葬儀経営 004 葬祭業は完全競争市場に近い

こんにちは
有限会社ワイ・イー・ワイの和田です。
この度、葬儀経営の経済学の勉強ビデオをアップしておりまして、今回の内容は市場での葬儀社のビジネススタンスで「競争市場のどの位置にいるか」で、そこに葬儀社を当てはめていく内容です。

前回は「儲かる企業」と「儲からない企業」の話をしました。

まず葬儀社は自由競争の中で生きています。
そして、大企業はいないと言っても過言ではありません。
葬儀社で上場企業は数少ないです。
葬儀社でない上場企業が葬儀部門をやりはじめたところもあります。
それでも10本の指でカウントできます。

さて、競争市場の条件は何かというと大まかにSCPから見ると3つ、RBVから見ると2つ。
この5つに当てはまるかどうかです。

  1. 市場に無数の小さい企業がいて、どの企業も市場価格に影響を与えられない
  2. 他企業の新規参入のハードル(コスト)が小さい(ない)
  3. 企業が提供するサービスや商品に差がない(同品質)、差別化ができない

実はそれ以外にもRBVから見たら追加に

  1. 製品、サービスを作るためのの経営資源が他企業よりも安くまたはゼロに近い状態でできる。
  2. 他企業の製品やサービスの情報を顧客や同業者が持っている

 

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葬儀経営 003 儲かるビジネス その2

こんにちは
有限会社ワイ・イー・ワイの和田です。
この度、葬儀経営の経済学の勉強ビデオをアップしておりまして、今回の内容は「儲かるビジネス」で、そこに葬儀社を当てはめていく内容です。

しかし!ビデオが30分以上にもなってしまい、前編と後編に分けまして、前篇がビジネス全体について、後編が葬儀社って儲かるの?と言う内容です。

第二部(後編)です

ここで懺悔(笑)
これの内容を書いてアップしたつもりでしたが、書いてなく慌てました。
ビデオはすでに4月27日、先週の月曜日にアップしてありました!

葬儀社はどの立ち位置なのか

  1. BC (Before Corona) の場合二極化
    1. 大きい葬儀
    2. 小さい葬儀
  2. AC (After Corona) の場合
    1. 小さい葬儀
    2. 小さい式場
  3. 長期戦で見た場合
    1. 社会的免疫が確立されると普通に戻る予測
    2. 現在は、そろそろ火葬場が規制かける
      1. 小さい葬儀のみ(10名以下のお別れ)
      2. 立ち会い、ほぼなし
      3. 拾骨までウロウロするんは禁止
      4. 控室もNGだったり

企業が競争優位性を保つにはと考える必要がある

  1. ルーチン化させて無駄を省く
  2. 勤勉性が必要
  3. 数字の管理、経理を見れる仕組みを作る

つまりこれはフレームワークなんです

SCP (Structured Conduct Performance) を見ると、市場環境は市場構造に直接、短期的な影響を及ぼすと。つまり、未成熟な市場の場合、企業への影響がフィードバックされるのが早く、成果を出すにはPDCAサイクルを高速に回す必要があり常にアップデートを行わねばならない。

結局は、そのフレームワークは「結果的、こういうことである」と示さねばならない。

そこで、対象なのがRBV (Resource Based View)

SCPは市場に目を向けて、思考の軸をベースにしています。
RBVは社内のリソースがベースです。
つまり内部の経営資源に着目を置いています。

では、ここで葬儀社にどう当てはめられるか

SCPで考えると年々死亡件数は上がりつつあり、すでに138万人の市場があるので参加する。

RBVを軸にすると、式場を持つ葬儀社の数、葬儀社全体の数でこれから増える死亡者数を処理できるか。つまりリソースが足らなければ市場に参加する人たちで補えば良いのだが、問題は儲かるビジネス構造なのか。

葬儀社はそうでないと思う。

今、大きい式場は敬遠されている。
まして、この数年間はコロナの影響で倒産や廃業が増える。

景気はすでにマイナスへの下方修正。

人への投げ銭(サポート)よりも自分の背に腹は代えられない時代。

SCP対RBVのどっちかを論するのは野暮であり、不毛でもある。

そこは目的と手段の両立、戦略と戦術でもある。

葬儀社としては大まかな経営戦略は必要ではあるが毎日の戦術は欠かせない。

つまり、日々に於いては情報の経営が必要である。

どういう人達を対象にどのようなチラシをどの地区へ撒くとかである。

しかし、そこには常に不確実性があり、ハイリスク・ローリータンなら避ける考えをすることが必要。

これは斎場をどこに出すかと言う展開と一緒だ。

レバレッジが効かない場合、ここは一度、ゲーミフィケーションで仮設を立てて見る必要がある。

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葬儀経営 003 儲かるビジネス その1

こんにちは
有限会社ワイ・イー・ワイの和田です。
この度、葬儀経営の経済学の勉強ビデオをアップしておりまして、今日の内容は「儲かるビジネス」で、そこに葬儀社を当てはめていく内容です。

しかし!ビデオが30分以上にもなってしまい、たぶん、最後まで誰も見ないだろうと。(笑)
苦肉の策で、ちょうど良いタイミングで切るタイミングを発見。

第一部です

詳しくはビデオをご覧になってください。

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葬儀経営 002 理論ドリブンは三密から

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有限会社ワイ・イー・ワイの和田です
昨日は暖かく、多くの人たちが海岸に押し寄せまして、湘南では、まさしく三密の状態を作っていました。
ナンとかならないかなと思うところでした。
さて、第2段は理論ドリブン市場をどう展開するかの話になります。

理論ドリブンとは、モーティブ(意欲)であり、トリガー(引き金)を発生します。
そのトリガーが現象ドリブンとなり、様々な事象・事案を発生いたします。
そこの中に、「社会」「経済」「心理」が経営学の本質として必要となります。

大切なのは、常に「何故」(WHY)を探り、掘り続けることが必要です。

今回のお話は:

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葬儀経営 001 葬儀経営と葬儀理論

こんにちは
有限会社ワイ・イー・ワイの和田です
コロナ騒動で経済も落ち込む中、葬儀社も戦々恐々としています。
我々も防護服がより必要となったのはいうまでもありません。
神奈川県(東京都以外)は葬儀屋さんが司法解剖などを手伝うのです。
違法ではないのです。
何故ならば、そこにいる監察医の指導の下で手伝いをしているからですが、今回は流石にドキってします。
私も、現場に足を踏み入れたら、血の海のところだったこともあります。

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さて、そんなグロい話をするのではなく、今回は「葬儀経営」と「葬儀理論」を通じて「葬儀経営理論」のお話をシリーズにてしていきたいと思いました。
中身はYouTubeにてお話をしているのでぜひ見ていただけると助かります。
ちなみに、私のYouTube登録者数は本日2020/04/13を以って233名なので、YouTubeでは広告収入は一切入りませんので、これこそ自分のノウハウをさらけ出している状態なのでご安心ください(笑)

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毎日更新のポッドキャスト

葬儀のこと、相続のこと、終活のことを3月2日から毎日更新しています

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ぜひこちらにて:
https://jfuneral.com/podcasts/

ブログとしては https://jfuneral.blogspot.com に記載しています

ぜひお楽しみください

 

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葬儀保険は互助会に代わるもの?

色々と相談がくるのでザクっと書いちゃいます!
って言うよりもYouTubeを見てください。

互助会は積立金制度です。
役務であるのに、割賦販売法が許しています。
これは葬儀の価格が高かったから、分割で支払いを可能にしたものです。
しかし、すでに30年くらいは新たに互助会を許可していません。
国としては「しない」のではなく、「させてない」=「許可を得るのに非常に厳しくしている」ってことです。

葬儀保険(AFLACやIF共済などがあります)がそれは本当に葬儀社のためなのか?
それとも銀行系の信託や保険がいいのか?
葬儀屋さんとしてオススメは銀行系だろうなと。

葬儀保険は誰が得するのか?
本当は消費者だろうが、葬儀屋さんもお得でないと売らないよ。
その保険を売るのが保険外交員ではなく、葬儀屋さんなんだから。

 

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Hotel for the dead

Have you ever heard of “Corpse Hotel” in Japan?
遺体ホテルというのを聞いたことがありますか?

It’s not so odd and rare in Japan. It’s been around for many years.
日本ではそれほどおかしくも珍しくもありません。実は昔から存在していました。

These are places where undertakers bring bodies for night or so, or even weeks, sometimes months for storage of bodies that haven’t received a permission of cremation under many different reasons.
遺体安置所には様々な理由で火葬できないご遺体を預かる場所で、一泊二日もあれば何週間、いや何ヶ月という場合もあります。

In other than Japan, “corpse hotel” seems odd but it’s the waiting line for cremation!
日本以外では「遺体ホテル」は珍しいみたいですが、実際は火葬の順番を待つ場所なだけです。

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Ai普及センターをご存じですか?

昨今、Aiと言えば、AI(人工知能)を意味しますがAIの略はたくさんあります。
その業界に携わる人の認識にてかなり違います。
デザイナーならAdobe Illustrator!
Air India(インド航空)ってのもあります。
Army Intelligence(陸軍諜報部)なんてものを。
さて、葬儀業界でAi(iは小文字)はなんでしょうか?

Autopsy Imaging です。
そういう言葉があるというのがあるのを知っていますか?

 

これは日本語で言えば「死亡時画像診」のことである
CTやMRI等の画像診装置を用いて遺体を検査し、死因究明する検査方法。

解剖せずに外見ではわかりづらい死因を究明するのに利用しています

児童虐待見逃すな!小児センターで広がる「Ai検査」古い暴行痕や隠れた死因解明

遺体を損する必要がないが、万全ではない。

まして、解剖したほうが費用が安くあがるのと早いこともある。
そして、装置以外に放射線技師を入れる必要があり、コストがかさむ。

Wikiに書かれている「オートプシー・イメージング」はこちらです

現在の国でCT及びMRIの普及率を調する必要がある

  • 2005年時点での日本国内のCT普及率は人口100万人あたり92.6台、MRIは35.3台と国際的な平均値の6 – 7倍と格段に多い数値(OECD調べ)であり、環境そのものは十二分に整備されている。

2005年の情報は上記、Wikiにかかれていて、日本はかなり普及しているとのことです。
更に、検案や解剖が必要な数はどれくらいあるのでしょうか?
実は、監察医が少ないため、どこで見た数字かは憶えがないのですが、15%程度だと。
信憑性あるなしに関わらず、問題は死因がつかめないだけではなく、監察医が少ないことです。
更に監察医も警察も忙しいので警察が提示した状況が証言となり、そのまま事件性があってもなく死亡検案書などが発行されてしまうこともあります。

この間違った内容で裁判になったところは私の記憶の中でも2件あります。
しかも業界では有名な話なので、個人やご家族を特定できてしまうので割合します。

一般社団法人 Ai情報センター及び学会が存在しますのでご参考になさってください。

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葬儀屋さんのSDGs

そもそもSDGsってナニ?

UN_SDG_Logo.png驚いたことにSDGsってあれだけ騒がれていても知らない人が大半だった。
それはテレビでもネットでもあまり見ないからか?
TwitterでもFacebookでもあまり見かけない用語なのでそれほど一般的に普及していない。
では会社などでは?
中小零細企業が多い日本では本当に聞かない言葉である。

朝日新聞社が2019年8月に東京都と神奈川県住まいの3000人にネットで聞き込み調査をしたら、認知率が27%だったらしい

どうやらあまり学校でも教えてないらしい。
SDGsどころかミレニアム開発目標ですらないだろう(笑)
しかし、最も低かった年齢層は60歳以上の高齢者らしい。

先月末に名古屋へ親しい友人の誕生日会にて訪れた。
そこには前神奈川県知事、現参議院議員の松沢成文さんや名古屋市の河村市長などもお祝いに出席されていた。実は私はその二人の間の席だったので驚いた。
そのパーティで挨拶をしていた人、一人にSDGsのバッジを着けられていた方がおり、「このバッジなんだかご存じですか?」と聞かれたので「SDGsのですね!」と答えましたら「よくご存じですね」と。

私はそれまで当たり前だと思っていたことで驚いたのは、名古屋では認知率が15〜6%だということでした。いや、それは本当に驚きました。

実は「葬儀社のSDGs」についてはすでに1年前にメモを取りながら私の中で温存しておいた。
このSDGsの課題が上がらなければ当分日の目を見ることがなかっただろうかと。
その状態だったので書かずにいられなくなった。

国連が2015年に定めたSDGsは17のゴール、169項目の目標(ターゲット)がある。
これが今までのミレニアム開発目標からバトンタッチした内容である。
詳しくは Wiki を見ていただければいいです。ここでは割合いたします。

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