昨今、とくにコロナ禍においてお葬式不要論が市民権を得てしまい、お葬式が簡素化するならまだしも、お葬式をやらなくなってしまった。
お葬式をやりたくても出来ないのと、
お葬式を自らの意思でやらないというのは別である

最近、「弔い不足」という言葉があります。
これは今までは存在しなかった用語でしたが、コロナ禍でお葬式が出せなく、悔いが残った人たちが大勢いる。
その後始末?が「弔い直し」である
まず、矢野経済研究所が出した数字(チャート)がありますので見ていただきたいです。

2019年には1.8兆円あった産業だったが2020年には1.5兆円まで落ちた。
ちなみに、矢野経済研究所は2019年に発表した数字は右肩上がりであったが、葬儀社から見たら絶対に間違っていると思っていて、案の定だった。
さて、緩やかに回復しつつあるのもうかがえるが、矢野経済研究所の予測では2032年ですら、2013年のレベルまでしか伸びないと予測している。(これはある意味、すごく正しい見解である)。
誰が作った言葉だかわからないが、コロナ禍においてお葬式が出せず悔やんだ人たちが大勢いました。
しかも遺族だけでなく、参列できなかった人たちも悔やんだ人たちが大勢いた。
2週間前のニュースレターでは、お葬式のトラブルの多くが金銭面とお話をしました。
確かに遺族でのトラブルの多くがおカネの問題が多いどころかほとんどだ。
金額の割にはショボかったとか、お花が足らずに祭壇が華やかではなかった(こんなはずではなかった)というのが多い。
あとは、食事が悪かったとか(これは葬儀屋さんが抜いているからだ−−しかも4割りピンハネしているところもある)。
あと、お葬式がショボかったのは、ブローカーが4割抜いているから、全体的にショボくなる。
そうです、3割、4割当たり前に「小さなお葬式」や「よりそう」などがピンハネします。

葬儀屋さんで多くのトラブルがそこになります
この15年くらいの間に葬儀産業でパラダイム・シフトが発生しています。
そのそも「パラダイム・シフト」とは何か?
簡単にいうと、価値観の変化により、ニーズが変わってしまったということです。
お葬式をやらなくなったのもパラダイム・シフトです。
これこそ葬儀屋さん泣かせでもあります。
だが、この現象やネットブローカーが多数でてきたのも、葬儀社の怠慢だろうと私は見ています。
その中で、金銭面以外で施主(お葬式を出す人)と会葬者(お参りする人)の立場でお葬式に満足できなかった別の理由を見てみましょう。
一つは、「死を認めたくない」ので葬儀の準備をしてこなかったので、対応が後手になったこと。
一つは、「突然の死」によって葬儀の準備ができなかったこと。
一つは、高齢化社会にてお葬式に参加したことが少なく、誰に聞いてよいかわらなかったこと。
一つは、コロナ禍で人が集まれず、おもてなしができなかったこと。
一つは、同じくコロナ禍で自分が納得する葬儀が出せなかったこと。
結論として、故人とのお別れをすることができなかったことに悔いが自分や親族、そして会葬者にそれが現れてしまったことでしょう。
亡くなった人も自分のお葬式の準備をしている人としていない人がおります。
自宅で亡くなるのと病院で亡くなるのもかなりの違いがあります。
どっちの場合でも、どうしていいのか聞ける人がいないのが今の現状です。
事前に相談しておくことが大切です。
そもそも冠婚葬祭に「適正価格」というのは存在しません。
規模による相場はあっても「適正価格」ではありません。
しかも、地域によって差があるのは、儀礼儀式が異なるからです。
すなわち「適正価格」という言葉を使っている人や会社は消費者を惑わしているのと同じです。
お布施も同様です。
車やパソコンの適正価格ってありますか?
それと一緒です。
ロールス・ロイスやフェラーリにも適正価格は存在しません。
スカイラインGTRとカローラを比べることが可能でしょうか?
すべて4輪車ですよね。
逆にロールス・ロイスが100万円とカローラが1000万円だとかなり悩みますよね。
だからこそ、どういうお葬式をしたいのかを自分なりに考える必要があります。
ちなみに中古のフェラーリのほうが新車より高いのは、需要と供給のバランスです。
新車は1年以上も待つが中古ならおカネさえ積めば買える確率が高くなるからです。
お葬式に関しては、
祭壇、棺、生花、霊柩車、香典返し、飲食、斎場利用料などが費用の大きな割合である
どれ一つをとっても普通の金額であり、その「量」によって費用が変わる
更にお寺や宗教者の費用と東京都内では火葬場を利用する費用だったりする
その中で、心残りがある
これが「弔い不足」である
お葬式を様々な理由できちんと出してあげれなかったことに心残りが存在したりする。
その場合、どうしたらいいか?
お葬式を再度するわけにはいかないのだろうか?
では、誰のためにお葬式を再度するのか?
自分のため、遺族のため、故人の友人のため?
正直なところ、誰のためでもいいんです。
もっともな理由は「自分のため」です。
だが、お葬式の費用をまた出したいか?
そんなことをする必要はありません。
お葬式を二度するのではなく、
再度、追悼式・お別れ会をすればいいんです

亡くなった人を偲ぶのは自然なことです。
もし、きちんとお別れができなかったことに悔やまれるなら、近親者だけを集めてもいいんです。
火葬を予約する必要はないから自分で企画していいんです
ぜひ心が納まるならレストランでも、なんなら葬儀場でも構いません。
葬儀屋さんに相談してみてください。
やってはならない法律なんかありませんからご安心ください。
葬儀屋さんが気に入らなかったなら、ホテルでもいいんです。
もし予算が合わないなら、身近にいる友人を集めてレストランで部屋を借りてかしこまった「◯回忌」ではなく「偲ぶ会」でいいからやって落ち着くことが大切です。
一つは、「死を認めたくない」ので葬儀の準備をしてこなかったので、対応が後手になったこと。
一つは、「突然の死」によって葬儀の準備ができなかったこと。
一つは、高齢化社会にてお葬式に参加したことが少なく、誰に聞いてよいかわらなかったこと。
一つは、コロナ禍で人が集まれず、おもてなしができなかったこと。
一つは、同じくコロナ禍で自分が納得する葬儀が出せなかったこと。
上記の理由がすべて語っています。
皆さま、ぜひご検討ください。
これが「弔い直し」です
悔いなきやり切ることが大切です
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