AIエージェント活用術:葬儀ビジネスの課題解決と顧客評価の真実

近年、AIエージェントの進化は目覚ましく、これまで人手に頼っていた複雑な業務や調査も自動化できるようになりました。

特に、中国のDeep Seek R1の登場以降、各社のDeep ResearchやCANVAS機能は飛躍的に発展し、資料作成における調査や要約は、Deep Researchだけでもかなりの部分をカバーできるようになっています。

しかし、このDeep Researchも万能ではありません。
時には誤った情報を提供することもあり、私自身もいくつかの間違いを発見しました。

なぜこのような間違いが起こるのでしょうか?

一説には賢すぎるからとも言われますが、根本的には「出力をする」という命令があるため、何らかの回答を導き出そうと推論し、それが誤った情報に基づく場合があるからです。
世間の認識と事実が異なることも少なくないため、この「推論」が誤った方向へ導かれる可能性も忘れてはなりません。

こんにちは、今のところ、日本でたった一人の葬儀・葬送ビジネス及びマーケティング ポッドキャスター 有限会社ワイイーワイの和田でございます。
死に方改革® 研究者 及び 旅のデザイナー® 、あの世への旅です。

今日のお話は:GENSPARKなどのAIのエージェントを活用していこう!

AIには得手不得手がある。
これは毎回セミナーでお伝えしています。
大切なことは、AIだけに頼らないことと、AIの出した回答を鵜呑みにしないことだ。
しかし、ある程度、信用してもいいものもあることを忘れてはならない。
なぜ常に100%の信用を置けないのか。
信頼はそのデータを取ってきた場所はいいとして、信用はそのデータが最新版かの状況である。

ここまでエージェントのことを話をしましたが、具体的にエージェントって何か?

自律的に動くAIのことを意味します。
普通のプログラムの場合、人間が箸の上げ下ろしまで指示します。
つまり「これをやりなさい」という命令を出します。
エージェントの場合は「目的やゴール」を伝えるだけでAIがネット上のシステムを活用して作業を自動的に実行します。

つまり、ゴールまでの道のりはAIが自分で考えて作業を自動的に実行します。これこそ、アラン・ケイさんが1972年に提唱した「ダイナブック」です。私が今年の1月5日に発行したメルマガでご紹介しました。
1989年に東芝がダイナブックを発表したとき、アラン・ケイさんに「志が低い」と揶揄されました。

まさしく、スケジュール、メール、情報検索処理、ワークフローの提供や高度な自動意思決定、そしてアプリケーション間の処理をしてくれる秘書のことをいいます。

今回は、葬儀社がGensparkを使って、海外事例を見ながら立ち上げる仕組みを考えてもらいました。
途中、GENSPARKは葬儀社に非弁行為を提案したので、それは「違法」だと伝えることで方向修正をしたりしました。

更に一般的に詳細が公開されていないブロックチェーンを用いた電子実印プラットフォームまで提案してきました。

つまり、今のAIとやり取りをする場合、GENSPARKであろうが、さまざまな軌道修正が必要で、一個ずつプロセスを見る必要があります。


次に、心配なのが口コミ評価です。
ありきたりのフォーマットで運営しています。

葬儀社として、お客様の本音を伺いたいと思います。
Google評価は誰でも書き込むことができるという非常に大きな問題があるのは知られています。
今回のジャングリア沖縄が大炎上しています。
その低評価のみが消されていくのが。
しかし、これは本当の評価なのか、大量に作られたニセアカウントでAIを活用した嫌がらせにも捉えられる。
GoogleはAIをもってその評価を消しているようにも見えます。
どの道、評価はあまり高くないというのも報告されています。
気になる人はYouTubeでジャングリアの評判を検索していただければと思います。

AIを前に考え込むビジネスマンのイラスト。AIロボットとグラフや疑問符のアイコンが背景にあり、労力をかける様子を描写している。
DALL-E3に作成

葬儀屋さんは口コミが命です。
ジャングリアみたいに全世界がお客さまになるようなことはなく、地域限定且つしかも「死亡者限定」というマーケットの小ささの奪い合いです。
そこでどのように自社のサービスの改善や拡張をしていくかです。

こういうのを客観的に評価ができる仕組みがすでにAIアプリが存在します。チャットボットではなく、チャットを使ったコミュニケーションシステムで構築していくことで、お客様の本音を伺うことができます。

今日のお話は本当は先週に放送する予定でしたが、先週はお休みさせていただきました。そのかわりにYouTube動画を配信いたしましたので、ぜひそちらもご参考になさってください。
YouTubeのアカウント名も同じく @jFuneral です。


さて、最後に

このポッドキャストをお聞きの方々ならおわかりだと思いますが、葬儀業界の単価が下がりすぎて市場が崩壊しています。
今、お葬式の価格が値崩れを起こした上にブローカーから3割、4割の搾取があり、採算が合わない時代です。
私は、この現象は業界の悪習から生じた、身から出た錆だと思っています。
葬儀業界で起きている昔からのトラブルが未だに国民生活センターや消費者庁に報告されています。
だが、もう一つ必要なのは一般消費者もお葬式についてもっと学んでいただくことです。
人が人を弔うことはとても重要です。
これをお伝えするために、再度現役の葬儀社の社長として復活する決意をしました。葬儀社だからこそ皆さんにお伝えすることができることがあります。

更に日本経済では、社会的に皆さんが矛盾を感じるのが、株価が上がっていても、円安のおかげでさまざまな生活必需品のコストが上がっていながら、そのコストアップに対して、給料に反映されていないことです。
エネルギーや多くの食品、生活必需品を輸入に頼る今の日本は円安のために持続性がない社会になっています。
99.7%が中小零細企業の日本だからこそ、この影響がより強く現れてしまい、労働分配率が下がっている会社が多いです。

次に多死社会ということで異業種が多く一攫千金を狙い、葬儀業界に参入し、競争が激化しているなか、葬儀業界の単価は下がり、顧客からの要求も増えています。
ブレイクスルーはどこにあるのか?

AI活用を絡めたDX化です。
DX化とデジタル化は最終的な落とし所が異なります。
AI活用をしたDX化は戦略です。
戦略は考えに一貫性があり、実行可能でなければなりません。
そして更に、理論的であることが重要で、「なぜ」という問いに答える必要があります。

たとえばGoogle NotebookLMを活用して社内に散らばっている情報を整理整頓し情報の統一化を図ることなどもできます。

当社は各々の会社の要素を作るお手伝いをしておりますのでぜひお声がけください。
LINE公式認証アカウントは @jFUNERAL です。


今回のお話のまとめとしては:

  • AIエージェントの進歩と課題: Deep ResearchやCANVAS機能の発展により、AIが調査やまとめ作業を自動化できるようになった一方で、誤った情報を出力する可能性も指摘しました。
    AIは目的やゴールを伝えるだけで自律的に作業を実行する「ダイナブック」の概念に近い存在ですが、軌道修正が必要な場合もあります。
  • 葬儀ビジネスにおけるAI活用:
    • GENSPARKの活用: 葬儀社がGENSPARKを使って海外事例を参考に仕組みを構築しようとしたが、違法行為の提案があったため修正が必要であったこと、また、不明瞭なブロックチェーンを用いた電子実印プラットフォームまで提案され、困惑しました。
    • 顧客評価と口コミ: 葬儀業界において口コミ評価は非常に重要ですが、Google評価の信頼性には問題があり、ジャングリア沖縄の事例のように、もしかしたら偽アカウントによる嫌がらせや評価の操作の可能性が示唆しました。
  • 顧客の本音を伺う仕組み: 葬儀社がサービスの改善・拡張のために、お客様の本音を客観的に評価できるAIアプリやチャットを使ったコミュニケーションシステムが有効であり、現在、そこの開発会社とやり取りしています。

今回もこの情報が一人でも多くの方がご理解していただけることを願っています。
ではまた次回をお楽しみください。
今回もご清聴ありがとうございました。
以上です。


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