なぜなぜ葬儀社が「相続」に注目すべきか

2024年の相続産業は55兆円(推定)と言われています。

葬儀後、ご遺族が必ず直面するのが相続手続きです。
これは、悲しみに暮れるご遺族にとって、精神的にも時間的にも大きな負担となります。
葬儀社が、この複雑で困難なプロセスに寄り添い、先進的なテクノロジー(AIやブロックチェーン)を活用した解決策を提示することは、他社との大きな差別化要因となり、顧客満足度を飛躍的に向上させる可能性を秘めています。


1. 【2024年最新版】ファクトシート: 数字で見る日本の相続の現状

  • 年間死亡者数:約160万5,000人 (2024年概数, 厚生労働省)
    • 4年連続で過去最多を更新。高齢化を背景に、相続の発生件数そのものが年々増加傾向にあります。
  • 相続税の課税割合:約9.9% (※2023年・最新確定値, 国税庁)
    • 亡くなった方のうち、およそ10人に1人が相続税の課税対象です。都市部ではこの割合はさらに高くなる傾向があります。
  • 遺産分割のトラブル:年間 約1万5,000件 (※2023年・最新確定値, 司法統計)
    • 家庭裁判所に持ち込まれる「遺産分割事件」の件数です。これは氷山の一角であり、裁判外での親族間のトラブルはさらに多いと推測されます。
  • 相続財産の内訳 (金額ベース):
    • 現金・預貯金等: 35.1%
    • 土地: 31.5%
    • 有価証券: 17.1%
    • (※2023年・最新確定値, 国税庁)
    • 相続財産の約3分の1が現金・預貯金ですが、依然として評価や分割が難しい不動産(土地・家屋)が大きな割合を占めています。
  • 相続放棄の件数:約28万3,000件 (※2023年・最新確定値, 司法統計)
    • 2023年に過去最多を記録。
      2024年も、管理が困難な空き家の増加などを背景に、この傾向は続いていると専門家の間では見られています。
      不要な不動産や借金を相続したくないと考える人は、今後も増える見込みです。

注釈: ファクトシートの一部の項目が2023年のデータのままになっています。その理由を改めてご説明させてください。

「相続財産の内訳」や「相続放棄の件数」といった国の詳細な公式統計は、1年分(1月〜12月)のデータを集計し、分析・精査した上で公表されるため、どうしても発表までに時間がかかります。

2024年(令和6年)分の詳細な統計データは、例年通りであれば、今年の後半から年末(2025年11月〜12月頃)にかけて各省庁から発表される見込みです。

そのため、現時点で私たちが参照できる最も新しい公式な確定値が、どうしても2023年(令和5年)のものとなってしまいます。
これは、どの報道機関や専門家が参照する場合でも同じ状況です。


2. 葬儀後にすぐやるべき相続手続きチェックリスト

葬儀後にすぐやるべき!相続手続き 最初の一歩チェックリスト

期限の目安手続き内容チェック担当・相談先メモ
葬儀後すぐ死亡届の記載事項証明書の取得役所年金手続きや保険金請求に必要
葬儀後すぐ遺言書の有無を確認する自宅、公証役場公正証書遺言以外は家庭裁判所の検認が必要
できるだけ早く相続人を確定させる (戸籍謄本の収集)役所故人の出生から死亡までの連続した戸籍が必要
できるだけ早く相続財産を調査する (預貯金、不動産、借金など)金融機関、法務局プラスの財産もマイナスの財産も全て調査
3ヶ月以内相続放棄・限定承認の検討・申述家庭裁判所【重要】この期間を過ぎると単純承認とみなされる
4ヶ月以内故人の所得税の申告・納付 (準確定申告)税務署
10ヶ月以内相続税の申告・納付税務署
随時預貯金の名義変更・解約各金融機関
随時不動産の名義変更 (相続登記)法務局2024年4月から義務化!
随時各種契約の名義変更・解約 (公共料金、携帯電話など)各契約会社

3. 相続お悩み簡易診断チャット

読者が自身の状況を入力することで、必要な手続きや相談すべき専門家がわかるツールです。
行政書士法人エベレスト社の相続AIチャットボットに登録し、ログインしてから結果を記入してみてください。

https://souzoku-ai.com

【簡易診断ツールのイメージ】

[診断スタート]

(質問1) 故人の遺言書は見つかりましたか?

  • A. はい、見つかりました。
  • B. いいえ、見つかっていません。
  • C. あるかどうか分かりません。

(質問2) 故人に借金やローンなど、マイナスの財産はありそうですか?

  • A. はい、ありそうです。
  • B. いいえ、ないと思います。
  • C. 分かりません。

(質問3) 相続財産に不動産(土地・建物)は含まれますか?

  • A. はい、含まれます。
  • B. いいえ、含まれません。
  • C. 分かりません。

(診断結果例:A, B, Aと回答した場合)

【診断結果】 あなたの場合は、**遺言書の内容に沿った不動産の名義変更(相続登記)**が必要になります。遺言書の種類によっては家庭裁判所の検認が必要です。

不動産に関しては家族の思いが違うこともあり、空き家と相続専門のオハナホーム株式会社が提供する「おうち終活ノート」を全員に記載してもらうといいでしょう。
菊池社長に茅ヶ崎のY.E.Y. の和田からのご紹介だと言っていただけるといいでしょう。

https://ohanahome.jp/

次のステップ:

  • 遺言書の種類を確認しましょう。
  • 相続登記は2024年4月から義務化されています。お早めに専門家への相談をおすすめします。

4. AI・ブロックチェーンで変わる未来の相続

想像してください!AIとブロックチェーンで、相続はこんなにスマートになる!

  • (Before:従来の相続)
    • 山積みの書類、役所の窓口に並ぶ人々、困惑した表情の家族。
    • 「手続きが煩雑」「時間がかかる」「紙ベース」「人的ミス」「高い専門家報酬」
    • フロー:[戸籍収集] → [財産調査] → [遺産分割協議] → [各種名義変更]… それぞれのステップで多くの書類と時間が必要なことを示す矢印。
  • (After:AI・ブロックチェーン活用の未来の相続)
    • スマートフォンを操作する笑顔の家族、安全なデジタル空間でデータが連携するイメージ(ブロックチェーンの鎖のアイコンなど)。
    • 「手続きを自動化」「時間を短縮」「データで一元管理」「改ざん不可能」「透明性の確保」
    • フロー:
      1. 生前: 本人がデジタル遺言を作成し、財産情報をブロックチェーンに記録。
      2. 死後: 死亡の事実が公的に確認されると、スマートコントラクト(自動契約実行プログラム)が作動します。
      3. AIが自動処理: AIチャットボットが相続人を確定し、必要書類を自動作成・提出。
      4. 即時実行: ブロックチェーン上で財産(デジタル資産や不動産権利など)が自動的に相続人に移転する。

5. 誰に相談する?相続の専門家 役割比較表

ご遺族が抱える問題に応じて、どの専門家に相談すれば良いのかを明確に整理した表です。

専門家主な役割・得意分野こんな時に相談!
行政書士遺産分割協議書の作成、戸籍収集による相続人調査、自動車の名義変更など、予防法務の専門家。・相続人同士で揉めていない
・遺産分割の話し合いを書類に残したい
・煩雑な書類作成や収集を任せたい
司法書士不動産の名義変更(相続登記)、遺言書検認の申立て、成年後見制度の手続きなど、登記の専門家。・相続財産に不動産がある
・遺言書を裁判所で検認してもらう必要がある
税理士相続税の申告・納税、生前の相続税対策(節税)、財産評価など、税金の専門家。・相続財産が基礎控除額を超えそう
・相続税がいくらかかるか知りたい
弁護士相続人同士のトラブル・紛争解決(遺産分割調停・審判)、遺留分侵害額請求など、法律紛争の専門家。・相続人同士で話し合いがまとまらない
・遺言の内容に納得がいかない

ポイント: 多くの相続手続きは、まず行政書士に相談することで、その後の道筋がスムーズになります。
行政書士法人エベレスト社の相続AI®チャットボットは、最初の相談窓口として最適です。

その他の行政書士法人のご紹介も可能ですのでぜひお問い合わせください。
お問い合わせはLINE @jfuneral にて受け付けております。

行政書士と司法書士は、どちらも法律に関わる専門家ですが、主な業務内容と扱う書類が異なります。行政書士は、官公署に提出する書類の作成や手続きの代理を主に行い、許認可申請などが主な業務です。
一方、司法書士は、法務局に提出する登記に関する書類の作成や手続きの代理、裁判所関連の業務を専門とします。

行政書士の主な業務:

  • 官公署に提出する書類の作成・提出代行(建設業許可、飲食店営業許可、産廃許可、ビザ申請など)
  • 契約書や内容証明郵便などの作成
  • 遺言書相続手続きに関する書類作成
  • 会社設立時の定款作成など

司法書士の主な業務:

  • 不動産登記(売買、相続、贈与など)
  • 商業登記(会社設立、役員変更など)
  • 裁判所や法務局に提出する書類作成
  • 相続手続きにおける遺産分割協議書作成
  • 成年後見制度に関する業務

6. チャート: データで見る相続財産

相続財産の内訳(令和5年分) この円グラフは、相続税の申告があった財産の構成比を示しています。現金・預貯金と不動産(土地・家屋)で全体の約7割を占めていることがわかります。

相続財産の内訳を示す円グラフ。現金・預貯金が35.1%、土地が31.5%、有価証券が17.1%、家屋が5.0%、その他が11.3%を占め、全体の割合を視覚的に表現している。

出典:国税庁「令和5年分 相続税の申告事績の概要」よ


7. 大切なこと:

“相続手続きの期限は、待ってくれません。葬儀後の慌ただしい中でも、まず「3ヶ月」という期限を意識することが、家族を未来のトラブルから守る第一歩です。”

“AIとブロックチェーンは、難しい手続きを代行するだけの技術ではありません。
大切な家族が「争族」で悲しい思いをしないために、透明で公平なプロセスを実現する、未来の希望です。”

“最も重要な相続対策は、家族でコミュニケーションをとること。そして、その想いを法的に有効な形で残しておくことです。”


8. 専門家の意見: 

相続に詳しい行政書士法人代表の声(行政書士 T.S氏)

私たちは日々、多くのご遺族から相続のご相談を受けます。
その中で最も多いのが、『何から手をつけていいか全くわからない』というお声です。
従来の紙ベースの手続きは非常に煩雑で、ご遺族の負担は計り知れません。
私たちが開発したAIチャットボットは、24時間365日、ご遺族の最初の疑問に寄り添い、必要な情報を提供し、スムーズな手続きへと導く羅針盤の役割を果たします。
テクノロジーの力で、一人でも多くのご遺族の負担を軽減することが私たちの使命です。

ブロックチェーン技術の専門家の視点(株式会社渋谷WEB3大学 関係者)

ブロックチェーンの最大の特徴は、一度記録された情報を改ざんすることが極めて困難な点にあります。
この技術を遺言や遺産分割協議に応用すれば、後から『そんな約束はしていない』といったトラブルを防ぐことができます。
全ての記録が透明性を持ち、関係者全員で共有されるため、公平な相続の実現に大きく貢献するでしょう。


弊社から

デジタル技術の活用により、相続手続きの効率化と正確性の向上が期待されます。
特にAIによる書類作成支援は、専門家の業務を補完し、より高度な相談業務に集中できる環境を提供することでしょう。

ブロックチェーン技術を活用した遺言書管理システムは、改ざん防止と長期保存の両面で優れた解決策となり得られるので2025年度からの実証実験を検討中です。

相続手続きのDX市場は2030年までに現在の10倍、約500億円規模に成長すると予測。先行企業には大きなファーストムーバーアドバンテージがあるでしょう。

葬儀社の受付業務もDX化により業務効率が大幅に改善されることでしょう。


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