売のやり方が難しい国ってないかも。
必要だから買うのではない、値段がいいから買うのではない、商品が良いから買うのではない、つながりがあるから買うのではない、評判がいいから買うのではない、ブランドだから買うのではない、知っているから買うのではない、カッコいいから買うのではない、等。
実は自分が意識している多くのところが重なっているから買うわけで、押し売りをしても全く意味がない。
さて、この葬祭業界ってどんなイノベーションがあるのだろうか?
人は幸せになりたいのと、苦しまずに亡くなりたい願望があります。
高齢化社会をどう幸せに暮らせるか考えてみませんか?