世の中に生分解するものはたくさんあります。
まさか収骨容器もナンてのも知っている人は日本ではあまりおりません。
私がM社でプリンタ・コピー機を30年前に開発していたころ、当時からこれらが乗っかるパレットとかも生分解しないといけない法律があり、会社では、それは製造コストに上乗せするのか、それとも営業部が持つのかなど議論したことがあります。
私は開発側だったので、「あ〜、そんなのカンケーね〜!」で逃げましたけど(笑)

バイオプラスチックでできた収骨容器です
なぜこういうのが必要かというと、日本とは異なって、海や山に散骨するだけではなく、池や湖にもポッチャン♪してOKなところがあるからです。
アメリカでもLiving Urn社があり、生分解する素材で作られているものがあります。
このように、これは竹でできています。

巻物でも入っているのか?と思うような形ですけど、実は今、日本の納骨堂でもこのようなデザインのものが出てきています。
このような収骨容器に入れる場合は遺灰にする必要があります。
ここのLiving Urn社のは、黒い取っ手(ラベルが掛かっているところ)を抜いてシェイクしながら撒くようにできています。
山椒の入れ物のデカいヤツだと想像してください。
納骨堂で新しい仕組みを提供している会社があります。
ここでも前に紹介して、有限会社アシュオンさんの製品です。

このように筒になったものや、長方形でワインセラーに似た「棚」に入れて管理できます。
考案したのが田中英樹社長で、伊勢で「いのりのしんじゅ」というブランドで亡くなった方の遺骨を利用して真珠を養殖をしています。

ちなみに、イギリスでは公共の場であればほぼどこでも撒けることが許されておりますのと、自然葬まで許可されているところがあり、生分解可能な棺にご遺体を入れて埋葬することまでできます。
さて、これだけ多様性が進んでいる中で、まだ日本はそこまで達していないのも事実です。
そして、多くの方々が理解されていないのが「火葬」は必須ではないのです。
もちろん、火葬率は99.97%で世界トップの火葬率の世界で、日本に追いつける国はお隣の韓国が約90%です。
次に英国が約80%です。
日本で火葬をしないところは、離島で火葬場がなく、ご遺体の移動が困難なところと宗教的に許されない人たちだけです。
もちろん法定伝染病で亡くなったら、衛生面のために有無言わずに火葬になるかと思います。
この場合、エンバーミングもダメだろうと思います。
では、土葬の場合はどうするのか。
日本では土葬が可能なところは8箇所ありまして、唯一モメていないのが横浜外人墓地くらいなところかも。
実際、カトリックやユダヤ教の方々も土葬を好む人達もおりますがイスラム教徒ほど頑なに火葬禁止おtいう人達はいません。
火葬できなければどうするのか?
もちろん土葬ですが、どこへ?
場所がなければ、海外へ行ってもらうしかないのですが、軽く費用が200万くらいかかります。
その費用はエンバーミング代、輸送費(空輸)と国内搬送代、更に衛生管理、その他超頑丈な棺と棺ケースです。
そして手続き代も必要です。
実際、このような収骨容器に収めるには、火葬して粉骨する必要があります。
確か海洋散骨の協会で取り決めた遺骨のサイズが2mm以下にすることで環境負担というよりも、遺骨遺棄と間違われないようにするためもあります。
実際、しゃれこうべがそのままプカプカ海に浮かんでいたら大騒ぎしますからね。
今月末の8月28日と29日にはエンディング産業展が東京ビッグサイト南展示棟で開催されます。
入場無料ですが、登録制です。
葬儀業界もこれから大きな変化が伴います。
このエンディング産業展は昨年から東京博善が運営しております。
東京の火葬場の7割近くのシェアを持つ東京博善の親会社の廣済堂は、麻生グループから株を買い取った中国資本が23%保有しています。これにより、火葬料の大幅な値上げをしてきたのと、葬儀にまで手を出してきました。
今までは紳士協定で火葬場の運営会社である東京博善は葬儀施行まで手を伸ばしてきましたのと、おカネの管理まで行うワンストップショッピング出来る仕組みまで作り上げてきました。
葬儀は日本の紳士協定文化だけでは済まされません。
ぜひ注目してください。
私は色々な人たちのコンサルティングをしているのと、ツアコンをやっておりますので、両日参加しており、終日おります。
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