第78期個性心理學認定講座

学習院大学にて第78期の認定講座がありました。

私はGENESIS支局長として実技試験の採点に参加。
毎度のことですが、二日間、はじめてお会いする人たち、一気に仲良くなれます。

さて、今回の特別ゲストは横浜市金沢区で産婦人科をなさっている池川明先生でした。
池川先生は胎内記憶を調べて研究なさっている医師です。
胎内記憶を真っ向から否定する人もいれば、肯定する人もいます。
しかし、私の友人にも胎内記憶を持つ歯科医師がおります。

 

世の中の多くのものが解明できません。
科学的に証明できたものは再現性があるからとのことです。
同じ条件で繰り返し再現できたからです。
しかし、全く同じ条件と言うのは作り上げることができないのは「時間」と言う要素を入れたら不可能になります。
マクロ的に見たら時間は常に流れていて、天体の位置も宇宙の膨張も含めて変化しています。
時間と言う要素を抜き、マイクロ的にみたら作ることが可能ですが。

さて、今、情報社会の中でとてつもなく混乱が続いています。
そして激しい争いも。
戦争が戦争を呼び、憎しみが更に憎しみを作ります。
自分が関係ないのに、知らぬ相手を憎しむ時代になってきます。

当社は個性心理學を通じた「終活」のコンサルティング「死に方改革」をしております。
もちろん、葬儀社のビジネスコンサルティングやM&Aに関するコンサルティングも。
今、必要なのはハッピーに次のステージ(EOL)を迎えることです。
10数年前、日本葬送文化学会にてお招きした講師の一人で、日本ルーテル学院大学の当時先生でありました柴田千頭男先生のご紹介にてリラの音楽家であるキャロル・サック先生にお越しいただきました。
あのとき、キャロル・サック先生は亡くなって行く方々は自分の人生の先輩であると。
それは、本人が体験していることで、自分がまだ未体験ゾーンであるから。
その方々に良い死を迎えていただくにはどうするかを聞いてきたと。
そう、です。人生の大先輩なのです。

 

個性心理學とは何かを考えると、これは究極のコミュニケーションツールです。
「諦める」→「あきらめる」→「明らかに認める」
つまり相手を条件なしで存在を認めることです。
条件付きに相手を認めることは不可能です。
「誰々さんの鼻は認めないけど、本人は存在するから認めるよね」と言うのはできないからです。
個性心理學は実用的(プラクティカル)なツールです。
互いの生き方や生存を認めて「この人は、こんな人」だと言うことを認めるわけです。
今回も様々な活動をされている42名の受講者がおり、互いを認めあい生きているわけです。
驚いたことにあと1年で後期高齢者になられると言うご婦人も参加されて、一緒に試験を受けられました。

支局長として、私としては、マイクをもって実技試験を受けていただきたいと。
それは、大勢が部屋に入ると人の声は吸収体となり後ろまで聞こえなくなるからです。
しかし、そんなご婦人(私の母と同じくらいの年齢)が敢えて、この地獄の試験と呼ばれる試練を体験し一人ひとり3分間スピーチをし、採点されるわけです。
この方々を認めないでどうするの?と言うくらいのバイタリティの持ち主さんたちでした。

私の人生の大先輩たちです。
そして、素晴らしい笑顔を全員もっています。
笑顔なしにハッピーでいられるか?

答えはNOです

私達は個性心理學を通じて争いをなくし、楽しい人生を生き、そして後世に楽しくバトンタッチ(英語ではバトンを受け渡す= Pass the Baton)の役割をしないといけないのです。
動物占い?ってバカにされるでしょうが、占いではなく統計学であり、その人たちに合わせたキャラを当てはめて相手を認めあうことが大切です。
確かに心理學ではラベリングはしてはならないと言うこともありますが、相手に「こうだよ」と伝えることで相手も納得し、助かるわけです。
病院に行けば、診断書を書かないと医師は薬を出すことができません。
心療内科でも同様です。薬を処方するには相手に病名の診断書を書かないと出せません。
悪いことではないのです。

世の中の「狼」さんたち「ペガサス」さんたちがどれだけこの個性心理學が救われたか。

I rest my case.