Podcast Season 6 Episode #258
今日は:2026年 1月 6日です
葬儀業界の「人」とAI(愛)に関して、マーケティングをどうするかがテーマです。
ある調査によると、65歳以上の高齢者の単独世帯が4割だという日本です。
超高齢化社会では単独で孤立、孤独、不安がかなり残るだけです。
このポッドキャストを聞いている皆さまのご両親はいかがでしょうか?
お正月の高齢者キラーは「お餅」です。
喉を詰まらせるイメージは、飲み込む力がないから喉元に「詰まる」イメージが多くの方にあるかと思います。
実際は、お餅を食いちぎる力がなくて、飲み込んで、お餅が胃袋から喉元まで伸び切って気管を塞ぎ窒息死するケースのほうが多いのです。
日本顎咬合学会によりますと高齢者は咀嚼能力が弱るのは、高齢で痩せて入れ歯が合わなくなり、噛む力が衰えるとのことです。
正しく噛んで飲み込む力をアップすることが重要とのことです。
日本外国特派員協会(FCCJ)で二度会見を開いた、私の知り合いの歯医者さんが学会にて研究していた本があります。
本の題名は「噛み合わせが人生を変える」です。
アマゾンで購入できますので本のリンクを書き起こしに貼っておきます。
まさしく長寿化の副産物とも言えます。
葬儀業界で問題なのはお葬式そのものではなく、葬儀のあとです。
もちろん、ちまたで騒がれているボッタクリ葬儀社も多くあります。
こういうのに引っかからないようにきちんと消費者は調査をすることが重要です。
お葬式はご遺体の保管から火葬まで、今では1週間はザラにありますが、もっとも深刻なことは葬儀後の相続と、遺されたデータです。
単独で亡くなってからの処理(届け人探しなど)はありますが、あなたが保有するそのデジタルデータと解約はどうするかです。
こんにちは、今のところ、日本でたった一人の葬儀・葬送ビジネス及びマーケティング ポッドキャスター
有限会社ワイイーワイの和田でございます。
死に方改革® 研究者 及び 旅のデザイナー® 、あの世への旅です。
今日のお話は:デジタル終活をどう進めるか。
では、行ってみようか!
あなたは、高齢のご両親のIDやパスワードを把握していますか?
一番厄介なのがサブスクリプションです。
面倒を見ていようがいまいが、ご両親がナニに加入されているかぜんぶ知っていますか?
不可能ですよね。
デジタル終活は単なるFacebookなどのSNSを整理するだけではありません。
あなたのデジタル口座に紐ついているすべてが終活対象になります。
まずはライフライン系は、電話、ガス、上下水道、電気、ケーブルテレビ、ネット回線。
忘れてはならないのはNHKです。マジに厄介です。
これも毎月ランニングコストがかかるサブスクリプションです。
その他、保険やスマホです。
ネット回線ではルータなどがレンタルの場合がありますので、処分に注意が必要です。後日、業者から数万円の請求書が届く場合もあります。
次に、スマホでナニが毎月課金されているのかご存じですか?
アプリなどたくさんありますよね。
iPhoneの場合はiCloudの追加容量、LINEスタンプなど。
そこで、葬儀屋さん、「デジタル終活をはじめてみませんか」と会員さんにオススメしたことはありますでしょうか?
私がこれをいうのは、葬儀後に遺族がものすごく苦労しているのを聞いているだけでなく、葬儀社に勤める息子が苦労しているからです。
ちまたでは、亡くなったお父さんのスマホのパスワードがわからない。
サブスクに何が入っているかわからない。
それなら、みんなメルアドを解約しちゃおうか!
ちょっと待った!
ダメダメ!
うちでも元妻がWordPressから毎年わけわからない費用、しかも合計4万円ちょっと請求がきてました。
私が管理しているメルアドには何一つ紐ついていなくて、まったく違う要件の際にWordPressのサポートと「別件だけど」と話をしてインボイス番号と事情を伝えて調べてもらったら、やはり元妻のドメインものでした。
しかも、デザイナーが間違えて登録してしまい、うちに課金していていて、その登録したGMAILも削除していました。
取り敢えず、そのドメインの請求は次回は発生しないようにしてもらうことができましたが、普通の人は海外企業との交渉などができません。
お父さん、お母さんのiPhoneのパスワードロックを解除できますか?
たぶん、出来ないと思います。
初期のころの顔認証はいい加減で写真や双子でなくても、親子でも似ていたら外せましたが、今は無理です。
更に赤外線を感知して、写真だけでなく、温度と立体的に顔をチェックしています。
指紋認証をやめたのは第三カ国でテロや犯罪に利用されるからです。
このやり方をいうと犯罪に使われるのでいいませんが、アフリカでそういう事件がかなり発生しました。
デジタル終活というのは、
単なるスマホのアプリとパスワード管理
だけではありません。
誰しも見られたくない情報や過去が残っている場合があります。
このようなデータを削除することも大切です。
でも、色々と消せないものもあるかと思います。
ポイントカードとかもPayPayやクレジットカードに紐ついていませんか?
ポイントがどこに還元されるかにもよります。
PayPayに一度入れたおカネも相続財産になります。
これを取り返し、自分の口座に入れ直すことも容易ではありません。
更にメルアドが関係します。
何気なく、削除した場合、大きな損失があるかも知れません。
そのGMAILで投資やビットコインなどの暗号通貨に登録していませんか?
またはアフィリエイトとして多額の報酬を得ていた場合、それも相続財産になります。
はい、そのGMAILアカウントが
相続対象になります。
さらに暗号通貨を保有していた場合、額にもよりますが、相続税が10%から最大55%まで累進課税として発生します。
その上、暗号通貨の所得税が雑所得扱いなので、これも累進課税で最大45%プラス市県民税10%の合計55%の総合課税でしたが、高市政権になってこれからは株と同じように分離課税となり約20%となりました。
実際、これが施行されるのは再来年の2028年1月の見込みです。
もちろん、すべての暗号通貨が対象ではないのと、JPYCみたいなステーブルコインも扱いは異なります。
それでも最大110%の課税よりは遥かに小さくなったことはあります。
今までなら1億円相当のビットコインを保有していたら、
累進課税で最大110%の課税で1億1千万円を現金で納める必要がありました。
日本の税法、アホでしょ
これにより多くの日本人がタイへ永久移住した人も少なくありません。
タイの場合、海外の取引所を通じた利益をタイ国内に持ち込まなければ、これも非課税ということでした。
しかし、昨年の2025年1月から2029年12月31日まで、許可された取引所を通じた取り引きなら所得税が免除という規約ができました。
つまりビットコインなどは今のところ非課税です。
最近は銀行もデジタル貸金庫みたいなことをやっています。
そこにすべてのデジタル情報やパスワードとかを預けることもできますが、「待った!」が必要です。
その暗号通貨用のパスフレーズまで知らせる必要があります。
はい、去年は物理貸金庫で中身が消えていたという問題が各銀行で問題になりました。あなたはその銀行を信用できますか?
私ならNOです。
デジタル・キーパーという会社も茅ヶ崎市香川にあります。
月額330円または年額3300円のわずかな費用でシステムを利用することができます。
そこにパスワードとかを保存し、万が一のときに開示してもらえます。
去年はDropboxなどがパスワード管理アプリを廃止しました。
そもそも、パスワードキーパーなど第三者にパスワードを預けるというのは、生きている間にいくつもある認証をクリアするために存在しているので、亡くなってからの仕組みではありません(もちろん使えますけど)。
実際、私も340を超える外部アカウントのパスワードを保有しており、Cookiesなどをブラウザから削除した場合、認証しなおす必要があります。
更にほとんどのシステムで2FA/MFA(二段階・多段階認証)を入れていたり、その端末のみに保有されている「パスキー」を活用しています。
パスキーは安全だと言われていますが、実際、数字を見破られたらパスワード以前にブラウザに保存しているパスワードがすべて丸見えになります。
なので共有パソコンを利用している場合には注意が必要ですが、逆にこれがある意味の救世主になったりすることもあります。
スクラッチカードシールの活用
物理的パスワードを紙に書いてパーティグッズのスクラッチカードシールを張って保護することも可能です。
それらの内容をB5用紙にアカウント名とそのアプリの機能や目的を印刷して、パスワードは手書きに書き写します。
この場合、ゼロとアルファベットのOやD、1と小文字のLと大文字のI、UとV、ハイフンとアンダーバーなどの見分けができるように明確に書くことが重要です。
書いたパスワードの上にシールを貼ります。
アマゾンや楽天で「スクラッチカードシール」で検索してください。
これらはファイリングしてわかるようなところに置いておくことが重要です。
パスワードを変更したときに必ず新しいのに書き換えてください。
先ほど申し上げた二段階認証システムですが、私自身はGoogleとMicrosoftのAuthenticatorというアプリを活用しています。
これを100%信じてはなりませんが、外部からの乗っ取りにはものすごく防御力が高いツールです。
これをやらないからFacebookなどのSNSが乗っ取られる原因でもありますのでぜひ会員の方々にオススメしてください。
これがない限り、パスワードを見破られても特定のスマホで認証アプリが立ち上がらないとログインできませんので。
Googleアカウントを含むFacebookなどすべてこれを活用してください。
注意することは、このスマホ解除ロックの暗証番号(顔認証や指紋認証以外の方法)を同じようにメモに書いて、スクラッチカードで貼り付けて、一番最初に見えるように、ファイリングの一番前に保管しておくことです。
これだけでもどれだけ遺された人たちが助かるか。
遺族への免罪符
あと、余談ではありますが、スクラッチカードを貼らないで、メモとして「これらは捨てていい」というリストを残しておくことです。
逆に「捨てないで」をリストにして、「これ以外はすべて捨てていい」と書き残せば、遺族が発見したときに「思い出を捨てること」が出来る「免罪符」となります。
葬儀屋さん、こういうことを終活セミナーでお伝えください。
このポッドキャストはマーケティングの難しいことをいうところばかりではありませんので。
以上です。
最後までご清聴いただきありがとうございました。
また来週。
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