【葬祭ジャーナル】「身内葬」は悪くない

4月6日に身内葬の話をいたしました。
そこでフォローアップです。

最近、お葬式が小さくなる原因はたくさんあります。
まず金銭的な課題が多くあるのと、超高齢化社会にて老々介護の時代に突入。
しかも家族もバラバラだし、親戚も遠いところにお住まいで、すでに高齢で動けないことも。

そうなると亡くなったおじいちゃんやおばあちゃんは周囲にもお友達もお付き合いもなくなり、家族葬どころか「身内葬」という選択肢が出てきました。

そこで「火葬のみ」=「直葬」にはしたくなく、きちんとお葬式を限られた身内だけでという考えを持つ方々が増えていて、別名「マイクロ家族葬」=「身内葬」になってきています。



ろうそくの灯がともる静かな空間に、白い花が飾られている画像。

コロナ時にお葬式の規模が一気に小さくなりました。
皆さんも覚えていらっしゃるかと思いますが、
志村けんさんや岡江久美子さんがお亡くなりになり全国がパニックになりました。
そこから時代が一気にかわりました。

身内葬がわるいのではなく、煩わしさがなくなり、更に故人とゆっくり迎え合う時間と空間ができるようになります。
つまりお葬式の内容が「濃く」なるということです。

我々葬儀屋さんは「最期のありがとう」を言われるために仕事をしているので、規模で競っているのではありません。
そういう規模を拡大しようとするところもありますので、そういう場合はきちんとお断りしましょう。
そこでどういうものが知らないうちに追加されるのかも把握することが大切です。50万円の葬儀で、式場、お花、霊柩車、飲食、火葬料、お布施、その他のオプションなどもあるのできちんと把握することが重要です。

大切なことは、むげにお断りしないこと。
故人の意思により「家族葬ではなく、身内葬で済まされます」ことをお伝えください。
そして、その方々には後ほどでいいのでお茶菓子でも送ってください。

そしてエンディングノートに誰にお世話になったかなどの連絡先を記載しておくことで、折り合いがつきます。

エンディングノートが煩わしいというなら、パソコンでリストを作って、それを印刷してどこか家族がわかるところに置いておくのも一つの手です。


家族葬は家族でないからといって排除されなくてもいいのです。
大切なことは故人を想う心ですので。
身内葬の場合は、おもてなしが必要となるので、近親者のみでお葬式をあげることをお伝えすることが大事です。

Spotifyでもお聞きすることができます。
YouTube Premiumでない方々はSpotifyのほうが楽かも知れません。


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