Podcast Season 5 Episode #200
今日は:2024年 10月 8日です
今回で第200回目です。
そしてタイトルを少し変えました
過去三回にわたり、高齢者が増えているというポッドキャストを作りました。実際、高齢者対策は始まったばかりです。
本当は2005年に、65歳以上が20%を超えた段階で政府は対策を考えて、2010年に人口ピークを迎えるもっと前に対策を取るべきだったでしょう。
その中で葬儀屋さんは死亡者数が今年で160万人を超えるだろうという推測で、更に今後10年はそれが持続するだろうという見通しで、葬儀式場を昨年だけで300棟以上も建てました。

実際、お葬式の数は増えて、式場も増えているけど、葬儀社が人手不足で対応できずお葬式難民が増えるのも事実です。
そして、葬儀屋さんがマーケティングできる方法は、老後の予算をどうするかと危機感を煽ること以外できないのも事実です。
しかし、そればかりをやると社会的に炎上するので、やはり世間の様子を見たり、人との対話が必要です。
その対話をどうするのかを考えたいです。
今日のお話は:AIを利用した対話。
さて、どの時代でもコミュニケーションは必要です。
お葬式の打ち合わせをするとき、葬儀屋さんは遺族との対話、遺族はほかの親族との対話、それ以外にお坊さんや宗教家との対話も重要です。
お葬式は模擬練習がなかなかできません。
ほとんどの人たちがぶっつけ本番です。
中には生前葬をやってみる人もいますが、お葬式の数が1万件あって、1件あるか、それ以下だと思います。
今、年間160万人亡くなっている日本、160件の生前葬があるかは定かではありません。
もちろん、昨年トレンドリサーチ社のインターネットでの調査で、1500のサンプル数で8.5%の人たちに生前葬は興味があると回答を得たが、全体的にはマイナスのイメージが未だに強いのもわかっています。
つまり1500人の回答で91.5%の1372名がやりたくないと思っています。
これはちょっとした中堅クラスの葬儀屋さんの年間の受注件数でもあり、過去30年間お葬式を出していても、積極的に生前葬を売りに出さない限り、お客さん一人いるかどうかもわからない数字です。
そして30.7%がイメージがよくないと回答しています。
たぶんそれは、いざ本番のときに二度手間がかかるからだろう。
ここで考えたいのは、生前葬以前に家族がコミュニケーションを取っていないところにあるのだろう。だからこそ、生前葬に消極的なイメージがあり、、ここまで嫌われているのかも。こ

自分の最期は自分で選択したいという思いが今の高齢者にあります。
それは、自分たちの世話を子どもたちにしてほしくないという気持ちを代弁しているのだろうとも感じます。
では、打ち合わせの段階で、自分の代わりや補助してくれるシステムを作れないかどうかです。
実は、実験段階ではありますが、GoogleがNotebookLMというアプリを立ち上げていて、これにドキュメントを放り込むと、勝手にポッドキャストまで作ってくれるサービスもあります。
そしてきちんとまとめてくれています。
しかも入力した情報は、Google AI教育のために利用されないので、通常の自分のGoogle Documentのメモ帳として扱うことも出来ます。

まだチャット機能が充実していないのと、別に作ったノートと連携していないし、外部接続APIもなく、しかも音声出力は英語だということで、内容は自分以外活用できない状態です。
つまり、限られた人たちへも公開することもできません。
これができたら、確実に自分の知識をAIに入れて家族が活用できるはずです。
ハードルは高いけど、今からでもさんにこれを使ってほしいと思います。
今、AI(この場合、ChatGPTみたいなLLM「大規模言語モデル」)を活用して、自分の知識や意思をどこかへ保管するところは、現在存在しません。
さらにLLMではパーソナライズ化の難しさがあり、LLMは大量のデータで学習された汎用モデルでもあるので、特定の個人の知識や意思を正確に反映することが難しいのです。
言うまでもなくプライバシーの問題もありますが、これを時前のサーバで立ち上げた場合はどうなのかということです。
そういう意味ではローカルでChatGPTみたいなLLMを走らせたりすることは技術的には可能ですが、環境的にかなりパワーがあるマシンが必要となり、理想的ではありません。
しかも優秀なコンピュータエンジニアがそれを管理する必要がでてきます。
実際、私も約5年くらい前にクリスタルメソッド社でオンプレミス環境のLLMでDeep AI環境の販売に従事していましたが、認知度が低く、なかなか当時から起動に乗らなかったです。
今では、ChatGPTが普及したからチャンスだろうと。

現在、色々なところで、パーソナライズドAIアシスタントの開発が進んでいます。
デジタル・レガシーの観点で、個人のSNSの投稿などをベースに、その人物の人格を模倣するAIも研究されています。
次に、今、デジタル・エンディングノートの普及もあり、これがマイナンバーカードと連携し、亡くなったときに無効化されるので、そのエンディングノートで指定した人たちへ通知する仕組みを作れます。
実際、最終的にはLLMベースのエージェントが必要であり、ファインチューニングがカギを握るだろうと私は思っています。
更に、今後の展望としてはよりファインチューニングされることで、ブロックチェーンを活用し内容が他人により改ざんされていないかのチェックシステムも必要になってくるでしょう。
倫理的・法的なフレームワークは、今のところプライベートとしての活用になり、亡くなった故人の意思の伝達なのでまだ厳しいことをいう必要はないでしょうが、プライバシーを守れる仕組みは必要です。
ここまで説明したところで、普通にAIを使った終活はできないかを考えてみたいです。
そこでコミュニケーションが成り立つかどうか。
前述のAIエージェントで処理するしかないだろうと。
でもAIには人間の複雑な感情を読み取るのが難しいです。
ある程度、声のトーンで読み取れるというけど、今でも私は否定的です。
終活で必要なのは「相談相手」だろうと。
終活カウンセラーとかいるけど、この人たちのほとんどがお葬式に関して知識を持っていないのも問題であります。
もちろん葬儀屋さんでカウンセラー資格を取得している人もいますけど。

終活で必要なのは、財産目録をどうするかも考慮しないといけないので、これを一般的なLLMに教えるのは非常に良くないと思います。
もちろんAIだと24時間対応で活用できるし、AIだから客観性があり、人間より適切な回答を得ることもできます。
だが、人間の場合はノンバーバルコミュニケーションを察知します。
とくに日本人は空気を読むことがとても他の国の人たちより得意です。
結果的に対人間の場合、信頼関係の構築が必要です。
しかも構築するまで時間がかかるのも問題です。
その場合、AI相手なら割り切って話せることもあります。
終活というのは、一人でやるとものすごく精神的に負担が大きいことを感じます。どこからはじめたら良いのかも迷います。
どれだけの人がエンディングノートを書くのを断念したか。
だからこそ、家族とは別で、できれば専門家といっしょに一緒に作り上げていくことが大切かと思います。
そこでどこから手を付けていいか悩んだときにAIの補助を使う形でいいかと思います。
この場合、AIによるサポートは、どこから手を付けていいのか相談とかです。
このような指示で聞いてみてはいかがでしょうか?
あなたは日本のお葬式と日本の葬送文化にも詳しい終活カウンセリングの専門家です。まずこのようにペルソナを与えます。
知人で終活をしたい人がいます。
どのようなお手伝いをしてくれるのでしょうか?
そして、終活はどこからはじめたら良いのでしょうか?
捨てるものもたくさんあったりしますが、なかなか捨てられないそうです。
お手伝いください。
大切なことは寄り添ってもらえる人が身近にいることです。
ものを捨てることもポイントではあるが、大切なものは失ってはらならないです。
気持ちの整理、残された将来のことを考えることが重要です。
途中で自分が築き上げてきたことを否定する気持ちも出てきます。
そんなときこそ、ChatGPTやGoogle Geminiなどに聞いてみるといいでしょう。
捨てることが非常に難しいこともあります。
無理に捨てることもありません。
気晴らしに自分の最高の遺影写真を作ってみるところからはじめてみませんか?
今日のお話は以上です。
ご清聴ありがとうございました。
また来週。
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