Podcast Season 6 Episode #229
今日は:2025年 6月 17日です
葬儀業界の「人」とAI(愛)に関して、マーケティングをどうするかがテーマです。
欲しいものと必要なものは違いますよね。
今でいえば、おコメ。
今までは、いつでも買えるおコメが今日は荷物が重たいから買うのをやめておこうと思った家庭が、今日、おコメが入荷したから買わねば!と。
これは極端な例ですけど。
通常、ほしいものは必要ないものが多いです。
あったら便利だったりするもの。
ニーズは必需品です。日本のご家庭でのおコメは主食とまで言われているので本来はニーズですが商品の性質により「今日は買わなくていいか」というウォンツの錯覚を起こす商品です。
今年8月に新米の出荷量が足らなければ、今の2024年のおコメは古米扱いでニーズになってしまいます。そして2023年の(すでに古米扱い)のおコメは、代替えがなければ買わねばという今のウォンツからニーズになってしまっています。
つまり優先順位がシフトするけど、需要と供給のバランスが取れず、どの品質のおコメでもウォンツとニーズのバランスが崩れる現象がでます。
それならお葬式はどうなのか。
いずれ来るだろうと知っている状態でも、需要を認めたくない。
これは人情的に認めたくないことはたくさんありますよね。
そこで、新たな方法があるのではと。
Deja Vu(既視感)があり、その対義語としてJamais Vu(未視感)があります。そこからWantsとNeedsを引き起こせないかをあらためて考えてみました。
こんにちは、今のところ、日本でたった一人の葬儀・葬送ビジネス及びマーケティング ポッドキャスター 有限会社ワイイーワイの和田でございます。
死に方改革® 研究者 及び 旅のデザイナー® 、あの世への旅です。
今日のお話は: Jamais Vuを使ってNeedsを掘り起こせないか?
では、行ってみようか!
そもそもJamais Vuというのは何かを説明する前にDeja Vuを改めて定義したいと思います。
その、Deja Vuは聞いたことがありますよね。フランス語です。
そのことばに対義語なんかあるのか?と考えてしまいます。
Deja Vu とは何か。
Dejaというのは「すでに」という意味で英語では ”Already” です。
Vuは「見た」、つまり “seen” です。
合体させるとAlready Seenの「すでに見た」という「既視感」で見たことのないのに見たことがあるように思う錯覚です。
これは、一説によると、脳の記憶の中でさまざまな情報が交差しているところ、ニューロンが繋がり、その状況を見たと思わせる錯覚らしいです。
はじめて訪れたところに懐かしさを感じるのとはちょっと違います。
懐かしさの症状は、記憶の中でリレーションシップを作っていると考えたほうがいいでしょう。その懐かしさは脳内ホルモンで記憶にも影響する「幸せホルモン」(セロトニン、ドーパミン、オキシトシン、エンドルフィン)などの分泌にも関係あるかと。
Deja Vuも記憶の錯覚かとも思います。
さて、このJamais Vuというのは何か?
これもフランス語です。
Jamaisは英語で”Never”で、「絶対にありえない」の「絶対」でVuは先ほどの「見た」です。合体させて「絶対見ているのに見ていない感覚」です。
つまり、今まで見ていた馴染みのある風景を「絶対に見たことない」という錯覚です。
あと、面白いことにフランス語で ”C’est du jamais vu” を日本語に訳すと「今までみたことない」、つまり「前代未聞だ」という意味でもあります。
さて、これがマーケティングとどう関係あるのか?
エビングハウスの忘却曲線を活用した戦略です。
YouTubeや講義やセミナーのビデオも含めて、多くの方々は何度も見たり聞いたりします。人は物事を忘れたり思い出したりするものです。
突然人の名前が出てこなくなったり、会ったこともない人にどこかで会ったような感覚(Deja Vu)、幾度も会っているのに初めての人だと認識する(Jamais Vu)ようなことがあります。
エビングハウスの忘却曲線によれば、一度学んだことの約8割は1ヶ月後に忘れてしまうそうです。つまり、一度見せた情報でも時間を空けてもう一度見せれば、多くの人にとっては「初めて見る」ような体験になるのです。
FacebookやInstagramでも、一度投稿した内容を「過去の人気投稿」として再シェアする企業は少なくありません。「一度見たはずだけど…まあいいか」と多くのユーザーが受け入れてくれるため、忘却と再発見のループで継続的に関心を引き出せます。
SNSでこの現象を利用して、多くの人を巻き込むのが Tumblr.com です。
これは現在、WordPressを提供するAutomattic社の傘下です。
過去にはYahoo、Verizonなどにたらい回しされて、現在はWordPressを運営する会社の傘下です。
次にWantsとNeedsです。
営業は「WantsをNeedsにすることです」
大切なことなのでもう一度いいます。
営業は「WantsをNeedsにすることです」
さて、この忘却戦とJamais Vuを活用したマーケティング方法をGoogle NotebookLMでまとめたのでお聞きくださいませ。
いかがでしたか?
葬儀屋さんが終活にて葬儀のWantsをNeedsにするには、このWantsの価値をきちんと偽りなく何度でも説明することが大切です。
そこで、コンテンツを繰り返して届けるメリットを述べます。
1. より多くの人に届く。
一度きりの発言では、見逃した人や、そのときは興味を示さなかった人が改めて認知することがあります。
選挙では同じことを繰り返すのと一緒です。
ちなみに、選挙カーで移動中は名前の連呼しかやってはならないのです。
それは移動というのは、その場で一部しか聞き取れないので誤った情報を伝えてしまうからです。細かい政策を移動中に発言をしている候補者は基本的に選挙違反です。これをきちんと守っているのが河野太郎氏です。
自社の葬儀の形や終活の案内をぜひお伝えください。
2. 記憶に定着しやすい。
繰り返し触れることで記憶に残りやすくなります。
サラっと流してしまった情報でも二度、三度聞いていると「そういえば、あの時」というJamais Vu感が消し取られることになります。
あなたが地域の葬儀屋さんであることを伝える必要があります。
ここにいざというときに、お客様、あなた専用の式場があるのだと。
3. 興味の範囲のWantsをNeedsに変える。
Wantsという願望や希望を何度も聞いていると必要であるという意識に変化することがあります。
最初は、あったらいいな程度が、新たな発見や認知でNeedsに変化することに繋がります。
お葬式の需要は、その時でいいわ!と思っていた内容で終活が必要だと認識したときに、人は税金や争う相続で損をしたくないという気持ちが芽生えてエンディングノートを作り、財産目録を記述したりします。
場合によっては公正証書遺言まで作ったりします。
4. タイミングが重要
タイミング次第で効果が倍増することもあります。
連呼もいいが、常に同じ内容だと人は飽きます。
タイミングが重要なのは言うまでもありません。
終活は後回しにされがちです。
それなら、少し間を開けて発信することも重要です。
毎日ブログや終活の記事をアップするのではなく、週一回とか。
毎日、異なった媒体で拡散します。
Tumblrをやっている人はXをやっている可能性がありますが、FacebookやLinkedInをやっているとは限りません。
Facebookをやっている人はInstagramもやっている人は大勢います。
同じくTiktokも同様なので、媒体を変えながら自社の役務をアピールすることが重要です。
これが複数メディアで情報を届ける反復戦術です。
もちろん、媒体を変えるときは、その媒体に合わせた内容に変容することが重要です。
Xで標準は140文字までしか投稿できないので、FacebookやInstagramと同じ内容は無理なのと一緒です。
公式LINEでも500文字の投稿までです。
投稿媒体に合わせたフォーマット及び文面を変えてください。
NotebookLMで触れた、ザイオンス効果(単純接触効果)とセブンヒッツ理論が重要です。
では最後に
このポッドキャストをお聞きの方々ならおわかりだと思いますが、葬儀業界の単価が下がりすぎて市場が崩壊しています。
私は、これは業界の悪習、身から出た錆だと思っています。
葬儀業界で起きている昔からのトラブルが未だに国民生活センターや消費者庁に報告されています。
更に日本経済では、社会的に皆さんが矛盾を感じるのが、株価が上がっていても、円安のおかげでさまざまな生活必需品のコストが上がっていながら、そのコストアップに対して、給料に反映されていないことです。
エネルギーや多くの食品、生活必需品を輸入に頼る今の日本は円安のために持続性がない社会になっています。
多死社会ということで異業種が多く一攫千金を狙い、葬儀業界に参入し、競争が激化しているなか、葬儀業界の単価は下がり、顧客からの要求も増えています。
ブレイクスルーはどこにあるのか?
AI活用を絡めたDX化です。
DX化とデジタル化は最終的な落とし所が異なります。
AI活用をしたDX化は戦略です。
戦略は考えに一貫性があり、実行可能でなければなりません。
そして更に、理論的であることが重要で、「なぜ」という問いに答える必要があります。
たとえばGoogle NotebookLMを活用して社内に散らばっている情報を整理整頓し情報の統一化を図ることなどもできます。
当社は各々の会社の要素を作るお手伝いをしておりますのでぜひお声がけください。
LINE公式認証アカウントは @jFUNERAL です。
今回もこの情報が一人でも多くの方がご理解していただけることを願っています。
ではまた次回をお楽しみください。
今回もご清聴ありがとうございました。
以上です。
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