スーパーコピーライター Drew Eric Whitman氏が提唱する「生命の8つの躍動」のLife Force 8を葬儀社に当てはめてどのようにマーケティングができるかの説明。
Podcast Season 6 Episode 265
今回は、このLF8の法則を葬儀ビジネスに当てはめ、
お客様の心に響くアプローチ方法を論理的かつ簡素に解説します。
■ はじめに
Drew Eric Whitman氏の名著『現代広告の心理技術101』で紹介されている「Life Force 8(LF8)」をご存知でしょうか?
LF8とは、人間に生物学的にプログラムされた「8つの根源的欲求」のことです。
マズローの欲求段階説よりもさらに衝動的で無意識な部分にアプローチするこの心理技術は、そのまま葬儀社のマーケティングに強力に活用することができます。
今まではダイレクト出版直販のみでしたが、今はAmazon からでも同じくダイレクト出版から購入できるみたいです。
なぜ、商品はとてもいいのに思うように売れないのか?
なぜ、売れたウェブサイトやセールスページをマネして作っても同じように売れないのか?
なぜ、世の中に広告やコピーライティングの本があふれているのにヒットする広告は少ないのか?
葬儀の集客において、こんなお悩みはありませんか?
- 「他社との違いが『価格』や『祭壇の大きさ』でしか伝えられない」
- 「お客様に自社の価値が上手く伝わらず、相見積もりで負けてしまう」
実は、ご遺族が葬儀社を選ぶ本当の理由は、設備や価格だけではありません。 その答えは、アメリカの著名なコピーライター、ドルー・エリック・ホイットマンが提唱した「Life Force 8(人間が生まれながらに持つ8つの根源的欲求)」に隠されています。
人間には、理屈抜きで反応してしまう8つの強い欲求があります。その中でも、葬儀ビジネスにおいて特に重要になるのが以下の3つです。
- 恐怖や不安から逃れたい
初めての葬儀・費用への不安 - 愛する人をケアしたい
故人へ最期にしてあげられる恩返し - 社会的に認められたい
親族や参列者に「恥ずかしくない」お葬式にしたい
多くの葬儀社の広告は「プラン内容」しか語っていません。
しかし、この「ご遺族の深層心理にある欲求」に直接訴えかけるメッセージに変えるだけで、お客様の反応率は劇的に変わります。
今回のYouTubeポッドキャストでは、この「Life Force 8」を葬儀社のマーケティングにどう具体的に当てはめ、チラシやホームページの言葉をどう変えれば売上が上がるのかを論理的に解説しました。
他社との不毛な価格競争から抜け出し、「あなたにお願いしたい」と選ばれる葬儀社になるためのヒントを、ぜひ動画(音声 — SoundCloud Podcast)でご確認ください。
■ 葬儀マーケティングにおけるLF8の活用例
- 「生存本能・生き残りたい」への訴求(損をしたくない心理)
終活を先送りすることのリスクを明確に伝えます。「何も準備していないと、ご家族に100万円以上の想定外の負担がかかる可能性があります」といった具体的な事実を提示し、不利益を回避するための「事前相談」へと導きます。
- 「恐怖や危険を避けたい」への訴求(トラブル回避の心理)
急なご不幸による「業者選びの失敗」や「予期せぬトラブル」は、お客様が最も恐れることです。自社のホームページなどで「よくあるトラブル事例」や「後悔しない葬儀社の選び方」をコンテンツ化し、お客様の不安を取り除く準備を促しましょう。
- 「快適に暮らしたい」への訴求(負担軽減の心理)
ご遺族は心身ともに疲弊しています。「すべてお任せの一式プラン」や、DX(デジタル化)を活用した「ワンストップの手続きサポート」など、ご遺族の負担を極限まで減らす快適なサービス設計とそのアピールが重要です。
- 「愛する人を守りたい」への訴求(愛情と後悔の心理)
「お父様が喜ぶ形」「お母様が好きだったお別れの形」を一緒に考える姿勢を示します。ご家族に「十分なことができなかった」という罪悪感や後悔を残さないための、愛情に寄り添った提案を行います。
- 「社会的に認められたい・優位に立ちたい」への訴求(承認と安心の心理)
故人様にふさわしい品格のあるお見送り(適切なアップセル)を提案します。
また、「終活を済ませた人だけが得られる安心感」を提供し、会員制度や24時間対応のネット予約システムなどを通じて、特別感や優越感を満たす仕組みを構築します。
マーケティングの手法は進化しても、人間の根本的な心理(LF8)はいつの時代も変わりません。
ネット広告が普及した現代においても、最も強力な集客は「口コミ」や「紹介」です。
LF8を意識してお客様の無意識の欲求に寄り添うことで、自然と選ばれ、紹介される葬儀社へと成長していくことができるはずです。
謝辞:
1週間遅れのアップデートなのでバックデートしています。
しかも最近、なかなかポッドキャストをアップできず申し訳ない。
書いたのは 2026/03/24 ですが、ポッドキャスト配信が3月17日。
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