Virtual Graveという発想があります。
これはオンライン墓地です。
日本人にはあまり馴染みがありませんが、海外ではこれを通じてオンライン死亡記事を提供していたりします。
さて、日本のオンラインでお参りサイトというのはいくつかあります。
私の友人である山梨県甲府市の「石の声」さんという石材店の社長が10年近く前にQRコードを墓石に貼り付けて人々にオンラインのお参り場所を作りまして、海外でも話題になりました。
その後、フューネラルビジネスフェアやエンディング産業展にて似たような仕組みを提供してくる会社が増えました。
果たして事業が成功していて増えているのかどうかはわからないが、お参りすることは大切であることは間違いない。
まして、今、核家族化が進むなか、葬儀もお墓も要らない人が増えてきている。
私が一番懸念しているのは、そのオンラインお参り場所がいつまで存在するか。
昨今、情報が早く動くなか、事業も駆け足で動いている。そこで、その会社がいつまで存在するの?と考えると、なかなか遺族としても情報を預けたいと思わないだろうと。