葬儀社のビジネススキル

大学を出たからと言ってビジネススキルが高まるのかというとそうでもないですよね。
ビル・ゲイツ氏、マーク・ザッカーバーグ氏、スティーブ・ジョブズ氏、日本では堀江貴文氏。
みんな大学なんてクソくらえというタイプでした。

葬儀社のビジネススキルというよりも、全体のビジネススキルがどういうことか。
大学を出て、MBAを取得したからと言っても、果たして経営ができるかは別であるのは誰もが承知。
MBAやPhDを取得したから偉いというのはあるが、経営能力は別である。

ちょっと気になったYouTubeがあったので紹介いたします。
このお方、Dr. Grace Lee は神経科学者(Neuroscientists)であり、多くの経営者のメンターでもあります。

学位より重要なスキル

学位より重要なスキルとはなにか?

このチャーミングなドクター(私はこのお方を「ドクター」と呼びます)は人生やキャリアで成功するには学歴よりも重要なスキルが3つあると。

3つの主要スキルカテゴリー:

  • 自己内スキル (Intrapersonal Skills):自分自身を理解し、内面から成長するためのスキル。
  • 対人スキル (Interpersonal Skills):他者と効果的にコミュニケーションを取り、関係を築くためのスキル。
  • 知的スキル (Intellectual Skills):知識を深め、応用し、問題解決能力を高めるためのスキル。

これを葬儀社に当てはめていきたいと思います。

この本文の一番最後に、Mapifyで作ったYouTube映像のマインドマップを掲載いたします。


今はサンライフが運営する日本ヒューマンセレモニー専門学校があります。
そこでお葬式のイロハを学ぶことができます。
お葬式だけでなく、医学のことまで。
感染症やデスケアのメイク、エンバーミング方法までも。

これらはあくまでも作法です。

会社経営とは別次元です。
もちろん、どういうことが自分の仕事で求められているのかを知ることは大切です。
経営はその上の次元です。

自己内スキル

目標達成のために自分自身が必要な人物になるためのスキルです。
ここは3つ分けられます。

  • 自己認識
    「己を知り、敵を知る」
    自分自身と生まれてから自分と付き合っていて、自分がわからない人は誰も同じです。
    あまり深く考える機会がないからです。
    逆に考えすぎるとうつ病になったりもします。
    しかし、他人からはあなたのこを客観的に見ています。
    まず、自分を知りましょう。
  • 自己影響力
    他人に影響を与える前に自分自身に影響を与えない限り、言行不一致になりかねないです。
    目的意識を達成するには、自分自身に動機づけをし行動することが重要。
  • 自己統制(マスタリー)
    マニュアルトランスミッションの車を運転するのと同様に意識してシフトアップ、シフトダウンする必要がないように物事を実行できるようにしましょう。
    感情のコントロールだけでなく、感情を味方につける方法を身につけることです。

☆対人スキル

他人との関係を築き、効果的なコミュニケーションを行うためのスキルです。
ここも3つに分けられます。

  • 明瞭さと確信を持ったコミュニケーション
    明瞭さは大切で、相手に自分が伝えたいことは伝わっているのか。
    相手に取って明確であることが重要です。
    そこには確信が必要で、最初の自己内スキルが重要です。
  • ブランディングとマーケティングによるコミュニケーション
    セールスやマーケティングの意味ではなく、もっと高次元の話です。
    ものを売る時だけでなく、聞いてもらうことは、自分を売り込んでいることになります。
    それには、あなた自身が「ブランド」となるからです。
    相手が自分の価値を理解し、求めるように促すことが必要です。
  • セールスと説得によるコミュニケーション
    誰しも説得させられることにはイヤです。
    セールスは自分のメッセージを伝える意味だけでなく、信頼を築くためのコミュニケーションです。
    ここでは、自分の価値をきちんと伝えることに意味があります。
    「説得」ではなく「納得」ですが、その「納得」というのはなにかというと、効果的に相手が決断を下すのを助けてあげることです。

☆知的スキル

知識を深め、応用し問題解決能力を高めるスキルです。
ここも3つに分けられます。

  • 認識敵洞察力
    自分がどのような知識を得たのか研究することです。
    大学で教育を受けたあとでも、論語読みの論語知らずになっていないか。
    知識と知識を繋いで知恵を作り、異なる領域に応用する。
  • ビジネス洞察力
    自分が関わっているビジネスの原則を理解し、成功を助けること。
    転職したら、その都度学び直すことが重要。
    ビジネスの言葉を話すだけでなく、ビジネスを成長させ規模を大きくする方法を理解する。
    しかし、その規模を大きくするには、いつ成長させ、いつ拡大させるかを知るのが重要。
  • 財務洞察力
    管理職に進むほど、見えてくる数字は異なり、財務の理解が重要となる。
    今まで学んできたことを一度リセットし、そのシステム(会社)に合わせた対応を考える必要。
    古い知識を新たに学び直す必要が出てきます。

現代社会において成功するために、従来の教育システムではカバーできない重要なスキルが多々あります。これらのスキルを意識的に開発していくことが重要です。
そしてこれらが成功へのカギとなるというビデオでした。


葬儀の現場に当てはめた場合は

1. 自己内スキル(自分と向き合う力)

自己内スキルとは、自分自身をよく理解し、感情をコントロールし、目標に向かって努力する力です。葬儀社の仕事では、以下のような場面で自己内スキルが求められます。

自己認識(自分を知る)

  • 自分の感情を理解する: 葬儀の場では、悲しみや寂しさを感じることがあります。自分の感情を理解し、無理に抑え込まず、適切に表現することが大切です。
  • 自分の強みと弱みを理解する: 自分の得意なこと、苦手なことを理解し、できることを増やしていくことが成長につながります。
  • 自分の価値観を理解する: 自分が大切にしていること(例えば、誠実さ、優しさ、丁寧さなど)を理解し、仕事の中でどのように活かすかを考えることが大切です。

自己影響力(自分を動かす)

  • 目標を設定する: 葬儀の準備や進行において、具体的な目標を設定し、計画的に行動することが大切です。
    目標というのはお客様を大切にすることです。
    遺族は悲しみに向き合っている状態であり、どう手助けできるか。
  • モチベーションを維持する: 困難な状況でも、諦めずに目標に向かって努力し続けることが大切です。
    困難なことは、自分が体験したことがない遺族の悲しみをどう理解し、その対応をするかです。
  • ストレスを管理する: 忙しい日々の中で、ストレスを溜め込まず、自分なりのリフレッシュ方法を見つけることが大切です。
    上記の遺族への対応は激しいストレスを生みます。

自己統制(感情をコントロールする)

  • 感情をコントロールする: 悲しんでいる遺族や参列者の前で、自分の感情をコントロールし、冷静に対応することが求められます。
  • 衝動的な行動を抑える: 感情的に行動するのではなく、状況をよく考えてから行動することが大切です。
  • 倫理観を持つ: 常に誠実で倫理的な行動をとることが、お客様からの信頼を得る上で重要です。

2. 対人スキル(人と関わる力)

対人スキルとは、相手と良好な関係を築き、円滑なコミュニケーションをとる力です。葬儀社の仕事では、以下のような場面で対人スキルが求められます。

明瞭さと確信を持ったコミュニケーション

  • 相手に分かりやすく説明する: 葬儀の内容や費用について、専門用語を使わずに、相手に分かりやすく説明することが大切です。
    とくにお葬式の説明は自分ではわかっているかも知れないけど、相手がそれを理解しているかです。
  • 相手の言葉に耳を傾ける: 相手の気持ちや要望を丁寧に聞き、共感することが大切です。
    相手が自分らがどの様な形式や作法、または方法でお葬式を営みたいのかを聞き出すことです。
  • 自信を持って話す: 自分の考えや提案を、自信を持って伝えることが大切です。
    自分はプロであるが、人の話を「聴ける」プロであることを見せることが重要。

ブランディングとマーケティングによるコミュニケーション

  • 会社の魅力を伝える: 会社の理念やサービス内容を、お客様に分かりやすく伝えることが大切です。
    会社も自分も「ブランド」であることを理解してください。
  • 信頼関係を築く: お客様との信頼関係を築き、安心して葬儀を任せてもらえるように努めることが大切です。
  • 地域社会とのつながりを深める: 地域社会との良好な関係を築き、地域に貢献することが大切です。
    葬儀社は地場産業なことを忘れてはなりません。

セールスと説得によるコミュニケーション

  • 相手のニーズを把握する: お客様の状況や要望を丁寧に聞き、最適なプランを提案することが大切です。
  • 商品の魅力を伝える: 葬儀プランやサービスの良い点を、お客様に分かりやすく伝えることが大切です。
  • 相手の決断を尊重する: お客様の選択を尊重し、無理に契約を迫るのではなく、納得して決断できるようサポートすることが大切です。
    相手に自分の判断を押し付けないでください。
    もちろん、提案は大切ですが、なぜお客様がこのような判断をしているのか、お客様にも説明することが重要です。そこがお客様を理解する過程です。

3. 知的スキル(考える力)

知的スキルとは、物事を深く考え、理解する力です。葬儀社の仕事では、以下のような場面で知的スキルが求められます。

認識論的洞察力

  • 葬儀の意味を理解する: 葬儀が単なる儀式ではなく、故人を偲び、遺族の悲しみを癒すための大切な時間であることを理解することが大切です。
    お葬式の意味を常に皆さんにお伝えすることから始めましょう。
  • 文化や宗教を理解する: 様々な文化や宗教における葬儀の慣習を理解し、それぞれの価値観を尊重した葬儀を提案することが大切です。
  • 倫理的な問題を考える: 葬儀の現場で起こりうる倫理的な問題について、深く考え、適切な判断を下すことが大切です。
    現場で起こり得る「なぜ」をお客様へわかりやすく説明することが大切です。

ビジネス洞察力

  • 葬儀業界の動向を把握する: 葬儀業界の変化や新しいサービスについて常に情報を収集し、時代のニーズに合った葬儀を提供できるように努めることが大切です。
  • 経営戦略を考える: 葬儀社を経営していく上で、長期的な視点に立ち、経営戦略を考えることが大切です。
  • リスク管理を行う: 予期せぬ事態に備え、リスク管理を徹底することが大切です。

財務洞察力

  • 財務諸表を理解する: 会社の財務状況を把握し、経営判断に役立てることが大切です。
    経営者側に近づけば、色々とお客様と会社側の理解度が高まります。
  • 予算管理を行う: 適切な予算管理を行い、無駄な支出を減らすことが大切です。
    時間は見えない出費です。
    引き継ぎの時間なども考慮し、自分なりに次の動作に移れることを目標にすることが重要です。
  • 投資計画を立てる: 将来の事業展開を見据え、適切な投資計画を立てることが大切です。
    会社側からすると、一昨年から家族葬ホールの建設にラッシュが来ていますが自社はどうなのかを考えることも必要です。

これらのスキルは、葬儀社のスタッフ一人ひとりが意識し、高めることで、お客様に寄り添い、心に残る葬儀を提供できると信じています。

MapifyによるMind Map


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