葬儀社は他人の香典の現金管理はしない
してはならない掟がある
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000018498.html
葬儀会場での香典キャッシュレス決済、日本初※の取り組みを開始
実はこれはまったくいいんです。
逆にアスカネットさんがこういうのを提供してくれてお客さんが利用されることで管理がすごく楽になることはとてもいいことです。
しかし、この決済したおカネはどこにプールされるのか?
葬儀社の口座ならNGです。
でも、そんな感じですね。

https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18498/141/18498-141-a1c28dda79a8d70fe87d269b5575ac5f-1920×828.png?width=1950&height=1350&quality=85%2C65&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff
図にもあるが、利用者と喪家にはメリットがある。
「葬儀社における現金管理業務の削減」というメリットは、あくまで株式会社アスカネットが配信したプレスリリース内に記載されていた内容です。
しかし、未回収リスク?ってことは葬儀社がそのおカネを預かってしまうと税務的に見ると本来なら葬儀社の収益と見なされるわけです。
しかも100%預り金ではなくなるのは葬儀社の特定の口座に入るからです。
更にお香典は香典返しもあり、そこを葬儀社に任せるのか、他社に任せるのかで大きく変わる。
銀行以外に他人に自分のカネを管理させていいのか?
たまに高額になりそうな場合、遺族が銀行員を連れて管理させている現場を見たことがあります。
銀行もそれなりコンプライアンスがあるので、どうしたらいいのかは理解しています。
理解していないのは葬儀社だ。
そもそも「お香典」というのは「故人」に捧げるものであって、「収益にならない」から非課税である。
その反面、「ご祝儀」はもらった人が「収益になるから」課税対象である。
歌舞伎役者等が昇進し、新しいお名前ご襲名され多くからたくさんのご祝儀をいただき、それを申告しなく、税務署が突っ込んむのはいつものことです。
その違いがあります。
税務署はお葬式に関して、見て見ぬふりをしているのです。
それが「風習」だからです。
未回収リスク?
まず、葬儀社は遺族のおカネを預かることはまずない。
ティアのフランチャイズで式場支配人がネコババしていたのを思い出してほしい。
あのときはロッカーの合鍵を利用してお客のカネを盗んでいました。
言語道断ですよね。
こういうリスクがあるのです。
未回収リスクの低減=葬儀社がその香典を預かることになる。
キャッシュレスサービスはとてもいいことですが、そのおカネがどこに入るのか。
そして、引き出すのにも手数料が掛かるし、振り込むにも誰かが銀行手数料を取るわけです。
日本の場合は通常 3.5% の金利がかかります。場合によっては5%くらいです。
欧米、とくにアメリカなんかは1%くらいだからみんなが使うのです。
正直なところ、うちでもPayPayやSquareを活用したい。
だがお客さんの枝番(子口座)が作られるのか?
そうではない。
どこにおカネの行先が紐連れられるのか?

存在しないんだよね。
そんなの葬儀の現場を理解していない発想なんです。
あくまでもこれはポジショントーク。
どういう業務負担があるのか、私としては逆に端末をセットすることや、前の人の口座に振り込まれないほうが便利だったり、同じ日に同じ苗字の「佐藤XX」さんだったらどうするのか?
遺族側で香典の中身をチェックする人なら業務負担は大幅に減ることはたしか。
このおカネが遺族の口座に紐付けられるならいいのだが、本来なら「故人」の口座でなければならない。
故人の口座になると、屁理屈ではあるが、「相続対象」になる。
「不祝儀」だからこそ、現金でなければならない理由がある。
アスカネットはオンラインでの香典などもあるが、これも同じ課題を抱えている。
もし担当者が設定を間違えて別の遺族に振り込まれてしまったらどうなる?
これは多いにあり得ることである。
その場合、収拾がつかなくなることは理解してほしい。
便利さゆえに巨大なリスクが存在する。
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