Podcast jFuneral Season 5 Episode 177 葬儀屋さんの仕事はAIで置き換えられるか?

今日は2024年 4月 9日で、神奈川県は午前中大雨洪水注意報が各地で出ております。
私も午後から都内へ行かねばならなく、ちょっと憂鬱です。

本日のポッドキャスト:
Podcast Season 5 Episode #177 葬儀屋さんの仕事はAIで置き換えられるか?

そもそも産業革命において労働力が人から機械に変わって、暴動が起きた時代も有りました。ラジオができて、外国の工場では作業場にいたラジオ代わりで利用していた本の読み手がいなくなったりもしました。
印刷機のおかげで本がどんどん出版されて大勢の手元に本などが届くようにもなりました。
21世紀の今では、語り手は違う形で残っていますがテレビができて紙芝居屋さんもいなくなりました。実際、今は、YouTuberやプレゼンテーション専門家というべきかも。

SoundCloudで配信しています

つまり体を動かしていて賃金をもらっている人たちが違う形の作業をすることで現場が落ち着いたとも言えます。2013年9月17日にオックスフォード大学のマイケル・オズボーン教授がAIで49%の仕事が消えると発表して大騒ぎをしました。
本当にそうなるのだろうか?

私も2017年4月17日、同年の5月16日と2020年4月10日にYouTubeで発表しています。
2020年はコロナで大騒ぎになった時代でもありました。
あれからちょうど4年経ちました。

YouTube @yeyshonan チャンネル

多くの葬儀屋さんが身売りをしていますが買ってくれそうなところはあまりありません。

実際、葬儀屋さんを買収しているのは同業者の葬儀屋さんでもあります。
私も他のところのM&Aに関わりました。
理由は式場をそのまま利用できるからです。
自ら新たな戦場を作らなくても、今ある既存資源を有効活用する方法を選んでいます。

それはAIがはじき出した答えなのか?

全く違います。

生兵法は怪我の元とは言いますが、孫子の兵法です。
戦わずに勝つビジネス手腕。

次にペーパーレス時代が来る!って大騒ぎしながら、世界でシェアを牛耳っているコピー機メーカーはすべて日本製。ペーパーレスからはほど遠いなと思うけど、PDFなども活用されています。
ネットで見たAdobeのCMでラブレターを女子がPDFでちょうだい!っていうのが最近あります。ついでに、第三者機関の署名認定も付けておくのが信憑性と信頼性を保てるのは、いうまでもありません。

更に電子メールで色々と送ることができても郵便局が消えません。
それは100%の代替えが存在しないからです。

AIも同様です。


まずは、本日(2024年4月9日)の株価はコンピュータ音声合成にてお届けいたします。


葬儀屋さんの仕事は肉体労働でもあり、カウンセリングでもあり、プロデューサーでもあります。

お葬式という儀式をプロデュースする大切な仕事です。
お葬式という儀礼・儀式をやらなくても何らかの形でお客様から事情を伺って、それなりの「式」を作り上げ、火葬場へお連れします。

ここだけはAIで代替えが可能ではないです。

さて、マイケル・オズボーン教授の2025年(12年後の未来)を考えてみたら、テスラの最新のOSは少し賢くなりました。
完璧ではありませんが以前より飛躍的に向上しました。
当初2016年くらいからの進歩はすごいものです。
ただ、最新の海外での映像を見る限り、日本では交差点に入る手前は車線変更禁止領域内で車線変更をするので、日本では道交法アウトだなと。


このオズボーン教授の話ではトラック運転手などもいなくなるだろうと。

現在、日本ではいなくなるのではなく、不足中!
しかも今月発令の2024年4月問題と言われる中、大量に不足中です。
あと1年はありますが、AIが運転している世界ではまったくなかった。

介護師や医師も同様で、患者は人間がいることで、その人達が生身の人間と接していることで安心を覚える仕事などは今後もなくならないだろう。
ロボットやマシンではないんです。
もちろん、見た目が変身前のキカイダーの二郎やサイボーグ009みたいな感じなら違和感ないコミュニケーションが取れるから大丈夫でしょうけど、これがドラえもんみたいだったら、どう反応するだろうか。

アシュリー・マディソンを覚えている人は少ないと思います。
米国のエロ系の出会い系サイトで、女性チャットボットになりすました人工知能の受けごたえで男性会員から会費をむしり取っていた。ほとんどの女性がAIチャットボットだったのです。

そのアシュリー・マディソンはまだ存在しています。
そしてApple StoreやGoogle Playにてアプリが存在しています。

https://ashley-madison.com


チャットボットは難しい。
葬儀社用のチャットボットはとくに難しいだろう。

当時からチャットボットは実益がないとマイナスになりますと私は伝えています。
先週、NY市のMy City AIチャットボットが起業家へ間違った回答をたくさんして物議を醸しました。
法令違反を伝えたり、間違った情報を伝えたり。
だが、アダムス市長は「チャットボットの回答は一部間違っているので、我々は直さねばならない」と前向きでした。

新しい技術を導入した場合、どれだけβテストを繰り返しても、リアルの現場での実戦こそ最強テストであります。
問題は多々あるし、AIを利用したチャットボットが錯覚や妄想で暴走する終焉の日はなくならないだろうと。
そうなるとAIになぜそれが間違っているのかを教える必要があります。

葬儀社で、AIが日本で24時間以内の火葬許可を出したらどうなるだろうか?

ある意味、恐ろしいことが起きます。
つい昨年末の12月にChatGPTの抜け穴を悪用し、車を$1で購入できる仕組みを発見したツワモノがいてスクショをX/Twitterにアップしました。

こういうバグを「AIの錯覚」と言って、今後もなくならないだろうと。

車なら物理的なものだからナンとかなりますが、人の命に関わることに利用する場合はきちんと人のチェックが必要です。
AIがそこまで賢くないのは「良いこと」も「悪いこと」も見分けをつけることが出来ないからです。

今すぐに葬儀屋さんの仕事をAIで唯一置き換えることができるのは、司会だけです。きちんと名前の読み方や人の流れを見て、お焼香のタイミングを促すことくらいでしょう。
司会の文言はともかく、司会者と案内係の連携は人間がやったほうがスムーズで時間もおカネも大してかからないでしょう。
人間は目と目の合図で可能だからです。

まだ葬祭業はAIの偽情報汚染は心配ないけど、やはり電話応対や伝言メモを取ったり、その話の内容の要約をしたり、葬儀の手順案内とかはAIを活用することが重要な時代になってきます。
これは葬儀社だけでなく、バックヤード作業するすべての業者に共通していることです。

チャットボットの課題は「加減」を理解していないので、AIによる文言タイミングが理解できれば、確実に24時間活用できるフロントエンドになります。そうなることでAIの錯覚がなくなるでしょう。
それはシンギュラリティ(特異点)の日なのだろうか。


では、最後に葬祭業向けのAIプロンプト研究会をネットで開催したいと思っています。
これに関しては15日に向けて発表したいと思います。

葬儀社用プロンプト研究会発足準備中

今週はポートメッセ名古屋で開催されている「ものづくりワールド」に出展している韓国企業でAIロボット開発をしているN社さんに会いに行くので。
実はすでにここと情報交換して作業を進めているところです。

あとポッドキャストの出演者募集中です。
本日もご清聴ありがとうございました。また来週!


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