お葬式をしない理由

本日、2025/03/02の Note.com にも書いていますが、ちょっと違う視点から考えたいと思います。
今、私の note.com で納棺師の丸山裕生さんを紹介しているので、noteの投稿はお葬式ネタが中心です。

日本はお葬式を法律で義務付けしているわけではないし、火葬も同様で火葬せねばならないわけではありません。
しかし、火葬は風習以外に公衆衛生と土葬をする土地問題、更に野生動物が遺体を掘り返す可能性を避けるために火葬がほぼ義務付けられています。
火葬においては、自治体によって、登録された葬儀社以外に火葬の予約ができないところもあります。
これは犯罪を抑制するために、誰でも火葬の予約を取れるのを避けるためです。
役所なのでメールの受付ではなく、業者は登録にファクスにて申請するところが多いようです。

実際、法的には火葬をしなくてもいいが、お葬式をしない理由は経済観念、価値観の変化、家族構成の変化、そして老老介護など多死社会の要因が大きいです。

お葬式をどうするか

注意するところは、お寺との間柄、寺の墓地の使用などもある。

ナンのためのお葬式か考えたことがありますか?

東京都では9箇所の火葬場のうち6箇所が東京博善が管理しており、残る3つは民営の戸田葬祭場、公営の瑞江斎場と臨海斎場です。

2022年の統計データでは約11.4%とのことです。
実際、直葬と言ってもさまざまな場面があります。
葬儀社の会館でお線香をあげて、火葬場へ行く場合や、最初から火葬場で待ち合わせなども。
家族葬が過半数になっております。
ちなみに、みのもんた氏が3月1日(昨日)お亡くなりになり、お別れ会をせずに家族葬で近親者のみで済ませるとのことです。

直葬とは宗教儀式を行わず、火葬する意味ですが、宗教者を呼ばなく、親しい人のみに直接火葬場へ向かうというほうが正しいです。
お葬式で大勢が集まるのは徐々に減ってきています。
そして、直葬は年々増加傾向で、2020年から比べたら2022年は4.9%の増加。
2025年の今はより増えているかと思います。
とくに東京都心部では直葬が増加しており、統計を見ている限り、2035年の10年後には過半数が直葬と思われます。
これはコロナ禍が影響しており、葬儀社の持続性を妨げているとも言えます。
まさしく現在ニーズに応えている感じです。

火葬がほぼ義務付けられたのは明治の初期で一度、明治天皇が火葬を禁止したが、当時疫病が発生し(おそらくコレラかチフス)公衆衛生問題が発生し火葬を再許可しました。
実際、火葬の風習はもっと古くから行われており、日本は江戸時代どころか奈良・平安時代1300年以上も前から火葬がされておりました。

戦国時代や江戸時代は土葬もありました。
ゆえに「土饅頭」が存在し、亡くなった人を埋めて、大きな「まんじゅう」の形をした墓を作っていました。

次に火葬をしない場合、日本で残る選択肢は土葬しかないです。 
海外で最近流行り出した、レゾメーション(アルカリ加水分解)は日本では許可されていないのと、効率的に処理するには一度ご遺体を裸にして水タンクの炉に入れる必要があり、遺体の尊厳を守れないだろうと懸念があります。 

2018年10月末にシカゴで行われたNFDAの世界大会で展示

無宗教や散骨も増えていますが、これらはデフォルトで火葬した結果です。
無宗教においても日本の葬儀の現場では、思考停止のように自然に火葬を行っています。 

お寺との関係は、お寺が葬儀に携わらないとお経を読み上げることができなくなり、そのお寺が遺族により蔑ろにされた意味を受けます。
そのようなことが起きると、お墓があっても入れてもらえない可能性があります。

日本ではお墓は買うイメージがありますが、実際はレンタルです。
土地をお寺や墓苑で利用できる許諾を得ているだけです。
それが先祖代々のお墓であっても、誰かが管理していることです。

しかしながら、その亡くなった人が本家でなく、墓守をする必要がなければ、お寺も呼ばず、そこのお墓に入る義務も義理も存在しません。 

更にお墓は相続放棄出来ないのは相続財産ではなく、祭祀財産だからです。
祭祀財産は相続税対象ではありません。
保有者は一度受け取る(名義変更)せねばなりません。

それは日本では、宗教の信仰の自由があるからです。 

だが、お寺としてはその「檀家である家族の一員」が亡くなって呼ばれなかったというのは気分的によくはないです。
まして、「檀家制度」はお寺が大昔(江戸時代)に住民を役所の代わりに管理していたからです。だからこそ、「過去帳」というのが存在しています。

檀家制度は江戸時代にキリスト教徒を排除する目的で、寺請制度が設けられました。
#b9e4feお寺との関係は、お寺が葬儀に携わらないとお経を読み上げることができなくなり、そのお寺が遺族により蔑ろにされた意味を受けます。
そのようなことが起きると、お墓があっても入れてもらえない可能性があります。

日本ではお墓は買うイメージがありますが、実際はレンタルです。
土地をお寺や墓苑で利用できる許諾を得ているだけです。
それが先祖代々のお墓であっても、誰かが管理していることです。

しかしながら、その亡くなった人が本家でなく、墓守をする必要がなければ、お寺も呼ばず、そこのお墓に入る義務も義理も存在しません。 

更にお墓は相続放棄出来ないのは相続財産ではなく、祭祀財産だからです。
祭祀財産は相続税対象ではありません。
保有者は一度受け取る(名義変更)せねばなりません。

それは日本では、宗教の信仰の自由があるからです。 

だが、お寺としてはその「檀家である家族の一員」が亡くなって呼ばれなかったというのは気分的によくはないです。
まして、「檀家制度」はお寺が大昔(江戸時代)に住民を役所の代わりに管理していたからです。だからこそ、「過去帳」というのが存在しています。

檀家制度は江戸時代にキリスト教徒を排除する目的で、寺請制度が設けられました。


  • 補足資料:

檀家制度は、江戸時代にキリスト教を禁止し、国民を仏教に帰属させる目的で導入された寺請制度に深く関連しています。
寺請制度とは、各戸が必ずいずれかの寺院に所属し、その寺院が発行する「寺請状」によって、その者が仏教徒であることを証明する制度でした。
この制度によって、幕府は国民を把握し、キリスト教徒を摘発することができたのです。
檀家制度は、この寺請制度と密接に結びついており、各戸が所属する寺院(菩提寺)を檀家として支える仕組みでした。

檀家は、寺院の運営を経済的に支えるとともに、葬儀や法要などの仏事を行う役割を担っていました。
つまり、檀家制度は単なる宗教的な繋がりだけでなく、江戸時代の社会制度や統治機構の一部として機能していたのです。


  • まとめ

お葬式は法律で義務付けられていませんが、衛生面や土地の問題から火葬がほぼ義務付けられています。
お葬式をしない理由は経済観念の変化や家族構成の変化などが挙げられます。
お寺との関係は、葬儀やお墓の利用に影響します。
無宗教葬や散骨も増えていますが、これらは火葬後の選択肢です。
檀家制度は江戸時代の寺請制度に由来し、現在もお寺との関係に影響を与えています。

更に散骨は法令厳守(散骨ガイドラインが存在します)をする業者の活用をお願いしております。
個人がプレジャーボートなどを利用したところは白タク営業と同様で、何か事故がありましたら取り返しのつかないことになります。
あと、海洋散骨協会に所属している業者は粉骨した遺骨は1mm~2mmにしてほしいとお願いしています。

こちらは、散骨業者(現在鎌倉新書の子会社)のニュースレターです。


今週は納棺師の丸山裕生さんのご紹介をしております

華麗な儀式で人をおくる「納棺師 丸山さん」
お葬式プレゼンターの一人です

納棺師 丸山裕生さん

あまねや納棺師 丸山裕生さん

納棺師のお仕事をご存じでしょうか?

映画で「おくりびと」が一時期流行りました。

もっくんこと本木雅弘氏、魔性の女こと広末涼子氏、「お葬式」にも出演されたハードボイルドの山崎努氏等が共演された2008年の映画で話題になった人への追悼を重んじる仕事の作品です。
私自身も元葬儀社の社長として現場で多くの方々の納棺をして参りました。

今週からご紹介するのは、その納棺師として現場に20年、しかも「おくった」人の数、9000千人の大ベテランで多忙な毎日を送っている丸山裕生さんです。
大切な人を当たり前のようにおくりたいのに、それが出来ていない時代になってしまいました。


tホームページ:

あまねや 納棺師
フリーランス納棺師のあまねやです。 これまでに20年間、納棺を専門職とし、関東エリアにおいて9,000人近い方へ旅立ちのお… noukanshi.net

丸山さんの「想い」です。

【想い】
大切な方を亡くして悲しいという気持ちは、消し去ることができません。
けれどせめてその方の記憶と共に日常を送れるよう、残された方々がいずれ前を向くためのお手伝いができれば、それが私の役目と思っております。

丸山さんより

まねや丸|note
納棺師歴20年以上のフリーランス納棺師です。葬儀にまつわる後悔を多く聞いてきたので、せめて死化粧や納棺の現場では後悔のないnote.com

ぜひ「あまねや丸」さんのノートをぜひフォローしてください


動物も人も虹を渡ります
それぞれの追悼の場があります

最後までお読みいただきありがとうございました。


イベント告知

あまねや 丸山さんからのイベント追加情報です

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「納棺師×ケアマネサロン #3「テーマ:認知症」

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納棺師 x ケアマネ サロン

納棺師×ケアマネサロン #3「テーマ:認知症」

こんにちは、納棺師の丸山です。納棺師×ケアマネジャーイベントへようこそ! 今回のテーマは「認知症」です。介護業界から見る認
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