【葬祭ジャーナル】 「火葬できないデジタル遺品」が変える葬儀ビジネスの未来

~海外Death Tech最新事例とDXの切り札~ 


現在、社会全体でDXやAI化が急速に進む中、葬儀・終活業界にも「Death Tech(デステック)」という新たなテクノロジーの波が押し寄せています。
とくに最近、現場で皆様が直面されているのが「火葬できないデジタル遺品」の問題ではないでしょうか。
故人様のスマートフォンが開かず、見えないサブスクリプション課金が止まらない、ネット銀行の口座が確認できないといったご遺族の悲鳴は、もはや対岸の火事ではありません。

今ちまたで流行りだしたブロックチェーンを活用した決済手段のJPYCも同様でスマホですべて管理するものです。
スマホが開かなかったらどうするか?
そしてさらに悪いことに、今はパスキー制度でロック解除が番号がデフォルトではなく、指紋や顔認証です!
家族や愛する人が亡くなったとき、認証コードが送られてくるスマホを解約してもアウトになりますし、指紋や顔の認証が取れなくなったら、もう詰んだ世界になります。

とくにネット銀行でサブスクをされている場合は簡単に止めようがありません。

デジタル遺産管理に関する情報を示すイラスト。左側には故人のAI再現やメタバース提供について説明。中央はデジタルセキュリティ、右側にはデジタルサービスの概要が描かれている。
Created by Gemini

本日はシステム開発のプロフェッショナルという視点から、世界の最新Death Tech動向や、デジタル遺品・終活DXに関する最新ニュースを厳選してお届けいたします。
これらを単なるITニュースとして消費するのではなく、「ご遺族の心に寄り添う時間を創出するための強力な武器」として、ぜひ皆様の次なる経営戦略・サービス開発のヒントにしていただければ幸いです。


世界のデステック最前線|葬儀・供養産業の海外事例と日本市場への示唆

米国・中国・欧州における最新の「Death Tech(デステック)」事例を体系的にまとめた専門メディアのレポートです。狭義の葬儀DXにとどまらず、AIによる故人の再現、人体堆肥化(堆肥葬)、メタバース供養、デジタル遺産管理など、死に関連するあらゆる領域をテクノロジーで再設計する海外の急成長市場の動向が紹介されています [1.2.1]。

【経営への活かし方】: 海外のデステック動向は、数年のタイムラグを経て確実に日本市場にも波及します。葬儀社様は「従来のアナログ業務の代替」という枠から一歩踏み出し、AI技術や新しい供養の概念を自社のアフターサポートや新プランにどう取り入れるか、中長期的なビジョンを描くための先行事例として大いにご活用ください。

参照URL: https://souken.info/death-technology/


【親のスマホが開かない】死後も続くサブスク課金・ネット銀行の凍結に遺族が悲鳴。

デジタル遺品の実態調査と「アナログ管理」の重要性を公開

LDT株式会社が発表したデジタル遺品に関する実態調査です。故人のスマホのパスワードが不明で、死後もサブスクの引き落としが続く等の深刻な遺族トラブルが浮き彫りになりました。興味深い点として、高度なデジタルセキュリティを突破するためには、皮肉にも「紙(アナログなメモ)」でパスワードを残しておくことが最も確実であるという事実が示されています。だが100%ではありません(指紋や顔認証ができなければ)。

【経営への活かし方】: 「火葬できないデジタル遺品」の整理は、ご遺族が最も直面しやすい現代の課題です。事前相談やエンディングノート講座において、「スマホやサブスクのパスワードはアナログで残す(スマホのスペアキー作り)」という実践的なアドバイスを取り入れるだけで、専門家としての信頼感は飛躍的に高まります。

参照URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000245.000053069.html


スマホ・SNS・生成AI「3大デジタル遺品」の整理を専門家に託せる「デジ・タクセル」提供開始

スマートフォンやSNSのデータに加え、近年急速に普及した「生成AI」における履歴などのデータも含めた「3大デジタル遺品」の整理・継承・消去を、デジタルフォレンジックの専門知識を持つ技術者に依頼できる新サービスがリリースされました。デジタル現役世代の「死後のデータ消去」へのニーズに応える内容です。

【経営への活かし方】: 今後の終活において、デジタルデータの「生前整理」と「死後消去」は不可分になります。葬儀社様におかれても、すべてを自社で抱え込むのではなく、こうした専門のフォレンジック業者と提携し、デジタル遺品対応をワンストップで請け負う体制を築くことが、競合他社との大きな差別化要因になります。

参照URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000147234.html


ブロックチェーンで情報改ざん防止、デジタル遺品対策を強化 アイティフォー、電子終活アプリを来年1月提供へ

システム開発のアイティフォーが、個人の「デジタル終活」支援を目的としたスマートフォン向け電子終活ノートアプリ「デジシェア」を発表しました。ブロックチェーン(分散型台帳)技術を活用し、紙のエンディングノートでは対応しきれないアカウントや金融資産などのデジタル遺品の情報を、改ざんを防ぎながら安全に管理・共有する仕組みです。

【経営への活かし方】: 終活領域にもついに「ブロックチェーン」という強固なセキュリティ技術が浸透しつつあります。アナログからデジタルへの過渡期において、お客様の情報をいかに安全に守るかが問われています。こうした最新アプリの存在をいち早くご案内することで、「情報感度の高い、頼れる葬儀社」というブランドイメージを構築できます。

参照URL: https://www.itfor.co.jp/news/document.html?year=2026&id=20260511-758b11ce


【編集後記】

テクノロジーの進化により「死」を取り巻く環境やビジネスモデルは激変していますが、どんなにデジタル技術が発展しようとも、最後にご遺族の心に寄り添い、真の癒やしをもたらすのは皆様のようなプロフェッショナルの「人間の温かさ」に他なりません。

システム開発を担う私たちも、ITの力で現場の無駄な業務負担を少しでも減らし、皆様の大切なお客様と向き合う時間を生み出せるよう、最先端の技術で伴走してまいります。

今後とも、業界のDX推進に少しでもお役立ていただける情報をお届けしてまいります。
時節柄、熱中症も多いので、お身体には十分お気をつけくださいませ。
経営をアップデートする最新情報をお待ちください!

有限会社ワイ・イー・ワイ
代表取締役 和田裕助


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