若い人たちからお葬式リテラシーを増やしたい
お葬式のマーケティングはきっと日本一難しい産業かも。
そして、100% 人は亡くなります
もし不老不死の薬ができても、首を切り落とすことで人は死ぬでしょう。
Highlander がそのものです。
きっとえ永遠に生きるのは非常に過酷で悲しい宿命になる。
人間はいずれ亡くなるからこそ、頑張れるし、踏ん張れる。
その未来に向けて動ける。
だが、その未来が突然終わることもあります。
私は葬儀屋です。
葬儀屋さんの家系に生まれてきた人間です。
お葬式がDNAに染み付いています。
どうにもならないことだろうなと。
この10年間、葬儀社を運営することはなかったけど
今回、大きな動きの中で再度7月1日に葬儀社を立ち上げました。
人はいつ亡くなるかわからない。
キンさん、ギンさんみたいに100歳以上も長生きする人たちもいれば、
生まれてすぐ亡くなるお子さんもいる。
突然の事故で亡くなる人も、病気で若く亡くなる人も、80歳くらいで亡くなる人も。
それぞれ宿命をもって生きています。
日本人の平均寿命は女性で87歳、男性で81歳。
でも健康寿命は?
女性でマイナス13、男性でマイナス9くらい。
すると健康にいられる年齢は女性で74~5、男性で72~3です。
後期高齢者になるかならないかです。
だからこそ、勉強できるときに「お葬式」というものを学んでほしい。
地域のお葬式と葬送文化のリテラシー
日本は多様な文化がたくさんあります。
同じ神奈川県でも色々な葬送文化があります。
日本の東西で遺骨の扱いも異なります。
しかもそれはグラデーションのように徐々に変化があり、
気づいたら全部収骨から部分収骨になっていたりします。
「うちはこれだ!」だから「お前は間違っている!」のではない。
文化ってそういうものです。
問題は、コロナのためにお葬式が出せなくなり、
今ではお葬式をしなくていいという風習にまでも発展。
これは社会変化があったので仕方ない現象ではある。
根本的な問題は葬儀屋さんのお葬式の仕組みです。
どうしてこの金額なのか、なぜこの費用が発生するのか。
なぜ50万のお葬式が150万以上の請求がくるのか。
葬儀屋さんの説明不足だけで済むものではないのです。
遺族も「なぜ」を追求していないのです。
多くが葬儀屋さんが適当なものをわからないように追加していることも。
悪意があるところ、そのような計上システムだったりも。
それをいいことに黙っていることも多いです。
もちろん、みんながそういう葬儀屋さんばかりではなりません。
原因はブローカー。
これを葬儀屋さんだと思い込んでいる人たちが多い。
「小さなお葬式」「よりそう」などです。
葬儀屋さんに12万円のお葬式を受注させて3~4割搾取します。
そういう仕事はやらなくなり(受けなくてもいい)
遺族はずっと葬儀社を選ぶことができず、
ブローカーのコールセンターでたらい回しにされる。
だからこそ、若いうちに葬儀社がどのような仕事をして
どのような現状なのかを知っていただきたい。
いざとなってから騒いでも最後はどうにもならなくなる。
ご遺体を預かっている「安置所」の費用だけ嵩む。
火葬の予約も取れない。
誰も手配してくれない。
直葬ですら、色々と費用が嵩んできます。
あと終活関係者からお葬式を学ぶことにも注意してください。
葬儀の価格の現状や火葬場の仕組みを知っていません。
トンチンカンなことを言う人も少なくありません。
そして東京都なら公営の火葬場でないなら、
費用がもっと増えます。
火葬するだけでも13万円の東京博善の火葬場。
お葬式というのを学んでほしい。
そして、お葬式というのはきっとマーケティング業界で
日本一番むずかしい産業でしょう。
TikTokやYouTubeショートとかでダンスしたり
コントを流している葬儀屋さんは仕方なくやっている。
世田谷の佐藤葬祭の佐藤信顕社長は東京博善の裏事情
東京都のお葬式、互助会の問題とかをお話しています。
しかし、それだけではないんです。
佐藤葬祭さんはあのように見えていてもガチに硬派の
正統派葬儀社さんなんです。
お葬式の価格が変に吊り上がる理由を知ってほしい。
お坊さんのお布施、飲食代、式場利用料、火葬料、
霊柩車、生花(施主払い)、バスやタクシー、霊柩車、
さまざまなものが基本料金には入っていないのです。
他にも消耗品の追加もあります。
別途追加の人件費などもあります。
葬儀屋の戯言(たわごと)と思わず、
社会勉強としてご自身の地域の葬送文化を学んでください。
地方では、ちょっと先をいくとお葬式も変わったりしますので。
だからお葬式と葬送文化の研究は楽しいのです。
人類の歴史、人間の死生観がわかるのはお葬式(墓地)からです。
だから、ピラミッドや古代のお墓などを発掘調査するわけです。
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