ポッドキャストの配信が2日遅れ、そしてこの投稿は6日遅れで恐縮です。
1年以内にAIを活用しましょう
先週、フューネラルビジネスフェアで人材派遣会社ディライトの高橋社長が「葬儀 x AI」の話をしました。
実際、検索エンジンにAIが入り込むからAIを知っておくことが重要だよということです。
そこで葬儀屋さんはいつも時代の流れに遅れを取っているので、今からはじめようねと。
何しろAIがもたらす影響は誰にもわからないから。
jFuneral YouTubeチャンネルにもお話をスライドショーとしてアップしましたのでぜひそちらも見てください。

YouTubeだってAIが導入される時代、そしてその検索結果にもAIが反映されるのだからますますどうやって正しい情報を探すかが課題になります。
そして、重要なことは、検索エンジンはすでに死んでいます。
おカネがある「小さなお葬式」などのリスティング広告が牛耳っているのでSEO対策しても広告主がアップされるのだから、意味ないだろうと。
私もそう思います。
では、対策はどうしたらいいのか?
一つはMEOでマップの最適化です。
そしてもう一つは自社のホームページにAIを入れて最適化することです。
それってどうやるのか?
まず、MEOです。
これは何かというと、Google Mapなどの地図検索で上位に表示されるようにすることです。
同一キーワードでも地域や場所によって結果が異なります。
集客したいユーザに対して上位に表示できる手段です。
SEOとの違いはGoogleビジネスプロフィール(昔のGoogleマイビジネス)の上位を目指すのでウェブ検索ではありません。
例としては、宿泊したい地域でホテルの検索結果で上位に表示させることです。逆にSEOはウェブサイトの自然検索で上位を目指すことです。
しかし、Googleが方針を変更しクローラーと呼ばれる情報収集ロボットは今後、モバイル対応のものしか認識させないと打ち出してきました。
でも、ここで焦る必要がないのは多くのサイトはモバイル対応にすることで済みます。WordpressやWixなどで作成した場合、ほとんどのサイトがAMP対応(高速モバイルページ表示)対応です。
ここで葬儀屋さんの場合は誰が対象かというと一般人です。
MEOはB2Bではなく、B2Cが対象です。
なぜなら「場所」を活用する多くが一般の人で、会社ではないからです。
もちろん、企業で宴会場とか探したりすることはありますが、通常の「場所」は一般の人が地図で探しています。
そして検索は「個人」がやることなので。
もちろん、そこにはいくつかの落とし穴があります。
まずはB2Bでないのと、ECには向かない。
更に重要なことは、Google Mapに記載された批評は消せないので、ネガティブな口コミには弱いです。
同業者の嫌がらせである場合でも、申請してもGoogleは動きません。
しかしながら、MEOは位置情報をベースにしていますので葬儀場などの実店舗ビジネスにはとても重要な集客手段となっています。そこには適切なカテゴリ設定が効果的です。
そこには名前、住所、電話番号をきちんと情報を記載することが必要不可欠です。

では、次に自社のホームページにAIを活用する方法について。
一つはチャットボットを入れることです。
実際、これは非常に誤解を与える可能性がありますが、「御社の地域限定」をすることでお客さまに有益な情報を与えることができます。
葬送文化は地域によってだいぶ変わります。
その他はAIを使ったホームページを作ることです。
AIを活用したホームページは2種類あります。
一つはAIによってデザインされたものです。
もう一つはAIによってコンテンツを作らせたものです。
注意して欲しいのはAIが作成したデザインは差別化を図ることが難しいことです。それは、デザイン表現が劣ったり感情を入れ込むことができないからです。
しかし、それはWordPressを利用したデザインのホームページと変わらないと思います。そこで次は内容で勝負です。
内容、つまりコンテンツにオリジナリティが必要です。
AIによって書かせる文書の表現はどれも似たりよったりだったり、妄想だったりします。
そこでは人間が内容をチェックし、「ハルシネーション」と呼ばれるウソ・偽りを修正し、次に企業の思いを注ぎ込んだ文書とオリジナリティを加えて追記することが重要です。
葬祭業は地域密着型ビジネスです。
多くの方々がGoogle Mapを活用する可能性が高い世の中です。
ゆえに、地域に根ざした事業こそ近隣の方々へのアピールが大切です。
世の中には葬儀場と火葬場の区別がつかない人も大勢います。
そういうところこそAIのチャットボットなどを活用してアピールする手段ですが、そこにはまずMEOでお客さまになりそうな方々へ葬儀社の役割をお伝えすることが大切です。
実際、MEOで威力を発揮するのは墓地経営をされるお寺も同様です。
ここからが大きな課題となります。
AIを使ってどう処理をするかです。
実は手書きの領収書などをOCRに掛けて、デジタル化をします。
そこでClaude 3などの生成AIを活用して読み込みます。
文字起こしです。
AIにも得手不得手があり、文脈を読まないのもかなりあります。
だからこそ、文字認識がイマイチだったりします。
大量の書類をデジタル化する場合はAIに業務を行わせるほうがいいでしょう。
葬儀社の仕事でデータ入力業務がありますが、普通にAIを使える業務はたかが知れています。
棺の数、骨瓶の数をAI検知して数えるよりも、人間の目で数えたほうがずっと安く済み、効率もいいですよね。
費用対効果を考えますと、まったく意味のないデジタル化です。
ここでDX化ではないのが、業務効率が上がらないからです。
多くの人の場合、AIを活用して招待状を作ったりすることができます。
実は私も今朝、某大学の学長にイベントで登壇してもらいたく招待状を作りました。自分で考えるよりずっと効率がいいですよね。
そういう内容をコンテンツとして葬儀社さんがAIを活用してホームページに掲載することも可能です。
Claude 3の無料版ですらかなり有能です。
なぜだかたまに日本語でないことばが出てきますが、「これはどういう意味?」と問い返すときちんと対応してくれます。
ぜひお試しください。本日のお話はここで終了いたします。
ご清聴ありがとうございました。
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