もう不安にならない!
葬儀の「高額請求・追加料金」トラブルを防ぐ3つの自己防衛術
死に方改革研究者®及び旅のデザイナー®、葬送ビジネスポッドキャスターの和田です
最近、ニュースや週刊誌などで「葬儀社のぼったくり」や「身に覚えのない高額請求」といった話題を目にすることが増えましたね。 私の元へご相談にいらっしゃるお客様からも、「いざという時に、足元を見られて何重にも請求されるのではないか…」「残される子どもたちに、金銭的な負担やトラブルをかけたくない」といった切実な不安の声をよくお聞きします。
大切な人とのお別れの場で、お金のトラブルに巻き込まれるなんて絶対に避けたいですよね。
でも、どうかご安心ください。
葬儀の料金トラブルは、事前に少しの「知識」を持っておくことで、確実に防ぐことができます。
今日は、なぜ意図しない請求が起きてしまうのか、そのカラクリと、あなたとご家族を守るための「3つの自己防衛術」について、葬儀社の社長兼日本唯一の葬送ビジネスポッドキャスター視点から分かりやすくお伝えします。
なぜ起こる?「意図しない請求」のカラクリ
昨今横行している葬儀トラブルの多くは、実は「架空のものを請求される」というよりも、「何重にも追加料金が加算されていく(分かりにくい料金体系)」ことによって起こります。
例えば、インターネットやチラシで「お葬式一式 15万円!」という格安の広告を見たことはありませんか?
実はここに大きな落とし穴があります。
この「一式」の中には、お葬式に必ず必要となるものが含まれていないことが多いのです。
- 変動費の罠: 火葬場が混んでいて数日待つことになった場合の「ご遺体の安置料」や「ドライアイス代」が1日ごとに加算される。
- 必須項目の除外: 搬送する寝台車代、火葬料金、お坊さんへのお布施、飲食費などが「プラン外」として後から何重にも請求される。
また、ご家族を亡くされた直後のご遺族は、悲しみと動揺の中にいます。
「故人様のために、お棺はこちらの立派なものになさっては?」
「お花が少ないと寂しいですよ」と勧められると、「ケチるわけにはいかない…」と意図せず高額なオプションを追加してしまう心理状態にあるのです。
一部の悪質な業者は、この心理につけ込んできます。これこそ悪いアップセル方法なのです。
あなたと家族を守る!3つの自己防衛術
では、こうした「ぼったくり」や「意図しない請求」から身を守るためにはどうすればよいのでしょうか。
以下の3つのステップを心に留めておいてください。
① 元気なうちの「事前相談」と「相見積もり」
これが最大の防衛術です。いざという時、病院から「早く葬儀社を決めてご遺体を搬送してください」と急かされてから探すと、冷静な判断ができません。
心が穏やかな今のうちに、気になっている葬儀社2〜3社に事前相談に行き、見積もり(相見積もり)をもらっておきましょう。スタッフの対応を見ることで、信頼できる会社かどうかがよく分かります。
② 見積もり時に「これ以上、追加費用はかかりませんか?」と聞く
見積もりをもらったら、必ず「この金額以外に、当日や後日発生する可能性のある費用はありますか?」と担当者に直接質問してください。
良心的な葬儀社であれば、「火葬場が混んで日数が延びた場合は、ドライアイス代が1日〇〇円かかります」「お食事代と宗教者へのお布施は別になります」と、起こり得る追加費用を隠さずに丁寧に説明してくれます。
③ 「何が含まれていないか」を確認し、家族で共有する
見積もり書は「何が含まれているか」よりも「何が含まれていないか」を確認することが重要です。
そして、納得のいく葬儀社が見つかったら、その見積もり書をご家族と共有しておきましょう。
「私はこの葬儀社で、この規模で見送ってほしい」と伝えておくことが、残されたご家族を迷いとトラブルから救う最高のプレゼントになります。
最後に
お葬式は、故人様との思い出を振り返り、心を込めて「ありがとう」と見送るための大切な時間です。
終わった後に「騙されたかもしれない」「こんなはずじゃなかった」と後悔やモヤモヤが残ってしまうのは、あまりにも悲しいことです。
日本の葬儀社の多くは、ご遺族に寄り添う誠実な会社です。
一部の悪質な情報に過度に怯える必要はありません。
正しい知識という「お守り」を持っていれば大丈夫です。
「見積もりの見方が分からない」「自分に合った葬儀社をどう探せばいいか迷っている」という方は、決して一人で抱え込まず、第三者の客観的な視点から、あなたが心から安心できるお別れの準備をサポートさせていただきます。
あなたのこれからの人生が、不安のない、より晴れやかなものになりますように。
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