「 Web3 × 終活 」 今こそ、死のインフラを再設計するとき

WEB3技術は新たな局面を迎えています。
決済にJPYCやJPYSCなどが導入されて銀行業務を根本的に変えようとしています。
WEB3といえばブロックチェーン。
ブロックチェーンといえばすぐに思いつくのが暗号通貨、Bitcoinです。

だがビットコンだけではなく、今は皆さんがお気づきではないが、大阪万博で活用されたウォレット(チケットのアプリ)などがすべてブロックチェーン技術を活用されていました。
いわゆる世界でもっとも知らずに普及した暗号通貨ウォレットとでも言えるでしょう。

そんな中、機は熟したといっても過言ではなく、年間160万人も亡くなる超多死社会の時代に突入。
終活といえば、エンディングノート、そして葬儀。最後に必ず相続があります。
これをどのように対応せねばならないかを全員が考えねばならない時代になりました。

浮世絵スタイルのイラストで、桜の花と富士山を背景に、和服を着た女性二人と男性が描かれている。女性たちはタブレットを持ち、男性はその側で茶道具の前に座っている。また、幻想的な透明な箱が中央にあり、中には桜と鶴が描かれている。
Gemini Generated

2026年5月20日 18時より渋谷WeWork Scramble Square 45Fにて「株式会社 渋谷WEB3大学 北村はじめ(Hajimex)社長」が毎月恒例のWEB3に関するイベントを開催いたしました。

このイベントはここの「クリエイト・メンバー」である私、和田裕助に白羽の矢が立ち、葬儀の状況でWEB3技術を活用し終活をテーマに話せないかと。
実際、私だけでも可能ではありましたが、私の一方的な話では非常に面白くない内容になってしまうので、普段からビジネスパートナーとして、更に弊社(有限会社ワイ・イー・ワイ)もそこの販売代理店の一社でもあるので、お墓テック企業のスマートシニア社の藤澤社長にご一緒に登壇し、トークショーをしないか打診しました。

渋谷Web3大学のイベント告知画像。背景は青色で、上部にはロゴ、中央にはイベント名「Web3 × 終活」と詳細が記載されている。参加者の写真と名前、所属も含まれている。
Peatixでの案内

今回は死後、どのようなことが起きるのかを具体例を上げて説明しました。
そして、エンディングノートを書くのは(ティアの調査)で4.4%の人しかいないと。
みんなやらねばならないのは知っている。
英語では「Elephant in the room」ということわざがある。
だが、誰も口にしたい。したとしてもどこから手を付けていいのかがわからない人が多い。

最後は自分が死んだときにどうやってその遺骨の処理をしたらいいのかが課題。

みんな「死後は世話を掛けたくない」という思いがあるなか、死んだら必ず誰かの世話になります。
誰かがあなたのご遺骨を拾います。
そして遺族は100%相続があります。
そしてデジタル社会のあなたのデータをどうするかが一番重要です。

お墓をどうするか、そして自分のデジタルデータをどうするか。
そして、あなたは永遠にAIの世界でも生き続けたいか。


「渋谷Web3大学主催のリアルイベント。
不透明な葬儀費用や無縁社会といった既存の「死のインフラ」の課題に対し、Web3やブロックチェーン技術を活用して「生きた証」の継承や新しい終活の形を再設計する可能性を議論した。」

本イベントは、葬儀業5代目の実務家である私ごと和田裕助と「お墓テック」領域でWeb3を活用する経営者、スマートシニア株式会社 藤澤哲雄氏が登壇し、現場のリアルとテクノロジーによる挑戦を語る内容です。

不透明な葬儀費用、増え続ける墓じまい、無縁社会の拡大といった既存インフラが抱える限界に対し、お墓のデジタル化やブロックチェーンによる個人の記録の永続化など、Web3でいかに「死の課題」を解決し再設計できるかを探求しました。
一方的な聴講ではなく、参加者参加型のツール(Mentimeter)を用いて「自分の死を誰かに任せていないか」と問いかけ、会場全体に当事者意識を持たせる構成となりました。

夜景をバックにしたセミナー風景。テーブルに座る参加者が一人の講演者を見ながら参加している。スクリーンに技術と人間の関係についてのプレゼンテーションが表示されている。
藤澤社長が講演中

プロフェッショナル分析

マーケター視点

葬儀や終活はこれまで「不透明・受け身」な消費行動になりがちでしたが、本イベントが示す通り、生活者は「情報の透明性」と「自分らしい生きた証の継承」を求めています。マーケターとしては、単なるパッケージ化された葬儀プランを売る時代から、個人のデータを永続的に残す「デジタルレガシーのキュレーション」へと提供価値をシフトさせる必要があります。

Web3の分散型技術を活用した透明性の高いサービス設計は、従来の葬儀業界に不信感を持つ層や、墓地継承者がいない単身高齢者、そしてデジタルネイティブ世代という新規市場を開拓する強力な訴求ポイントとなります。

AI活用エバンジェリスト視点

「死のインフラ再設計」において、AIとWeb3の掛け合わせは革命的な変化をもたらします。
生成AIを活用して生前の思考、価値観、音声データを学習させた「AIデジタルクローン」を作成し、その真正性と改ざん防止をWeb3(ブロックチェーン・NFT)で担保するアプローチが考えられます。

また、AIエージェントを用いて顧客のデジタル資産や想いを自動整理し、スマートコントラクトと連動させて死後に自動で遺言執行やメッセージ送信を行うなど、レガシー管理を自律化・個別化する新たなインフラ構築が今後業界の急務になるでしょう。

推奨アクションプラン

  • AIによるデジタルクローン生成とブロックチェーンを組み合わせた「改ざんされないデジタルエンディングノート」のPoC(概念実証)プロジェクトをIT企業と共同で立ち上げる。
  • 葬儀の価格をより明確にするためのDAOとスマートコントラクトを活用し「葬儀社の一方的な(許諾なし)のサービス」に支払いを断れること(透明性を増す)を構築する。
  • 顧客および自社の葬祭ディレクター向けに、Mentimeterなどの参加型ツールを用いた「Web3・AI時代の新しい終活(お墓テック等)」に関する体験型啓蒙セミナーを企画・開催し、社内外の意識をアップデートする。
    終活時のイベントでお客様と参加型イベントとして活用する

参考資料:

https://biz.shibuyabunka.com/event/992

https://www.shibuyaweb3univ.com

リアルイベント S2 #9 (通算40回目)


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