SAPEETのAI教育システムを活用して新入社員研修
Podcast Season 6 Episode 264
現在、当社はAIアバターサイネージの売り込みをしています。
ここで1社のご紹介です。
葬送ビジネスにおける人材育成は、ご遺族の悲しみに寄り添うという非常にセンシティブな対応が求められるため、他業界以上に難易度が高いテーマです。
AIを活用した教育ツールはいくつかあります。
これは単純に相手のペルソナを決めてロールプレイングをするツールである。
今回紹介するのは SAPEET 社の「SAPIロープレ」
上場企業で、東大松尾豊先生の松尾研究所からのスタートアップ。
300社以上あり、総合で1万とかいう話をチラっと(未確認)。
それだけチャレンジしている人がいるということ。
その中でも上場しているのがこのSAPEET社。
このAIロールプレイング教育システムである。
顧客役の設定が可能で、相手との会話を促すことができる。
しかも、どこまで進んだかとかも把握できるのと、更にAIが解析しているので客観性が生まれる。
客観性が必要なのは、上司や同僚によって判断が違うから、これをすべてAIに設定したパラメータで調整が可能。
そして、それを本人にフィードバックする。
これにより、社員教育が標準化される。
お客さんを細かく設定することで(イヤなタイプだけでなく、苦手なタイプ、モラハラ、ブラック、優しいなど)社員がどのような対応するかが伺える。
つまり
「ひとを科学化し、寄り添いをつくる」
生成AI「SAPIロープレ」でスマホやタブレットでいつでもどこでも接客の練習が可能となります。
しかも、進捗状況まで把握できるので、上司もどこでつまづいているのかも把握できます。
すでにメモリード社が九州の結婚式場で活用しているので、これを葬儀のシステムに応用するこうとも可能だろうと。
メモリード社のことで、なぜまだ葬儀部門に活用していないのか不明。
ハードルが高いのかまだテスト状況なのか、それともあそこのことだから、ほぼ独立採算制で所長の権限で導入しているのかも知れない。だが、今年2月25日に幕張メッセで開催されていたBiz Crewのイベントでメモリード社のロゴがあり、気になったので聞いてみた。
葬儀社が社員教育に活用できるところ:
- ポイント1:多様なご遺族のペルソナを自動生成できる
AIに対して『深夜で気が動転している喪主様』や『予算に不安を抱えているご親族』といった状況を設定するだけで、AIアバターがその感情や背景を持ったお客様になりきってくる。
現実の現場に近い、リアルな対応シミュレーションが可能では。
- ポイント2:評価AIによる『客観的で一貫したフィードバック』
ロープレが終わると、AIが『言葉づかい』『提案のタイミング』『傾聴の姿勢』などを客観的に評価し、改善点を教えてくれる。
先輩社員の顔色をうかがう必要もなく、公正な評価が得られるので、新人も素直に改善を受け入れやすくなる。
- ポイント3:ベテランの『暗黙知』を組織全体にインストールできる
これが経営者にとって一番大きい内容。
優秀なトップセールス(ベテラン葬祭ディレクター)のノウハウや『勝ちパターン』をAIに学習させることが可能。
現在、業界でもベテラン世代の退職が課題になっているが、彼らの『背中を見て学べ』という感覚的な技術を、AIのシステムとして会社に残し、若手に継承していくことができるようになる。
ご遺族に向き合う『心』の部分は私たち人間が担い、そのための『練習や技術の底上げ』という仕組みの部分はAIに任せていく。そうすることで、スタッフはより一層お客様に寄り添う時間を生み出すことができるようになります。
『SAPI ロープレ』のようなテクノロジーをいち早く取り入れることが、今後の葬送ビジネスにおいて、サービスの質を担保し、他社との大きな差別化につながっていくはずです。
気になった方は、ぜひSAPEET社のシステムをチェックしてみてください。
https://suite.sapeet.com/roleplay
今回はSAPEET社の紹介でしたが、似たシステムを次々にご紹介していきます。
謝辞:
ちょっと(だいぶ)遅れてのアップデートなのでバックデートしています。
しかも最近、なかなかポッドキャストをアップできず申し訳ない。
書いたのは 2026/03/24 ですが、ポッドキャスト配信が3月4日(3週間遅れ)。
「葬祭ジャーナル」の jFuneral.comをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

