あなたが売りたいものは売れない

Podcast Season 6 Episode #263
今日は:2026年 2月 15日ですが2月10日のエピソードです。

葬儀業界の「人」とAI(愛)に関して、マーケティングをどうするかがテーマです。
先週、収録が出来ませんでしたが本文だけはアップしました。
2月3日のポッドキャストを9日にアップしましたが今週はすべて遅れてしまいました。
今回も何度も収録ミスがあり、もう諦めてしまいました。
実際、たまになぜポッドキャストをアップするのか自分に問いかけています。
リスナーさんのためなのか、自分のためなのか。

そんな中、単純にポッドキャストよりもYouTubeライブで配信したほうが楽だなって。
それでもポッドキャストは続けますが形を変えるかと思います。
でも、アップしていこうと。

YouTubeでも「社長のボヤキ」をアップしています。
ぜひご覧ください。


さて、今日のお話はポッドキャストでもかなりシビアな内容かも知れません。
お葬式のマーケティングが一番難しいのは「お葬式は誰もやりたくない」ということです。
はい、葬儀屋さん、あなたは毛嫌われているのです。
つまり、あなたが売りたいお葬式という商品は誰もほしくないのです。

こんにちは、今のところ、日本でたった一人の葬儀・葬送ビジネス及びマーケティング ポッドキャスター
有限会社ワイイーワイの和田でございます。
死に方改革® 研究者 及び 旅のデザイナー® 、あの世への旅です。

今日のお話は:欲しくないものをどう売っていくか。

では、行ってみようか!


葬儀社のLTVはお客さんが何度も訪れてからだ

お葬式の世界で「ライフ・タイム・バリュー」(LTV)という言葉を聞いたことがありますでしょうか?

お葬式というのは誰しも巡り合いたくないビジネスです。
そこでLTVってナンや?ってことになります。

ここでは概念の転換が必要となります。

まず、お葬式を売るという概念を払拭してください。
では何を売るのか?

つまり小さい葬儀屋さんこそ「信頼の資本化」を戦略にすることが2026年に求められています。
もう他の戦略はほぼ通用しないだろうと。

「必要ない」と思われている「不買商品」であるお葬式を「生活インフラ」に持ち込むことが重要です。

その概念を刷り込むことが重要です。


どれだけの人がお葬式についてYouTubeを見ていますか?Xを見ていますか?ポッドキャストを聞いてますか?FB投稿を読んでますか?

見ている、聞いている、読んでいるのは同業者ですよ。
つまり、この内容も同業者が読んでいて、聞いているわけです。
実際、私は同業者に聞いてほしいのですが、お葬式のマーケティングに精通すればどの世界でも活用できるノウハウだと自負しています。
だからこそ、もっと多くの方々に聞いていただきたいのですが、入口は葬儀社のマーケティングです。

さて、ここで従来のやり方からこれからのやり方を考えていきたいです。

従来の売り方(負の連鎖)これからの真っ当な戦法
商品: 祭壇や棺のグレード商品: 死後事務のトータルコーディネート
集客: 亡くなってからのSEO/ネット広告集客: 生前からのコミュニティ形成
価格: 入口は安く、後でオプション請求価格: 完全定額や「誠実価格」
価値: 豪華な式典(ハード)価値: 遺族の精神的・事務的解放(ソフト)

定額制というのは非常に難しいのは理解できます。
安置日数がわからない今ですから。
それなら、葬儀社の都合で打ち合わせの日程が伸びたなら、その間の安置費用は無料にするなども可能ではあります。
お客さんとしては妥当でしょう。
葬儀屋さんの都合で伸びているのだから。
その場合、葬儀屋さんは是が非でも早めに打ち合わせをしお葬式の打ち合わせをします。
更にもしペナルティ制度で、葬儀社の都合でお葬式が出来ないなら、その日数分の安置料を差し引くというのをすれば、どんどん効率よくするでしょう。

アメとムチの世界になります。


つまり、透明性を武器にすることが重要です。
今の透明性というのは不透明ではありませんか?
見積もりにわけのわからない備品をいっぱい並べて必要でもないものを売り付けていく。

パッケージ制のほうがずっと安心であるということをお客さんに再度教えることが重要。その価格を逸脱しないようにする。
もちろん、会葬者の数とかが変われば、返礼品の数なども変わることを伝えることが重要です。

葬祭ディレクターの顔が見える仕組みが必要です。
トヨタのセールスマンを見てほしいです。
私自身はあまり好きな会社ではないけど、車というハードを売っているわりには、アフターケアがしっかりしている。
だからその担当者からまた買うということです。
ある意味、担当者がブランド化しているわけです。
美容室もそうですよね。

今は、どの葬儀社も今まで以上にシビアで、生き残る戦略を立てることが必要です。

透明性、終活LTVで川上である生前から種を撒く。
川下での死後のオールインパッケージでのサポート。
とくに相続関係はこれからもっと複雑になるかと考えたほうがいいでしょう。
亡くなった方が暗号通貨の保有があった場合、非常に注意が必要です。
今は総合課税なので相続税と地方税を含めると最大110%の税金です。

そしてコミュニティを最大限活用することが重要です。
すでに多くの葬儀社はやっているでしょうけど、尚さら終活セミナーの頻度を上げることで目立たせることが必須項目になります。

2026年流はデジタルとアナログの融合を推します。


1.「失敗しない葬儀社選び」の教育型コンテンツ:
「安さで選ぶとこうなる」という実態を、誠実な立場で発信する動画やブログの活用。

2. 公式LINEによる「死後の手続き」完全ガイド:
葬儀客以外にも無料で配布。価値を先に提供することで、いざという時の想起率(純粋想起)1位を狙います。

オンライン相談の徹底活用:遠方に住む子供世代に向け、Zoom等で「実家の終活」をリモート支援。とくに「おうち終活」も視野に入れておきましょう。

自分らは スペシャリストの視点 としての2026年の消費者は「安さ」よりも「騙されないこと」を、そして「豪華さ」よりも「納得感」をアドバイスすることが重要です。

次のステップは:

もしパッケージ化で「追加料金ゼロ」を実現するなら、原価率を維持したパッケージング案の作成をします。ここは人件費、移動に掛かる雑費(ガソリン代など車両の原価償却計算など)まで考慮することが重要です。

地域住民に「葬儀社」としてではなく「相談役」として認識されるための、3ヶ月間の集客ロードマップ策定。

ネット仲介会社に頼らず、自社で「生前予約」を獲得するためのLINEマーケティングの設計。

LINEマーケティングはとても重要な位置にあります。

LINEが有効なのは国内の月刊ユーザ数は2026年では1億人を突破しており、総人口の67%以上がアカウントを保有しているからです。
更に利用率として10代~60代が8~9割であり、葬儀の費用を持つ50代以上の多くも活用しているからです。

注意したいことはLINEの利用規約で「儲かる」「稼げる」「誰でも」などという文言を発信しないことです。
更に夜遅い時間帯での配信などは安眠妨害になりうるのでブロックされガチです。増えることでアカウント停止処罰される可能性があります。

すでにLINEを活用されている葬儀社さんも多く存在しているので、心得ていらっしゃるでしょう。


お葬式の相談ごとはAIチャットボットでは答えられないことが多くあります。
お葬式には泥臭い内容が付き物です。

とくにお香典や戒名・法名、金額や宗派のしきたりや作法。
これらはお寺によってさまざまなことが多いです。

葬儀の費用のことだけでなく、親戚のことなどもかなり。
こういうのは電話ではなかなかお話ができない人が多いです。

今、多くの葬儀屋さんが機にしていることとは世間で騒がれている葬儀屋不審です。
それを払拭しようもんでは、火に油を注ぐようなものです。

「安心葬儀」を販売する「ごじょいる」社も最悪な状態です。
業界では安心できないのは葬儀社はみんな知っている。

ここは互助会のシステムと解約ができない(やりづらい)とかがあるからです。
「あんしん」と言いながら何一つ安心ができない仕組みであることは言うまでもありません。それでも安心して活用できる人もいるので、それはいいことだろうと。普通の葬儀社から見ると何一つ安心できる要因はありませんが、私からいうと「お前がそれをいうか?」という内容も多々みます。


【不信感の払拭】業界の闇を逆手に取ることが今の葬儀社には必要です。

「葬儀の『追加費用』、まだ騙されていませんか?」

ネットの「格安パック」を選んだ方の約7割が、後から数十万円の追加請求どころか10倍の200万以上の請求に驚いています。地元の私たちが、その「カラクリ」をLINEですべて暴露します。

という形でSNSを通じて民衆を教育するしかありません。
SNSはそのためだと思ってください。
集客ではなく、教育の場です。

葬儀屋さんのマーケティングが非常に厳しいのはわかっています。
何しろ小さなお葬式を運営するユニクエスト社の手数料が5割だということなので、この問題もあるでしょう。
加盟金で搾取するか、手数料で搾取するか。
今こそ、このビジネスモデルを壊す戦略が求められています。

一週間遅れの配信でしたが、これからはAIを活用して配信していくかと思いますのでよろしくお願いいたします。
今は 「ボイスピーク」、「ボイスボックス」「アビス・スピーチ」などを利用していますが、他のAIツールも活用していきます。

ご清聴ありがとうございました。
以上です。


「葬祭ジャーナル」の jFuneral.comをもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。