内閣府によると2025年孤立死・孤独死は22,222人

過去において孤立死(死後8日後以降に発見)されるケースは少なくないです。
しかし、多死社会において毎年160万人前後が亡くなる、超高齢化社会のニッポンでは人口減少のボティーブローがじわじわきています。

しかも、少子問題で出生数は昨年は80万人弱でした。
亡くなる人のほうが倍くらいある日本の社会問題。

そして孤立死の8割が男性一人暮らしの高齢者。(22,222人のうち7割が高齢者)。

死後8日以上経過して発見された孤立死者数推計画像
高齢者住宅新聞ONLINE 2026052015_02 より

それはなぜだろうと・・・

必ず「孤立死」が訪れます。

セーフティネットが存在しなのも事実です。
身寄りのない高齢者への支援強化で社会福祉法改正案が出され可決しました。

極上のおひとり死 (SB新書)
https://link.amazon/B0g1DNcZm

この本は色々と考えさせられます。
ぜひ一読されることをオススメします。
私がこの本をかったのが5年前です。


今回、ちょっと紹介したいのは、私がのNote.com の記事です。
本来、こっちが本家で、別の見方でNoteに紹介しているのですが、
今回は逆で、ご了承願います。

https://note.com/yeyshonan/n/n15add30c4780

こちらが内閣府からの調査報告書のPDFです。

https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/wg/r6/pdf/houkokusyo.pdf


うちわけとして(時事通信からの発表)では:
https://www.jiji.com/jc/article?k=2026041401038&g=soc

男性が 17,620人、女性が4,598人、不明が4人(性別が判別できない)
前年比(2024年)に比べて366人増。

何しろ65歳以上が76%以上を占めていると判明(時事通信から警察庁の発表)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2026041401015&g=soc

今、うちらができることは、なるべくおひとり様を独りにさせないことです。
しかし、多くの男性が自ら進んで孤立化しているのもあります。

伊藤さんの記事はこちらです:

https://note.com/campintheair/n/n06ef23d975db

伊藤さんの投稿を読んでいただければわかります。
男性って強がりを言いたがる、書きたがるのです。
それがカッコイイと思って、それぞれの人がXで肯定しています。

高齢者の会話不足がどうなるかご存じでしょうか?

認知症になりやすくなります。

国立がん研究センター(JPHC研究)での調査もあり、では、日常会話の頻度が少ないほど認知症の発症リスクが高まることが報告されています(ほとんど会話がない人は、ほぼ毎日会話をする人に比べてリスクが約2倍になるなど)。

https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/9641.html

JPHCとは多目的コホート研究(JPHC Study:Japan Public Health Center-based Prospective Study)といってがん予防とか研究している機関です。

https://epi.ncc.go.jp/jphc


まず高齢者が行える会話を進める大切なことは:

  1. 発声(声を出さねば会話にならない!)
  2. 話す内容を考える(前頭葉を活発化)
  3. 相手を否定しないこと(難しいけど受け入れる)
  4. ノンバーバルコミュニケーション(表情や仕草)をする

上記、伊藤聡さんがオススメしている60:20(60歳までに20人の友達を作ろう)運動

これがいかに大変か

Facebookをやっている人なら、意外と簡単に思えるかと思います。
しかし、活動していないと、どんどん友達との距離感が増して、
次の会話に入れなくなってしまいます。

そして、時間だけが無情に流れていきます。

あー、どうしたんだろうと虚しくなるだけ。

次の問題は、男性は女性よりも自殺が多い。
これも社会構造だけでなく、脳の違いだろうと(確信はないけど)。
男性が井戸端会議に参加することはあまりないですよね。
とくに昭和生まれの人たちは。

私なんか、「男前クッキング」に参加していました。
主催は私のTwitter(X)友達の女性でしたが、
参加は全員男性!
そこで、必ず旨い酒を振る舞う(高級料理酒の味見という名目)。

会話が弾みます。
そして、意見も色々と飛び交います。
みんな料理が主体であり、意見の対立も存在しませんでした。
そういう輪が今の男性陣に必要なんだろうと。

葬儀社目線で終活をやっていると、どうしても口を挟みたくなることがあります。

そこはファシリテーターとして、会話を促すようにしようとするからです。
とにかく、気をつけることは

  1. 相手を否定しないこと
  2. 昔話を掘り起こすこと
  3. お茶菓子などを用意すること(糖尿病の人でも大丈夫なものを用意する)
  4. 一方通行の会話にならない気配り(お一人さまだけが喋りっぱなしにならないこと)
  5. また来ようって思わせること(気持ちの整理)

場所は葬儀場ではなく(イヤですよね)、
地域の公民館や、場合によっては市役所などの会議室(貸してくれるところもあります)。
とくに私みたいに一般社団法人の理事であり、「葬儀社」とした営利でない場合は。

プロボノってご存じでしょうか?

社会人が自分の業務の経験上で得た知識やスキルを活かして無償で社会貢献活動をすることです。
ボランティアとの違いは「人手不足」だから手伝うのではなく、専門性スキルを活かした支援方法です。

我々葬儀社が自分たちの仕事をベースに考えたときに何ができるか洗い出しました。
今、ポジティブ終活推進会議として(1)と(5)を進めております。
葬儀社としてもそれが一番現実てきであろうと。

だが、横須賀市役所の北見氏みたいに自治体で仕組み作りをしているところもあります。
「エンディングサポートプラン」を作り、葬儀社との連携をしています。
これが全国で進められているプランの土台です。

しかし、これは「亡くなった」あとの処理です。
だからこそ、終活支援会社と葬儀社が一丸となって手を組むことが重要です。

  1. 自治体や地域包括支援センターと連携し、引き取り手のない方の葬送を支える
    報告書では、引き取り手のいない死亡人の手続きが自治体の事務負担になっていることが指摘されています。
    自治体と協定を結び、身寄りのない方の葬送や遺品の保管などを適切な費用で担うことができれば、故人が望まない形で手続きが進むことを防げます。(横須賀市モデル)
  2. 直葬や家族葬で見送る人が少ない方に、供養や納骨まで寄り添う
    参列者がほとんどいない葬儀は、故人が社会から孤立していたことを示すサインになることがあります。
    そうした場合に、納骨や供養の相談に応じたり、地域の見守り団体や寺院につないだりすることで、死後も社会とのつながりが途切れないようにできます。(いわゆるゼロ葬)
  3. 遺品整理や特殊清掃の事業者とつながり、早期発見の情報を共有する
    報告書では、死後の発見が遅れると死因が不明瞭になることや、遺体の腐敗による尊厳の問題が挙げられています。葬儀社は遺品整理業者や清掃業者とネットワークを作っておくことで、異変の相談を受けたときに早く行政や警察につなぐ体制を整えられます。(遺品回収業者及び不動産会社と連携)
    不動産の場合は価値が下がるので、きちんとした対応が必要(株式会社MARKS — 旧マークスライフ社との連携)

本日のマンガは:

苅部 俊雄氏の記事をベースに作りました
https://note.com/toshiokaribe/n/n9d258b7d9926

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