エンディングノート
皆さん、エンディングノートをお書きになったことはありますでしょうか?
安いのは数百円から、高いのだとビロードのカバーを付けた数千円のものまでピンから桐まであります。エンディングノートの役割はここでは敢えて説明いたしませんが、必要性を考えたことがありますか。
自分の始末は自分でするという時代の風潮です。
あまりにも自己責任主義が強くなりすぎてウンザリする人たちもいらっしゃるかと思います。

遺言書を作るのにハードルが高すぎるかと思います。
今では財産目録をパソコンで作ってよいということになったので、増えたり減ったりしたときに書き直さずに済むのは有意義なことです。
エンディングノートは湯印御所 遺言書とは違い、全く法的効力はないのですが、自分の意思を残された相手に伝えることができます。
だったら、今の時代ならもっと簡単にビデオメッセージや音声収録でもいいじゃないかって思ったりしますよね。
遺言書ではできないけど、エンディングノートをデジタル化したらできる時代です。
その中で、次にデジタルでエンディングノートを使うか使わないかです。
デジタルでのメリットとデメリットを考える必要があります。
デジタル・エンディングノート
近年ではこれだけデジタルサービスが盛んになり、インターネット経由で写真や文書(ブログやホームページ)、映像(ビデオ)などが簡単に共有できるようになりました。
今までは紙(ノート)に書いていると、幾度も書き間違え、追加したい項目があった場合、どうしてもやりづらくなり、しかも修正するのも億劫でした。
しかし、これがブログみたいに気軽に更新できるならものすごく使い勝手が便利になるだろう。
エンディングノートの課題は「適宜に更新」である。
遺言も同様だが、遺言の場合はその都度書き方チェックもだが公正証書遺言の場合、法務局に持っていかねばならないのと、やはり弁護士や行政書士のチェックが入り、費用が発生するが、自分が亡くなったときに戸籍抹消の通知が出るので、「遺言書が存在する」という通知も遺族に届きます。自筆証書遺言も法務局で預かってくれるようになったが、内容の確認がないので不備があれば無効化される。ただ「預かってもらえている」というだけである。
とくに自筆証書遺言の場合、余計なことを書いてしまい無効化される可能性が高いら
毎回修正したとき役所へ持って行かねばならないのが遺言書。
そんな堅苦しいことをしたいわけではないのが世の常。
なぜブログみたいに気軽にフォーマットの中を埋めていきながら書けないのかな?と不思議に思いませんでしたか?しかも、たかがエンディングノートですよ!

本来なら気軽に情報を加えたり修正したりすることが正しいわけです。
遺言書ではないから気軽にケータイアプリからできれば、もっと普及するはずです。
他に大切なことは有料か無料かです。
すべてに関わることですが、有料はそれに見合ったサービスなのか。
無料の場合、広告かなにかで提供しているので、その関連の会社へ情報はないかです。
- デジタル化したメリットは、アクセスが容易です。
- Facebookやその他のSNS、note.comなどのブログに登録するのと同じように簡単にできます。
- 更新のしやすさは最高
- ある意味、ブログを更新しているのと似た感覚です。
- 更新場所を選ばない
- 旅先で思いついたことをその場で更新できるので自宅まで戻る必要がない
- 更新場所を選ばない
- ある意味、ブログを更新しているのと似た感覚です。
- 面倒でも必ず二段階認証(完璧ではないのは知っています)などのパスワードだけ以外のシステム・アクセスをするようにしていただきたい。
- 災害時で自分や自宅に何かあっても保護されている
- 物理的な紙媒体ではないのでデータはデータセンターや分散されたクラウドにある
- 共有機能を設けることができます
- 見て欲しい人のメルアドや電話番号を登録することでいざとなればわかってもらえる
- 今は恥ずかしいので、亡くなる前まで見てほしくなくても、その権限は与えられる
- 更新したら通知を送ることができる(これは他のシステムと連動が必要)
- ワンストップサービスとして使える
- 各手続きやシステムと連携することで、見てほしい人に通知を出すことが可能。
もちろんデメリットがないということではありません。
これらのデメリットを把握することが大切です。
- システムダウンやシステムトラブル
- 使いたいときや見たいときにメンテでシステムがダウンしている可能性がある
- セキュリティ
- 本当にそこのサービスは信用できるの?
- 紙媒体なら誰にも見つからないし、安全ではある
- パスワードで管理していない?
- 他の認証システムが入っているか
- SSL証明の有効期限は素人ではわからない
- データが暗号化されているか
- 暗号されて通信されているか(httpsである)
- プライバシーポリシーは大丈夫か?
- 第三者にデータを売っていないか?
- 信頼できるサービスなのか
- 会社の存亡はいつかあるので、いずれは消える
- 会社が存続しなくなった場合は誰が担保するのか
- ブロックチェーンなどで保護されていれば大丈夫だがそこまでやっているところはまだ存在しない
エンディングノートはかなり込み入った情報を書いている可能性があります。
紙媒体の場合、パスワードとかはシールで封印することができますが、デジタルだとセキュリティ面が心配ですよね。
しかも、名前、住所、生年月日、本籍、場合によってはクレジットカード情報を記載する人もいます。その他、病歴や掛かり付けの病院、万が一の延命治療の有無、財産関係、遺言の有無のことなども。
必要最小限にとどめておくことが重要ですが、それだと使い物にならないので両天秤に掛かる必要があります。
マイナンバーカード連携
さて、亡くなったときにマイナンバーカードと連携した場合はどうなのか?
実は2024年6月時点では存在していない。
だが、連動に向けて開発している会社がある。
株式会社そうそう https://sousou-official.com である。
今回のフューネラルビジネスフェア2024にて出展していました。
すでにここの会社のエンディングノートサービスは都内互助会の大手であるメモリード社と提携して、互助会会員にエンディングノートIDを提供している。
エンディングノートとの連携が難しいのは認証システムと信頼性である。
マイナンバーカードは非常にセンシティブな内容なので(アメリカの社会保険番号のSocial Security 番号の二の舞いをくらいたいくない)、認証システムが複雑且つ審査に時間がかかる。
マインなんばー連動することで死亡届が出された時点で、法務省に除籍手続きが自動的に発生されます。
今のところ、年金、e-Tax、健康保険証、障害者手帳などがあります。
国が定めた厳しい審査と認証局のもとでIDと連携をする予定です。
まとめ
エンディングノートは、自分の意思を家族や友人に伝えるための重要なツールです。
デジタル化することで、アクセスの容易さや更新のしやすさといった多くの利点がありますが、セキュリティやプライバシーの懸念も伴います。
現時点ではマイナンバーカードとの連携は実現していませんが、今後の展開に期待が寄せられています。利用者は、自分のニーズやセキュリティ要件に合わせて、適切な形態のエンディングノートを選択することが重要です。
ご相談はこちらまで:
© 有限会社 ワイ・イー・ワイ 代表取締役 和田裕助
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