フューネラルビジネスフェア

葬儀社と連携するビジネス展開

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日本の葬送ビジネスは特殊な事情でなりたっています
そこでビジネス展開をすると言うのは非常に面倒くさいのが、誰にどうつながればいいのかがなかなか外部からではわからない。
そういうときにエキスパート(水先案内人)が必要なんです。

既存の葬儀社の社員が葬儀社を始めるのはそう難しいことではありません。
さらに、葬儀社へすでにものを納めている会社(花屋さん、仏壇や位牌屋さん、仕出し屋さん、返礼品屋さんなど)は取引がわかっているので難しくはありません。

しかし、何が難しいかと言うと、それ以外のはじめて技術を提供している新参の会社さんはどこに何を聞けばいいのかわかりません。
どの産業でも同様ですが、葬祭業の仕組みは上下関係よりも横の関係で連携プレーを取っているからです。葬儀屋さんとしては、ITが本当に必要なのかというと、あったら便利程度だからなのです。

だからこそ今ままで社会変動があっても茹でガエル状態にならなかったとも言えます。
しかし、これからは違います。

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NFDAのThe Good, The Bad, and The Ugly

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まさかこんなことを言われるとは思っても見てなかったでしょう。
そもそも、The Good, The Bad, and The Uglyって何?

答えは、マカロニ・ウェスタン、しかもみんなが知る、クリント・イーストウッド主演の「続・夕陽のガンマン」です。
さて、この映画とNFDA 2020 国際展示会がどう関係あるのか。

The Good: 良いこと
The Bad: 悪いこと
The Ugly: 醜いこと

つまりどんなことに於いてもこの3つの要素がある。
まして、今回は世界最大規模の葬儀社の専門の展示会がオンラインになった。
日本での綜合ユニコム社が主催のフューネラルビジネスフェア、TSO Internationalが主催のエンディング産業展のほうがたぶん、3日間で来場者数は多いかと思うが、セミナーのみに参加している人たちは圧倒的にNFDAのほうが多い。そして、それも日本を含め世界各国から。

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NFDA 2020オンライン展示会

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NFDA(National Funeral Directors Association) が米国現地時間中部サマータイム10/20〜22日の三日間オンラインイベントを開催しました。(サマータイムは最近では11/1に解除)。
日本時間ですと10/21の午前3時からオープニング・セッションが開催され、閉会が23日の午前6時ころでして、そこに私は付き合いました。

今年のテーマが「Let’s Reconnect」で、再度つながるということでした。
コロナ禍で人々が離れて、更に隔離、死別があったので、再度「つながる」と言うのを重視したようです。

私は昨年、現地シカゴまで訪れて参加して参りましたが今年はオンラインでセミナーを参加することができました。

LinkedInの投稿にも書きましたが、付け加えたいと思います。

LinkedIn:今年のNFDAは大きく舵を切った。

さて、なぜ大きく舵をきったかというと全世界が中止か延期の中、オンラインに踏み切ったからです。
実際、このイベントが4月や5月に開催されているなら、確実に中止であったかと思います。
それは、まだ世間がzoomに対する疑心暗鬼だったり、Google、Microsoftを除いてvcube、skysea、webx、Bluejeansなどを使うには導入コストが高かったり、不慣れであったり、全世界的でもなかったり、色々課題があったからだ。

そもそもGoogleのハングアウトも同様にお世辞でも画質が良いとか使い勝手が良いとも言えなかったし、MSのSkype(for business含む) もクライアント側の処理能力を酷使するためにハードを選んだり大勢では出来なかったり課題があった。

そして課題が「ビジネスをどう続けるか」が課題でした

つまり、葬儀社がどう舵取りをするかが課題です。
葬儀社がビジネスをどう継続していくか、または売却、倒産させるか。
米国には葬儀社専門の金融機関や事業者専用の保険会社(損保会社)などがある。
金融機関と言っても、ローンなどの融資、売却への手伝いなどをする銀行である。
それだけ葬儀社はステータスの高い職業であると理解していただきたい。
日本みたいに、誰しも手を上げればやっていい業務ではなく、法律、解剖学、医学などもきちんと知っていないといけない職業であり、弁護士、医者と並ぶ職業であり、さらに各州ごとに免許を取得する必要がある。
つまり、自分が所在している隣の州の免許申請は行っておくべきだと。とくにNYやNE地方は密接しているので、州をまたがることが多い葬儀屋さんはそれぞれの州から営業許可証を取得せねばならない。

さて、このNFDAというのはどういう組織なのか説明せねばならない。

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仮想墓地

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Virtual Graveという発想があります。
これはオンライン墓地です。
日本人にはあまり馴染みがありませんが、海外ではこれを通じてオンライン死亡記事を提供していたりします。

さて、日本のオンラインでお参りサイトというのはいくつかあります。
私の友人である山梨県甲府市の「石の声」さんという石材店の社長が10年近く前にQRコードを墓石に貼り付けて人々にオンラインのお参り場所を作りまして、海外でも話題になりました。

その後、フューネラルビジネスフェアやエンディング産業展にて似たような仕組みを提供してくる会社が増えました。
果たして事業が成功していて増えているのかどうかはわからないが、お参りすることは大切であることは間違いない。
まして、今、核家族化が進むなか、葬儀もお墓も要らない人が増えてきている。

私が一番懸念しているのは、そのオンラインお参り場所がいつまで存在するか。
昨今、情報が早く動くなか、事業も駆け足で動いている。そこで、その会社がいつまで存在するの?と考えると、なかなか遺族としても情報を預けたいと思わないだろうと。

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エコフィンの祭壇

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昨日と一昨日に綜合ユニコム主催の葬祭業向けの展示会「フューネラルビジネスフェア2018」がパシフィコ横浜にて開催されてまして、そこで出会った商品の紹介を一つ。
実際、去年も展示されていたのですが、棺のみでは展開できないと踏んで(それは正しい判断)、コアな商品(棺)に付加価値をつけて今年は展示しました。

2018-06-29 11.14.52

ピアノか?って思わせるようなお棺です。

さて、これには何があるかと言うと、棺にそれに見合う使い回しが可能なゴージャスな棺台と飾りを乗せられる台です。
お棺を祭壇にすることが可能です。

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フューネラルビジネスフェア2017

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月曜と火曜日にて綜合ユニコム社の恒例のイベント(今年で第21回目)、フューネラルビジネスフェアがパシフィコ横浜にて開催されました。
今年は展示社が少ないなと思いながら初日のみ参加し観察ましたが、大差がなかったと。
しかし2015年よりも減っていたと。

すでにブログにも書きましたが、結果的にエンディング産業展とで出展社の奪い合いだなと。
昔のビジネス・ショーとエレクロニクス・ショーなんかと一緒な感じがします。
線引が出来ない時代になってきた。

実際、エンディング産業展は亡くなる前からの人も含めるし、まして終活フェアは亡くなるためにある仕組み(ド素人の出展社が多いので問題があるが)主催者は変わっているが、見に来る人たちはほぼ一緒。
こう見ると葬儀業界って儲かるビジネスなのか?と思われがちだが、実際は二極化している。

おカネがある人と無い人ではなく、おカネがあっても葬儀には使わない人(ミニマリスト)がいて、それがおカネがない人で葬儀を小さくする人たちの部類に入ってきている。
しかし、おカネがある人でミニマリストは葬儀に関してどこにおカネを掛けて欲しいのか、そしてどうしたいのかがきちんと把握しているので、葬儀社としてもおカネを掛けてないがきちんとした葬儀の提案が可能である。
逆におカネがない人達は葬儀を必要ないと思っているので、極端な話、棺も要らない、霊柩車も要らないと言わんばかりである。そこは説明しても理解されない(葬儀社の説明力が足らないことも多い)こともある。

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